2019年7月23日 (火)

ミヒャエル・ギーレン 40

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第8集)から
シェーンベルクの室内交響曲 第1番 作品9
(ウェーベルン編曲による室内楽版)
1954年8月24日にダルムシュタット・コングレスザール。
シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲 作品36
ウォルフガング・マルシュナーのヴァイオリン独奏、
ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団の演奏、
1957年3‐5月にロッフェナウの聖十字架教会で収録。
ギーレン・エディションだが、ここからは第8集である。
室内交響曲は、ウェーベルン編曲による室内楽版で
ヴァイオリン、フルート、クラリネット、チェロ、ピアノ、
という編成で、この編曲版はおそらくはじめて聞く。
ギーレンはピアノで演奏に参加している。27歳だ。
ヴァイオリン協奏曲は、30歳になる少し前の録音で
ひとつ年長のウォルフガング・マルシュナーとは、
ケルン放送交響楽団のコンサートマスターも務め、
歌劇で知られるハインリヒ・マルシュナーの末裔。
ベルクのヴァイオリン協奏曲に比べて、こちらは
難解なイメージもあったのだが、いまは慣れたし、
この演奏も十二音技法を魅力的に伝えている。

SWR>>music CD-No.SWR19063CD

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2019年7月22日 (月)

新府の桃 梅雨明けの風景

今年の梅雨はずっと雨で機会を逃していたのだが、
「白鳳」も終わってしまいそうで、そろそろ限界だと
4時起きの5時前に出発で新府共選場に行ってきた。


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お持ち帰り用の良品を早速、購入して、桃を確保して、
近くの叔父も自宅用を買いに来ると待っていたのだが、
母が贈答用の「特秀」も一箱、買っていこうと追加購入。


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選果場は何とも桃のいい香りでいるだけで幸せだ。
「白鳳」はいまが最盛期で、今週から「浅間白桃」を出荷、
8月になって、来週後半には「なつっこ」がはじまると思う。


20190722c

型落ちのお買い得品は、今年も行列ができていて、
早朝から並んで、順番が遅いとなくなることもあると
あきらめているが、見ていると今回は、桃の在庫は
十分に足りていたようである。にぎわっていた。


叔父たちと諏訪郡原村の自由農園まで足を延ばして、
野菜を買って、昼食を食べたのだけど、雨になり、
予報は当たって、今回は早めに引き上げてきた。
新府にいるときは晴れていたので、助かった。

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2019年7月21日 (日)

ミヒャエル・ギーレン 39

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第7集)から
南西ドイツ放送交響楽団の演奏で
R.シュトラウスの交響詩「死と変容」作品24
2006年5月4日にフライブルクのコンツェルトハウス。
第7集もこれで終わりとなる。中では最も新しい録音。
聞き慣れた「死と変容」なのだけど、冒頭から驚きで
ギーレンの生み出す響きは聞いたこともない深みで、
元来のドライで研き抜かれたイメージからはかけ離れ、
どこかおどろおどろしい蠢きで本当にすごいのである。
この壮大な仕上がりはギーレンの後年のスタイルだが、
昔と比べ、かなり変わってきていることは明らかであり、
しかしそこで、細やかな表現はかなり緻密に設計して、
雄大な表現とは対称的なディテールはシャープであり、
ギーレンの到達したこの境地には感動してしまった。
数あるギーレンのライブ録音でも最高の名演だと思う。

SWR>>music CD-No.SWR19061CD

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2019年7月20日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「ポップコーンはなぜ膨らむのか?」
ポップコーンに使われているトウモロコシは、
普段、食べられている「スイートコーン」ではなく、
「爆裂種」という別の品種を乾燥させたものであり、
皮が硬く、熱で体積が膨張し、皮にひびが入ると
圧力が一気に解放され、でんぷんが破裂する。


「星の形はなぜ☆なのか?」
星は丸い形をしているが、人間の瞳の虹彩の形が
ギザギザしており、光は放射状に映し出されて、
丸い光も放射状のヒトデのような形に見えている。
古代エジプトでは、太陽が西に沈み、夜になると
太陽は死んだと考え、ピラミッドの墓にも星を描き、
中央には口があって、ヒトデを星に見立てていた。


「世界で一番大きい像は?」
世界一は、インドにある統一の像で高さは240m。
イギリスから独立したときのパテル副大統領の像。
自由の女神は93m、日本一の牛久大仏は120m。


「風鈴の音はなぜ涼しく感じるのか?」
音の感知と温度の感知は関係がなく、脳の誤解で
風鈴の音で涼しく感じているのは気のせいである。
日本人独特の感覚。元々は風鐸(ふうたく)と呼ばれ、
疫病の流行る夏の時期に病除けに吊るしたのであり、
夏に風鈴が涼しいと感じるのは条件反射である。

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2019年7月19日 (金)

アレクサンダー・クリッヒェル 2

アレクサンダー・クリッヒェルでラヴェルの作品。
クープランの墓、鏡、夜のガスパールを聞いている。
2016年8月9‐12日にレヴァークーゼンで収録。
アレクサンダー・クリッヒェルの演奏は、リストに続き、
聞くのはまだ二枚目なのだけど、本当に素晴らしい。
すっかり気に入ってしまった。楽譜に記されている音を
隅々まで丁寧に鳴らしている印象があって、感性とか
発想に流されることがなくて、音楽を大切に扱って、
この緻密な音作りに好感をもつ。クープランの墓では、
モーツァルト的な運動性により、しっかりとした響きで
意外な印象もあったのだが、ドイツのピアニストであり、
それも納得がいって、基本として落ち着いた音色だが、
鏡へと進むと響きはさらに精妙なコントロールとなって、
何とも心地のよい余韻の世界に引き込まれてしまう。
夜のガスパールでの超絶技巧にも実に安定感があり、
それが今回の演奏における特長かなと思うのだが、
無理がなく調和の中に伸びやかな音は何とも美しい。
最後の「スカルボ」だけど、これまで聞いてきた中でも
一番である。何とも私にとってはいい感じで好きだ。

SONY 88985377642

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2019年7月18日 (木)

アンジェラ・ヒューイット 12

アンジェラ・ヒューイットでバッハのパルティータ
パルティータ 第3番 イ短調 BWV827
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829
パルティータ 第6番 ホ短調 BWV830
1997年1月にハノーヴァーのベートーヴェン・ザール。
作品も変わると昨日の健やかに晴れ渡るような響きから
短調の作品では、厳粛に深く彫りの際立った音色となって
これはまた感動的である。でもどうも私はバッハの作品は、
明るく朗らかな曲調の方が好きであり、そこにバッハへの
苦手意識がいつになっても克服できていないのであって、
その点では、第5番 ト長調の明るい弾力性は心地いい。
アンジェラ・ヒューイットはピアノの特性を全面に引き出して、
もちろん奏法も心得ているけれど、考えずに心で感じて、
魅力があふれる時間が流れるのであって、素晴らしい。
そしてやはり第6番 ホ短調は、何といっても最高である。
ワイセンベルクの演奏で、はじめて聞いたパルティータが
この曲だったもので、いまも特別な存在で心に染みる。

hyperion CDA67191/2

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2019年7月17日 (水)

アンジェラ・ヒューイット 11

アンジェラ・ヒューイットでバッハのパルティータ
パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825
パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828
1996年6月にハノーヴァーのベートーヴェン・ザール。
これまでアンジェラ・ヒューイットの弾くフランス音楽や
ロマン派の作品を聞いてきたが、定番のバッハを聞く。
まずその濁りのない角の取れた明朗な響きに感動する。
音色の点でも奏法、解釈ともに実に心地よいバッハだ。
しっかりとしたリズムだが、重くならずにピアノの弾力性で
いきいきとした表情を生み出して、シンプルな世界にも
豊かな情景を描き出している。アンジェラ・ヒューイットは、
ファツィオリを弾くピアニストというイメージがあるけれど、
もう慣れたし、魅力的ではあるのだが、まだこの時代で
1990年代の後半にはスタインウェイが使用されており、
私はやはりそちらがいいかなとそれは好みの問題で。

hyperion CDA67191/2

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2019年7月16日 (火)

ヴァレリー・アファナシエフ 15

ヴァレリー・アファナシエフの2010年の東京公演。
シューベルトのピアノ・ソナタによる演奏会から
ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D.894「幻想」
2010年11月20日に紀尾井ホールでのライブ録音。
余白に即興曲 D.899‐1、D.899‐3、D.935-2を収録。
昨日も聞いたスイスでの録音から直後の来日である。
ここでの「幻想」ソナタが、コンサートの後半の演奏で、
前半は楽興の時であった。楽興の時は、ルガーノで
スタジオ・レコーディングされているので、ここではなし。
しっかりとした響きでよく鳴りきっており、気合いも入り、
幻想的といった雰囲気ではない。前回のCD録音で
1992年の演奏も同様だったのかもしれないけれど、
左手の伴奏音型がよく聞こえて、強固な骨格である。
アファナシエフにとっては、幻想の響きというよりは、
もっとシューベルトの音楽と真剣に向き合い、必死、
格闘しているような激しさが伝わってくる。表面上の
この作品の優しさを連想させる仕上がりを超越して、
内在する強い意志やそこに潜む熱気を示している。
即興曲に関しては、そこまでではなくて、より自然に
滑らかな表現だが、もし本腰で取り組むときには、
また新たな表現が生まれてくるに違いないであろう。
割と普通の印象で重くも深くもあるが親しみやすい。

WKLC 7010

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2019年7月15日 (月)

ヴァレリー・アファナシエフ 14

ヴァレリー・アファナシエフでシューベルトの作品。
楽興の時 D.780とピアノ・ソナタ ニ長調 D.850
2010年9月にルガーノのスイス放送局で収録。
独特な粘りのある表現で、先へと進もうとすると
残してきたものに後ろ髪を引かれ、振り返りつつ、
振り返りつつ、一歩ずつ歩んでいく、まさにこれは、
アファナシエフならではのシューベルト演奏である。
リズムが際立ち、しかしそれは少しの重みをもって、
強いアクセントが、激しい亀裂を生み出すのだが、
その緊張感に聞き手は深く引き込まれるのである。
という楽興の時であった。しかし後半、ソナタでは、
このニ長調はシューベルトでも明るく健やかであり、
珍しく前向きな進行で音楽の推進力が感じられる。
とはいっても、アファナシエフの解釈も一時のような、
止まりそうな時間の停滞というのはなくなっており、
流れは自然で、合理的な響きの構成が聞かれて、
ここまで力強く鳴りきっている演奏というのも貴重。

ECM 2215 476 4580

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2019年7月14日 (日)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「ジンギスカンはなぜ北海道の名物か?」
大正時代、羊毛生産のために国策で羊を増やした。
しかし化学繊維の普及など、羊毛の需要がなくなり、
余った羊は食用に転用された。羊肉は臭かったので、
ニンニクやショウガなどで臭みをとって食べていたが、
ジンギスカンのタレを作り、販売しようとしたところ、
臭いという先入観で消費者に敬遠され、普及のため、
専用の鉄鍋を開発し、精肉店にプレゼントしたところ、
札幌や滝川を中心に売れはじめて、ジンギスカンは
北海道中で親しまれる代表的な料理となっていった。


「雷がジグザグなのはなぜ?」
積乱雲では氷の粒が激しくぶつかり、小さな氷の粒には
プラスの電気がたまり、大きな粒にはマイナスの電気が
蓄積され、プラスの電気が地上にたまると放電が起こる。
雷は分子の少ない空気のうすいところで、水分量の多い、
湿度の高いところ、金属分子の多い場所を探して進む。


「ごみ収集車の中はどうなっているか?」
プレス式車両があり、圧縮板で一時圧縮、二次圧縮して、
内部に収納し、排出板で効率よくゴミを外部に出す。


「虫はなぜ光に集まるのか?」
本来、自然界は真っ暗で、その中で月明かりを目印に
虫は移動している。しかし街には街灯や自動販売機、
月よりも明るい光がたくさん存在し、虫は混乱して、
街灯のまわりを回っている。しかしLEDには紫外線が
含まれないため、虫は反応せず、LED照明がやさしい。

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