2018年5月 2日 (水)

カラヤンの1980年代 43

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ブラームスの交響曲全集を収録順に聞いてきた。
交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
交響曲 第4番 ホ短調 作品98
1988年10月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
カラヤン最晩年の録音だが、翌年の7月に亡くなって、
そういえば、この2曲の交響曲って、追悼盤として、
死後に発売されたような記憶がある。いま思いだした。
しかしカラヤンの気合いが凄まじくて、集中力も充実、
やはり感動的だ。カラヤンのブラームスは最高である。
でも何となくだが、録音があまりよい印象ではなくて、
渋めの音色でいかにも重厚なのだけど、その要因は、
録音の出来によるものなのではないかと。流麗であり、
テンポ設定も速めに勢いがあるので、実際の音は、
もっと艶やかに高音にも色があったのではないかと。
しかし本当に素晴らしくて、深く引き込まれてしまう。

DG 00289 477 9761

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2018年1月25日 (木)

カラヤンの1980年代 42

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ブラームスの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は、交響曲 第1番 ハ短調 作品68で
1987年1月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
何度聞いても圧倒的な名盤であり、最高の感動だ。
異様な緊張感に満ちて、重厚な響きは巨大な迫力、
晩年のカラヤンに特有な壮大な広がりを見せるが、
衰えを感じさせないのは、豪快な音楽の進行である。
録音はそれほどよくないが、リアルな感触は圧巻。
カラヤンといえばこの一枚といえる代表盤である。

DG 00289 477 9761

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2018年1月 8日 (月)

カラヤンの1980年代 41

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ブラームスの交響曲全集を収録順に聞いていく。
今日は、交響曲 第2番 ニ長調 作品73で
1986年6月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
ブラームスの交響曲は、かなりいろいろな演奏で
このところ継続して聞いているが、今年の最初に
カラヤン晩年のお馴染みの名盤で聞きたいと思う。
独特の徹底した美学が緩みを見せ、解放されて、
雄大な仕上がりへと変貌しているのは間違いなく、
結果、かなりロマンティックな音楽が聞けるのだが、
そこにどこまで深く共感して、聞き込めるかである。
1970年代の演奏に比べ、ばらつきがあるのは事実。

DG 00289 477 9761

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2016年9月 9日 (金)

カラヤンの1980年代 40

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いてきた。
今日は、1984年2月の交響曲 第8番 ヘ長調
そして1985年12月の録音で「コリオラン」序曲、
「フェデリオ」序曲、レオノーレ序曲 第3番
ベルリンのフィルハーモニーで収録されている。
デジタル録音による交響曲全集はこれにて完成。
交響曲は流麗な表情も魅力で、巨匠風ではあるが、
いきいきと元気に満ちあふれている。よいテンポ感。
後半の序曲はさらに重厚になり、力強く、雄大で、
驚くような充実度に感動する。晩年のカラヤンの
最も偉大な記録のひとつだ。その新鮮な輝きは、
とても30年前のものとは思えないのである。

DG 439 200-2

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2016年9月 3日 (土)

カラヤンの1980年代 39

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は交響曲 第1番 ハ長調と第2番 ニ長調で
1984年1,2月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
シンプルで軽快な第1番は、今日の流行からすると
やはりカラヤンは巨匠風で雄大な印象があるけれど、
第2番が圧倒的に素晴らしい。気合いが入って、
その充実した響きは、間延びしたところが全くない。
第2番って、すごく好きである。ベルリンフィルは、
重厚な響きだけど、明るい音色で艶やかであり、
カラヤンのベートーヴェンには優美さもあって、
本当に素晴らしい全集だ。初期の交響曲という
中心的な存在ではない作品で、実に聞かせる。

DG 439 200-2

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2016年8月27日 (土)

カラヤンの1980年代 38

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」で
1984年1月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
後半は「エグモント」序曲で1985年12月の録音。
カラヤンの気合いが凄まじくて、その力強い響きに
とにかく感動する。ベルリンフィルの重厚な音色も
これ以上の何を望むのだろう…という圧倒的名演。
「英雄」は、カラヤンが75歳のときの録音だが、
怪我や手術で、しだいに体の自由を失いつつあり、
演奏の完成度にも斑が現れてきた時期なのだが、
ここでは、不思議なぐらいに充実しているのであり、
理想の響きが、極限まで追求されているのを感じる。
この全集に収録された4曲の序曲は1985年の末に
まとめて録音されているのだが、さらにさらに感動!

DG 439 200-2

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2016年8月20日 (土)

カラヤンの1980年代 37

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は交響曲 第4番 変ロ長調と第7番 イ長調で
1983年12月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
この1980年代のベートーヴェンには重厚さも加わり、
その中でも最もゆったりとしているのが第4番だが、
大きさと広がりを感じて、今回もとにかく感動である。
カラヤンの音は明るく、同時に艶やかで流麗であり、
音楽への愛情が聞く人に幸福を与えてくれるような。
それに対し第7番は、滑らかに流れるような表現が
特長的なのだが、求心力は落ちているようだけど、
どこか熱っぽさのような…カラヤンの強い想いが
ストレートに湧き上がってくるところは素晴らしい。

DG 439 200-2

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2016年8月14日 (日)

カラヤンの1980年代 36

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」で
1983年9月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
中学生だった頃には、カラヤンがまだ生きていて、
このデジタル録音による新しいベートーヴェンは、
まさに代表盤であったのだけど、いかにも…なので
わざわざアンチな立場を装って、私はクライバーに
夢中だったのだが、しかしここで改めて聞いてみると
ただただ感動的なベートーヴェンで、今さらながらに
カラヤンの偉大さを思うのである。芸術の集大成。
その後の六年でますます多彩な記録を残すのだが。

DG 439 200-2

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2016年8月 6日 (土)

カラヤンの1980年代 35

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いていく。
交響曲 第5番 ハ短調と第6番 ヘ長調 「田園」で
1982年11月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
録音から34年の月日が過ぎて、改めて聞いてみると、
1970年代に比べ、カラヤンも角の取れた穏やかな音を
聞かせていたな…というのと、そしてベルリンフィルも
今日の演奏に比べて、甘い印象がある。カラヤンの
統率力の低下かもしれないが、しかし、とはいっても
カラヤンの存在というのはやはり格別なものがあり、
その音楽は不思議なぐらいに感動的で、聞くものを
惹きつける魅力にあふれている。いうまでもないが、
それがカラヤンの魔法であり、20世紀の歴史だ。

DG 439 200-2

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2016年7月 3日 (日)

カラヤンの1980年代 34

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルで
「シュトラウス・コンサート」の第3集の選曲により
ラデツキー行進曲、ワルツ「天体の音楽」、常動曲、
ワルツ「うわごと」、ワルツ「ウィーンの森の物語」、
「こうもり」のカドリーユ、ワルツ「ウィーン気質」、
ナポレオン行進曲、1980年6,12月にベルリンで収録。
ファンの間では評価の高いヨゼフ・シュトラウスだが、
「天体の音楽」と「うわごと」が、ここでもやはり魅力的。
「ウィーンの森の物語」も「ウィーン気質」も入っているが、
実はこの第3集が、選曲で一番いいような気もしてきた。
もちろん演奏も充実して、夏の夜にシュトラウスを堪能。

DG 00289 479 0002

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