2009年11月 9日 (月)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「神々の黄昏」序幕の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から楽劇「神々の黄昏」。
今日は序幕と第1幕の前半で第1場まで。
クリスティアン・ティーレマンの指揮
タンクレッド・ドルストの演出による8月2日の上演。
こういう書き方はあまりティーレマンにはしないのだが
細部にまで繊細な表現が冴えわたり、
輝きに満ちた響きは圧倒的!とにかく完璧である。
音楽の全体像や聞かせ方は実に骨太だが、
研き抜かれた表現と重厚な響きとが
絶妙な一体感をなしている。
ほとんど奇蹟的である。これ以上の何を望もう?

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画像は序幕の前半で3人のノルンが、
運命の黄金の綱を編んでいる。
しかし綱はもつれ、ついには切れてしまう。
ジモーネ・シュレーダー、マルティーナ・ディーケ、
エディット・ハラーの3人で下には骸骨が並んでいる?
モノトーンな衣装と照明の効果が素晴らしい。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年11月 8日 (日)

歌武蔵・市馬・白酒・雲助

TBS落語研究会で放送された四席をDVD-Rに保存。
以前から録りためてあった二席と最近放送の二席。
歌武蔵さんの「風呂敷」と市馬師匠の「粗忽の使者」。
この二席が先月末に放送されたもので、さらには…
白酒さんの「今戸の狐」、雲助師匠の「宿屋の富」。
歌武蔵さんの「風呂敷」を聞くと基本はいつもと全く同じで
しかし存在感が違って…独特の世界が広がって、面白い。
私は「風呂敷」という噺が大好きで、脱出のマジックである。
そして市馬師匠の「粗忽の使者」も素晴らしい。
考えてみるとこの噺も私は大好きで、とにかく爆笑噺。
市馬師匠の朗らかな雰囲気でこののんびりとした噺を聞いていると
いつの間にか幸せな気分になってきて、いいなあ~
粗忽のやり取りが面白さだが、職人とお侍の関係が滑稽!
白酒さんには「待ってました!」の声がかかって「今戸の狐」。
題名はたまに見かけるが、比較的珍しいのではないか!
白酒さんがまじめにきちっと古典をやっているけれど、
もちろん面白くって、楽しくって、魅力があふれ出るようで。
聞き違いにはじまって、言葉のいい違い、地味だけどいい噺かも。
トリは雲助師匠の「宿屋の富」でいうまでもなく素晴らしい。
本当に味わい深く…もちろん楽しくって、心地いい雰囲気。
今も昔も…宝くじや富くじは永遠の憧れ!
当ったら何に使う?という…買わないと当たらない…

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2009年11月 7日 (土)

黒門亭でさん若・志ん輔・正雀

今日は第1部が志ん輔師匠で第2部が正雀師匠という
絶対に混むだろう…ということはわかっていたのだけど
いつもより早めに出たのだが、もう30分早く出ないといけなかった。
完全に目測を誤って、大失態!
途中早く着いた知人がメールで知らせてくれて、
こちらはまだ川崎…新橋…神田…着かないよ!
もう通しはダメだな…とすると正雀師匠は聞けない…
テンション下がりまくり。やはり行列ができていた。
志ん輔師匠が大好きなので何とか「芝浜」を聞くぞ!と最後の望み。
番頭の金八さんが整理券をくれて、「23」。
今日はきっちり11時半に開場で、ドキドキ。
何とか通し券を買えた。私で最後。10人目。ギリギリで復活!
朝からとんでもなく疲れた。一喜一憂は堪えるよ…

第1部
柳家緑君:道灌
三遊亭小歌:狂歌家主
柳家さん若:粗忽長屋
古今亭菊輔:蛙茶番
古今亭志ん輔:芝浜


先週に続いて今日の前座さんも緑君さん。
第1部は「道灌」で第2部は「狸鯉」。
やっぱりネタ数が多そうで!よく前座さんは
「狸札」が多いけど、今日は「鯉」である。がんばって!
次の仕事の関係で小歌師匠が先に上がって、
「芝浜」の大晦日にちなんでネタは「狂歌家主」。
題名は知っていたけど、はじめて聞いた。
じわっと静かに語り聞かせていく印象だが、
そこに大晦日の追い詰められた空気が感じられて。
続いて、さん若さんはお馴染み「粗忽長屋」。
面白かった。キャラ作りが上手いって、私は思うのだけど。
少しだけ大袈裟になっているところにさん若さんの魅力がつまって。
今日は小歌師匠と菊輔師匠をはじめて聞く。「蛙茶番」が来た!
何度聞いても楽しい。シンプルにまとまっているようだけど面白いのだ。
仲入りの後、いよいよ志ん輔師匠の「芝浜」。感動した。
私は本当に志ん輔師匠が大好きで…とにかく夢中になった。
今年聞いたすべての落語の中でも一番!というぐらいに感動。
ご存じの通り「芝浜」はいい噺で…それにしても心にしみる。
志ん輔師匠のような情景が目の前に広がる噺家さんで
「芝浜」のような噺を聞かせていただくと、
その情景の中に引き込まれるし、深く深くはまってしまう。
おかみさんが涙流しながら三年前の嘘を告白する場面で
とにかくその想いが聞いているこちらにも移ってしまって、感無量。

第2部 「正雀長講」
柳家緑君:狸鯉
林家彦丸:権助提灯
林家正雀:梅若礼三郎


第2部は緑君さんの後、彦丸さんで「権助提灯」。
今日は一気に冬の噺が大集合でなんだか季節を感じる。
彦丸さんの落語はきれいなので、権助はさせたくないな…という。
もちろんすごく上手くって、魅力的だけど…ずいぶん色男の権助。
トリは正雀師匠の「梅若礼三郎」である。もちろんはじめて。
題名もよく知らない…なかなか貴重なチャンスなのではないかと!
圓朝作とされているが、それ以前にも記録があるとの見解もあり、
しかし圓朝師匠が高座にかけていたというのは事実だそうで。
というのが、彦六の正蔵師匠のお言葉だそうである。
地味な人情噺であり、珍しいというのには、やはり原因がある。
噺の内容はあんまり面白くない…オチがスッキリしない…
いろいろありそうだが、しかしだからといって、
こういう噺を正雀師匠が取り上げてくださると素晴らしいのである。
ある意味…ちょっと変わった噺の方が、それをどう聞かせるのか?
正雀師匠ならば、どういう仕上がりになって、
我々に魅力的な時間を与えてくださるのか?
その辺を求めてしまっているのであり…
今日は「梅若礼三郎」が聞けてよかった。これは財産。

20091107

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2009年11月 6日 (金)

深夜便 落語100選から

今年4月からはじまった「ラジオ深夜便 落語100選」
毎月最終週の火曜、水曜の深夜に放送されているが、
録りためた五席を今日はCD化して聞いている。

柳家喬太郎:松竹梅
桂平治:位牌屋
春風亭正朝:目黒のさんま
桂南なん:壺算
柳家さん喬:短命


芸協の噺家さんはあんまり知らないのだが、
こうして録音で聞いていると平治師匠が気になる。
というのは「位牌屋」が面白くて、定吉のはじけっぷり!
そして南なん師匠は、失礼ながら全く知らなかったのだが、
冒頭の不思議な口調と噺に入るといきいきした喋りで
「壺算」の駆け引きが鮮やかに目に浮かぶようでお見事!
正朝師匠の「目黒のさんま」も最高!おいしそう。
この噺は無邪気な殿様がかわいらしいのが魅力で
その辺は正朝師匠が絶妙なキャラ作りでイメージにぴったり。
喬太郎師匠の「松竹梅」で伊勢屋さんに婚礼があったのだけど
さん喬師匠の「短命」で伊勢屋さんのお婿さんがお弔いに!
ちょっと皮肉なことになっちゃったけど、こんなオチに。
ご隠居が何で「短命」になるかを語り聞かせるところ
さん喬師匠はじわっと丁寧に説明してくれるのに…
八五郎はさっぱり…というところ、素晴らしい~

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2009年11月 5日 (木)

第1654回N響定期公演

9月のN響定期公演から
クリストファー・ホグウッドの指揮による演奏会。
前半は古典様式による近代の作品で
プロコフィエフの古典交響曲と
ストラヴィンスキーの組曲「プルチネルラ」
後半はモーツァルトのフリーメーソンのための葬送の音楽、
そしてハイドンの交響曲第104番「ロンドン」である。
2009年9月25日にNHKホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
実は「プルチネルラ」の放送中に地震発生で
途中かなり長く各地の震度の情報が流れていて、
ちょっとがっかりでDVD保存に関しては、
「プルチネルラ」は省略することにした。残念。
9月のホグウッド指揮の公演もこれで最後だが、
もう奏法がどうとか…解釈がどうとか…
そういうことは意識するまでもなく、考えるまでもなく、
圧倒的に素晴らしい演奏。プロコフィエフもいいし、
特に後半のハイドンの交響曲が何とも魅力的だ。
作品の構造に鋭く踏み込んでいっているのはもちろんだけど、
それにしても生命力あふれる…活気あるテンポ感と表情づくり。
重くするのではない、力強さと歯切れのよさ、明解さ、
この辺に関しては古楽出身の指揮者ならではの仕上がりである。

DVDR138

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2009年11月 4日 (水)

第1653回N響定期公演

9月のN響定期公演から
クリストファー・ホグウッドの指揮による演奏会。
今回はオール・メンデルスゾーン・プログラム。
序曲「フィンガルの洞窟」(ローマ稿)にはじまり、
ヴァイオリン協奏曲(初稿)。独奏はダニエル・ホープ。
そして後半は交響曲第3番「スコットランド」。
2009年9月19日にNHKホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
「フィンガルの洞窟」はホグウッドの校訂による
「ローマ稿」だそうでかなり違っていて興味深い。
そしてヴァイオリン協奏曲も「初稿」ということだが
こちらもところどころ違っている気がする。
あまり詳しくないので、はっきりとは指摘できないのだが。
この辺は原典主義なのか…ホグウッドならではであろう。
そして今回ももちろんピリオド奏法が用いられていて、
スッキリと透明感のある音色は私には大いに魅力である。
でもベートーヴェンに比べて、こちらはロマン派音楽なので
より豊かに音楽が広がりをもって聞こえてくるのは当然で
作品の様式を明確にとらえて、表現するという点ではさすが!
自らの個性の表出よりもまずは作品の存在がすべてであり、
これまでホグウッドはあまり聞いてこなかったのだが、
本当に素晴らしい指揮者で今後は注目せねばなるまい!

DVDR137

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2009年11月 3日 (火)

第1652回N響定期公演

N響の2009/2010シーズン開幕の公演。
9月の指揮はクリストファー・ホグウッド。
オール・ベートーヴェン・プログラムで
序曲「コリオラン」にはじまり、ピアノ協奏曲第4番。
独奏はクリスティアン・ベザイディンオート。
そして後半は交響曲第7番である。
2009年9月9日にサントリーホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
古楽で有名なホグウッドの指揮なので
ピリオド奏法が取り入れられていて、
スッキリと明解な響きによって、細部にまで
すべてきれいに聞こえてくるのが心地よい。
ピアノ協奏曲に登場のクリスティアン・ベザイディンオートも
古楽で活躍中の奏者だそうで、しかしここでは
通常のスタインウェイを用いて、響きは普通に近く、
しかし基本はシンプルな表現を目指しているようで
透明で美しい音色を魅力として
そこに少々の古楽的装飾が加えられている。
演奏配置はオーケストラがピアノを囲む形を採用。
やはりホグウッドの指揮が素晴らしい。
序曲「コリオラン」から目が覚めるようで
ノリントンにしてもホグウッドにしても…古楽の発想によって
モダンオーケストラから新鮮な響きを引き出しているのは
私は大好きで…何より聞いていて楽しいのである。

DVDR136

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2009年11月 2日 (月)

レナード・バーンスタイン 6

バーンスタイン指揮ウィーンフィルによるシューマンで
今日は交響曲第2番とチェロ協奏曲。
チェロ独奏はミッシャ・マイスキーである。
1985年10月29日から11月6日にかけて
ウィーン楽友協会で収録。この録音はライブではない。
どちらも繊細な表情の美しい作品で
バーンスタインの心のこもった歌が魅力である。
でも交響曲はライブ録音にしてほしかった気がする。
というのは、第3楽章などは非常に感動的で盛り上がるのだけど
一方で前半の第1楽章、第2楽章などは
精妙さもあるのだろうが、どこか淡々とこなしていく感じで
他で聞けるバーンスタインならではの燃焼が感じられない。
私はこの第2番の交響曲が大好きなので
バーンスタインならば、この仕上がりでは満足できない…って。
シューマンのチェロ協奏曲はどちらかというと
独奏ばかりが目立つ作品ではあるが、そうでもないか?
さすがにマイスキーは聞かせる。しなやかな音楽性。

DG F35G 20099

「レナード・バーンスタイン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年11月 1日 (日)

ひぐらし寄席で白酒・馬石

黒門町から日暮里に移動して、
ひぐらし寄席で隅田川馬石さんの会。
今回のゲストは白酒さん。やったね!

柳亭市也:転失気
隅田川馬石:浮世床
桃月庵白酒:松曳き
隅田川馬石:文七元結


今日の前座さんは市也さんだ。
志ん坊さんに会えなくて残念…
市也~馬石でイケメン大会だそうで
それにケチをつけたのが、白酒さん。
馬石さんは「自称サーファー」みたいに怪しいとのことで。
「馬石と仲間たち」は何とも心地いい楽しいやりとり。
さらに白酒さんは「馬石は弟弟子だと思っていたら、仲間にされていた」
(雲助)師匠に聞いてみたら、「俺も仲間らしいよ…」って
白酒さんの毒舌は快調で。順番が逆になってしまったが、
市也さんの「転失気」にはじまり、珍念がかわいくって…
あれでは女性ファンはきゅん!ってなってしまう。
馬石さんの一席目は「浮世床」の後半で夢を語っていく場面。
男女のやり取りは絶品の馬石さんなので、見事!
そして白酒さん登場!マクラもたっぷり、組織の話題に言及して、
なんと「松曳き」が来た。私の大好きな噺。うれしい。
白酒さんで聞けるなんて。これが面白い。
殿も三太夫さんもその粗忽っぷりといったら…天下一品。
はっきりいって、白酒さんの「松曳き」は最高です。
さんざん笑わせてもらって、楽しい時間を堪能して、
いよいよ仲入り後に馬石さんの「文七元結」である。
まさに人情噺をじっくり、しんみりと聞かせてもらった。
芝居仕立ての丁寧な語りで馬石さんならではだ。
佐野槌のおかみさんが長兵衛親方に説教する場面では、
じわじわと静かに心の深いところに響いてくる感じだし、
一方で…吾妻橋で文七の身投げを止めるところ、
50両の金を投げつけて、「死ぬんじゃねえぞ!」って叫び、
そして翌朝、長屋の長兵衛宅での夫婦喧嘩、
こういうところでは思い切り迫力のある大胆な芝居で
馬石さんはよく考えて、場面転換の特長づくりを工夫していると
長い噺だけど、あっという間に夢中で聞いてしまった。
「文七元結」は本当に素晴らしくって、私にとっては特別だ。

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黒門亭で文左衛門・才賀・駿菊

今日は夜、日暮里で馬石さんなので
その前に黒門亭で聞いてから行こうと思っていたのだが、
第1部に文左衛門さんが出演なので、朝から黒門町へ。
黒門亭委員会新副委員長の金八さんが緑君さんと
早くからはりきって会場の準備。
番頭を務める金八さんは何度か見ているけれど
あの働きっぷりのよさがいつも気持ちいい。

第1部 新黒門亭委員長・新副委員長が登場!
柳家緑君:饅頭恐い
柳家初花:黄金の大黒
三遊亭金八:だくだく
橘家文左衛門:千早ふる
橘家蔵之助:幇間腹


今日の前座さんは緑君さんで第1部は「饅頭恐い」。
この噺は落語の定番だけど、なぜか私はあまり出会わない。
お客が笑って、会場の温度が上がってくると
緑君さんものってくるみたいで、後半は快調に
饅頭を食べまくって、いきいきしていた。
11月1日の第1部「新黒門亭委員会披露」で
初花(しょっぱな)さんが「黄金の大黒」というおめでたい一席。
と行きたいところだけど…マクラで「メイド喫茶」ならぬ「執事喫茶」の話。
奥さんに連れて行かれたそうで、そのレポートは面白すぎ。
初花さんは結構不思議ワールドなんだけど、
私はすっかり慣れてしまったので、心地よく聞いてしまった。
シンプルにまとめて、大黒様が恵比寿様を迎えに行くサゲまで。
続いて金八さん。おめでたい後には泥棒の登場で「だくだく」。
泥棒の噺はいろいろあるけど、「だくだく」もあまり出会わない。
というのでは、ちょっと得した気分。新鮮な気持ちで聞けるから。
しかしモノがないから絵で済まそうという発想もいかにも落語的で
それを盗みに入るドジな泥棒というのも何というのどかさか。
仲入り後、文左衛門さん登場!待ってました!「千早ふる」
私がはじめて文左衛門さんを聞いたのが「千早ふる」で
それで一発で好きになったので久しぶりに聞けてうれしい。
師匠の「千早ふる」は何度聞いても最高に面白い。
ここで改めて聞いてみるとこの「千早ふる」はすごい~
「千早ふる」をここまで化けさせちゃうのも師匠のなせる業。
大関「竜田川」つながりで歌武蔵さんが登場してきて「UFJ」。
これ!これ!久しぶりに聞けて、私の中では大興奮。
今日は聞けてよかった…という、大満足。
トリは黒門亭新委員長の蔵之助師匠。
マクラで国籍不明の外国人に間違えられるとのこと…
蔵之助師匠の目が鳩山総理に似ているって、私の中では。
ということは外国人というより宇宙人!
お馴染みの「幇間腹」だけど、私が聞いたことあるのと
細かいところがいろいろ違っていて、橘家の型なのか?
こちらも新鮮に楽しく聞けた。面白い。
でも蔵之助師匠のはみ出さないできっちりなところも好き。

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第2部
柳家緑君:真田小僧
林家のん平:道具屋
桂才賀:松山鏡
古今亭駿菊:庚申待

第2部の前座さんも緑君さんで今度は「真田小僧」。
子供の定番マクラなので「桃太郎」かと思ったら、
お茶を入れるとお父つぁんの手伝いをはじめて、びっくり!
緑君さん、ネタが増えてるんじゃないのかな?
続いてのん平師匠。与太郎が登場!
お父つぁんとのやり取りではじまったので「近日息子」来ないかな!
って、期待したのだが、それは小噺で、おじさんに変わってしまい…
「道具屋」であった。でも真打ちで聞く「道具屋」もすごくよくって。
「短刀を見せい!…木刀ですから」はなかったけれど…私的には残念。
でも鉄砲が「値はいくらであるか?音はズド~ん」のサゲまで。
続いて才賀師匠。私は才賀師匠のピリ辛の雰囲気が大好きで
今日は「松山鏡」だ!田舎ののんびりした印象の中に
才賀師匠が独特の表情づくりで面白い!すごくいい!
奥さんが鏡に映っている自分の顔を見て(鏡というものを知らない)、
「こんな不細工な女!」って繰り返すところ、面白くって最高!
今日のトリは駿菊さんの「庚申待」。珍しい噺。はじめて。
場面転換が多くて、これは面白い噺かも。地味なんだけどいい噺。
旅籠に宿泊のお侍様が出てくるので、「庚申侍」と間違えそうだが、
集会のようなものを催すことを「待ち」というそうで
それで「庚申待」だそうである。という解説を
第2部のお手伝いに来ていた朝太さんが教えてくれた。
ありがとうございました。

20091101b

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