2020年10月24日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「なぜ給食で揚げパンが出たのか?」
大田区の嶺町小学校で揚げパンは誕生した。
昭和27年の冬、流行性の風邪が流行り、
給食室には大量のコッペパンが残っていた。
学校を休んだ子にコッペパンを届けていたが、
当時のパンは時間が経つと硬くなってしまい、
おいしくなかった。油で揚げて、砂糖をかけ、
わら半紙に包んで届けたところ、評判になり、
揚げパンは正式な給食のメニューとなった。


「1馬力ってなに?」
75kgを1秒で1mの高さに持ち上げる力である。
馬一頭分ということではない。ジェームズ・ワットが
馬の力で蒸気機関の力を表そうと単位を決めた。
馬が75kgを持ち上げて、その力を1馬力とした。


「絶対に食べてはいけない危険な毒キノコ」
コレラタケは、毒成分はアマトキシン類で食べると
嘔吐、腹痛を引き起こす。コレラと症状が似ている。
カエンタケは、毒成分はトリコテセン類で、触ると
炎のような痛みをともない、炎症を引き起こす。
ドクツルタケは、食べてしまったら、肝臓、腎臓を
徹底的に痛め、治療しても治らず、死に至る。


「座っていても疲れるのはなぜ?」
運動の刺激によって起こるのは、筋肉疲労である。
それに対して、頭を使っていて、起こる疲労感は、
疲れているのは脳であり、脳の中心の自律神経が
大量の血液を必要として、血中の酸素を消費して、
活性酸素を発生させる。活性酸素が細胞に入ると
本来の機能が果たせなくなって、細胞の酸化であり、
細胞がさびるという。疲れているという警報を出し、
脳はこれ以上の働きをさせないように信号を出す。
疲労をとるのには、質のよい睡眠をとるしかない。
さび付きにくくするのには、日本茶を飲むのがよく、
神経を落ち着かせるテアニンの成分が含まれる。
イミダゾールペプチドが含まれる鶏のムネ肉もよい。
38度のぬるま湯に脇下までつかるのも効果的。

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2020年10月23日 (金)

キース・ジャレット 66

1998年のキース・ジャレットを聞いている。
ECMのAfter the Fallでニューアークでのライブ録音。
I: The Masquerade Is Over, Scrapple From The Apple,
Old Folks, Autumn Leaves
II: Bouncin' With Bud, Doxy, I'll See You Again,
Late Lament, One for Majid,
Santa Claus Is Coming To Town,
Moment's Notice, When I Fall In Love
1998年11月14日にパフォーミング・アーツ・センター。
ゲイリー・ピーコックとジャック・ディジョネットとのトリオ。
キース・ジャレットの二年間の休養からの復帰の公演で
1998年秋のライブである。この状況は現在に似ており、
2016年のライブはCDになっているが、その後の話を
聞かなくなってしまった。それがついにキースの近況が
発表されたのである。2018年に脳卒中を患い、左手に
麻痺が残ってしまったという。1998年と現在の違いは、
キース・ジャレットが公の場で演奏することは二度とない。
どんなに回復したとしてもできることはカップを握ること、
それくらいだと本人が伝えたという。1998年の演奏は、
最初のうちは力が抜けている印象で、何か以前と違い、
極度に研ぎ澄まされている感覚はなくなって、すると
普通のジャズが流れるのだけど、しかしこのライブは
先に進んでいくにつれ、キース・ジャレットがしだいに
自分を取り戻していく姿に感動する。重要な記録だ。

ECM 2590/91 671 6506

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2020年10月22日 (木)

フランソワ・ルネ・デュシャーブル 2

フランソワ・ルネ・デュシャーブルでショパンを聞く。
12の練習曲 作品10
12の練習曲 作品25
1980年7月にパリのギメ東洋美術館で収録。
力業ではなく、丁寧に細やかな表情を大切にして、
ショパンの練習曲集でもこういう演奏は好きである。
技巧的な要素よりも音楽を尊重して、味わい深く、
じっくりと歌い込まれている。技術の安定感もだが、
力が抜けており、ピアノの音色も多彩に引き出され、
これは感動的だ。楽器はベーゼンドルファーである。
その辺も独特な仕上がりを生み出して、何ともいい。
テクニックは背景に留めて、旋律を前面に押し出す。
フランスのピアニストの才能の煌めきって最高だ。

ERATO 0190295974961

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2020年10月21日 (水)

ダニエル・バレンボイム 45

ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンで
ブラームスの交響曲 第1番 ハ短調 作品68
2017年10月にベルリンのピエール・ブーレーズ・ザール。
思った以上に穏やかな響きで深刻さよりも前向きである。
ピエール・ブーレーズ・ザールの音もあるかもしれないが、
明るい音色で滑らかに柔らかさがあって、耳にも優しい。
バレンボイムはこの上なく想いを込めて表現している。
ブラームスの厳粛な響きより音楽への愛情が優った。
細やかなところまで丁寧に豊かに描き込まれているが、
そこには少しの力みもなくて、どこまでも自然体である。
バレンボイムのブラームスはシカゴでの全集があって、
そちらはもっと力強く、引き締まっていたと思うのだが、
それから30年近く経つけれど、その印象もあるので、
このブラームスの安らぎというのは、少し驚きであった。
しかし現在のバレンボイムはさらに進化して、偉大で
ますます素晴らしい。新境地が示されている気がする。

DG 00289 483 5251

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2020年10月20日 (火)

コヴェントガーデン王立歌劇場

ゲオルグ・ショルティ指揮コヴェントガーデン王立歌劇場で
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」第2幕を聞いている。
1962年2月19日にコヴェントガーデン王立歌劇場で収録。
モノラル録音ながら慣れてくるとショルティの音は明解で
実に気持ちがいい。1960年代なので、聞きやすい方だ。
当時の歌手たちは重厚な歌声の印象があって、それも
耳に心地よい。ドン・ジョヴァンニはチェーザレ・シエピ、
レポレッロがジェレイント・エヴァンズ、この時代の歌手は
さすがに知らないが、ツェルリーナでミレッラ・フレーニが
出演している。婚礼の場面での新婦の村娘の役である。
チェーザレ・シエピを調べてみるとフルトヴェングラーの
「ドン・ジョヴァンニ」にも出演して、当たり役であったのか。
ジェレイント・エヴァンズもフィガロやファルスタッフを歌い、
覚えておかなくてはいけない。モーツァルトの清々しさと
後半に進んで、騎士長の亡霊の場面での深い響きで
ショルティは荘厳な中に迫力を引き出しているのであり、
この対比はやはりしっかりと際立たせ、感動的である。

OPUS ARTE OA CD9024D

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2020年10月19日 (月)

コヴェントガーデン王立歌劇場

ゲオルグ・ショルティ指揮コヴェントガーデン王立歌劇場で
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」第1幕を聞いている。
1962年2月19日にコヴェントガーデン王立歌劇場で収録。
クーベリックの後、1961年に音楽監督に就任したのが、
ショルティであり、1971年までの10年間、務めていたが、
この「ドン・ジョヴァンニ」はその最初のシーズンであろうか。
モノラル録音で音があまりよくないので、細かいところは、
よくわからないのだが、ショルティはキビキビとした表情で
明瞭な音楽を聞かせているであろうという、想像はできる。
ハッキリといえるのは、力強い表現でその統率力によって、
音楽が舞台と歌手を引っ張っているとそれは確実である。
現在のような古楽志向、原典志向は存在しない時代で、
ショルティは明確な主張と強烈な個性を発揮している。
ずっと後の演奏にも通じるのであり、全く古さを感じない。

OPUS ARTE OA CD9024D

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2020年10月18日 (日)

アレクシス・ワイセンベルク 8

アレクシス・ワイセンベルクのショパンを聞いている。
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35「葬送」
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
1975年9,10月と1976年4月にサル・ワグラム、
幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
1967年10月9日にパリのサル・ワグラムで収録。
昔のCDを出して、ワイセンベルクのショパンだが、
「葬送」が1970年代半ばにしては、音が硬すぎる。
リマスターされた再発盤ならば改善されているのか?
しかし演奏は圧倒的に素晴らしい。黒光りする音で
恐るべき強靭な表現法で力強く突き進んでいくが、
それが実に美しいのである。甘美な味わいはなく、
引き締まって、どこにも隙のない硬質なショパンだ。
第3番の方が音に艶があり、色彩も魅力的である。
終楽章での驚異的な技巧を活かした鮮やかな動き、
上に下に駆け巡る指回りの速さは、奇跡的である。
幻想ポロネーズはやはりモノトーンな仕上がりで
共通して、硬質な響きが美しい独特なショパンだ。

EMI CDM 7 63158 2

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2020年10月17日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「猫舌の人がいるのはなぜ?」
口の中に入れたときに味を感じるのと同時に
舌で温度を感じている。主に舌の先端で感じる。
舌の先を熱いものに付けないようにすれば、
熱さを感じない。舌を奥に引っ込めて食べる。


「妻の呼び方がいろいろあるのはなぜ?」
妻、嫁、女房、奧さん、カミさん、家内など。
正しいのは、一番古い呼び名の「妻」である。
嫁は鎌倉時代からで、自分の息子の妻であり、
親が嫁と呼ぶ。良い女(よいめ)が嫁となった。
女房は平安時代からで、身分の高い人が、
使用人の女性を女房と呼んだ。使用人のこと。
室町時代には、妻は屋敷の奧の方に住まわせ、
奥方と呼んだ。本来は使用人が奥さんと呼ぶ。
自分よりも目上の人を上様(かみさま)といい、
上様がカミさんとなって呼ばれるようになった。
明治時代になると、男は外で働くようになり、
専業主婦で家の中にいる人を家内と呼んだ。


「シャツのボタンはなぜ男女で向きが違う?」
シャツのボタンは、男性は右側に付いており、
女性は逆に左側に付いている。男性は自分で
着やすく、女性は人に着せてもらう作りである。
多くの人が右利きで、男性は自分で留めやすい
右側にボタンが付いており、19世紀の中頃、
裕福な女性は華麗なドレスを着て、使用人に
着せてもらうのが主流であった。そのために
服を着せやすい左側にボタンが付いている。

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2020年10月16日 (金)

キース・ジャレット 65

1998年のキース・ジャレットを聞いている。
ECMのThe Melody at Night, with Youで
I Loves You Porgy, I Got It Bad and That Ain't Good,
Don't Ever Leave Me, Someone to Watch Over Me,
My Wild Irish Rose, Blame It on My Youth – Meditation,
Something to Remember You By, Be My Love,
Shenandoah, I'm Through with Love
1996年秋のイタリア・ツアー以降、活動を休止していた
キース・ジャレットが、1998年末に復活する、その前に
自宅のスタジオで収録されたソロ・アルバムである。
ガーシュインやデューク・エリントンのスタンダード曲が
演奏されている。キース・ジャレットの再起の記録であり、
復活して、本格的活動を再開する前のリハビリであり、
リラックスした状態でその安らぎの時間が録音の中に
残されている。自分を取り戻していく過程の記録である。
絶頂期の緊張感は存在しないが、キース・ジャレットの
穏やかな時間の流れに我々もまた心癒されるのである。

CDR984

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2020年10月15日 (木)

タカーチ四重奏団 3

タカーチ四重奏団でブラームスを聞いていきたい。
弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調 作品51-1
弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品51-2
1988年11月にロンドンのチャーチ・スタジオで収録。
DACCAでのタカーチ四重奏団の初期の録音であり、
比較的穏やかな音の印象だが、しかしその中でも
音色の使い分けが絶妙であり、基本は見通しよくて、
美しい響きだが、この頃から明瞭で立体的な音楽が
表れはじめている。シャープな感覚もあるのだが、
ブラームスのロマンティックな側面を情緒豊かに
表現して、音楽が心に染みて、実に感動的である。
いつの間にか30年以上昔の録音となるのだけど、
近年の名演もいいのだが、この時代も素晴らしい。

DECCA 475 6525

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