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2005年7月16日 (土)

第1451回N響定期公演

今年5月のN響定期公演で指揮をした
パーヴォ・ヤルヴィ
たいへんに素晴らしくて感動したのだが、
そのP.ヤルヴィがN響にはじめて登場したのが、
2002年1月の3回の定期公演であった。
その中でもN響との初共演となった
第1451回N響定期公演について。

前半のコダーイ、バルトークも最高だが、
ここで特に取り上げたいのが、
プロコフィエフの交響曲第5番。
この作品をはじめて聞いたのは大昔のこと、
プレヴィンがロサンゼルス・フィルを指揮したCDで
まだその頃、私は中学生だった。
ということで、この作品が好きになったのって、
正直な話、それからだいぶ後のことである。
デュトワのような鋭くシャープな感じも心地よいし、
アシュケナージもどちらかというとそっちの傾向で、
少し最近になって数年前に聞いた
ゲルギエフのイケイケ!爆発系の演奏にはとにかく興奮した。
素晴らしい作品である。
しかしながら、これまた振り返ってみると
プロコフィエフの交響曲を聞くのはすごく久しぶりのこと。
ここ数年、マーラーは相変わらずたくさん聞いているけれど、
その仕掛けに満ちた多様な音楽に聞き慣れていると、
今度はプロコフィエフの複雑な面白さに気づかされ、
今さら改めて、その驚きではまってしまった。
プロコフィエフの実験的挑戦心もすごい。
表面的には、丸く、優雅に、雄大な愛情に満ちているが、
ディテールはというと、斬新な発想で挑んでくる。
プロコフィエフの音楽で興奮の源ってそこから来るのだろう。
そういうのを教えてくれたのが、
P.ヤルヴィの解釈、彼のこの作品との付き合い方なのだ。
一方であんまりそういうのを感じさせない演奏もある。
でも今の私には、こちらの方が、エキサイティングであった。
今年のP.ヤルヴィについてもいずれぜひ取り上げたい。

CDR143/144

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