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2005年7月14日 (木)

バイロイト音楽祭2004

この前は2004年新演出のパルジファルに関して、
クリストフ・シュリンゲンジーフの演出を話題にしたので、
今日はブーレーズの指揮についてである。

ブーレーズの指揮するパルジファルは、
1970年バイロイトのライブ録音(DG盤)と同様、
今回もまた、私にとっては究極的な存在だ。
様々な批評や評論家が指摘の通り、
テンポや音楽の進行において、
1970年当時と驚くほど違いがなく、
確信に満ちた説得力には安心感すら漂っている。
我々がすでに知り尽くしてきた
ブーレーズのパルジファル像がここでも確認できるのだ。
しかしよく聞くと、やはり音の厚みや表現の深みは格段に違っており、
その辺は録音技術による印象の違いかもしれないが、
ブーレーズが再びバイロイトに登場して、
いまの演奏を聞けるということに、
やはり最高の喜びを感じるのである。
ブーレーズのワーグナーは、他と比べたら、
相変わらず響きは軽く、不思議なぐらいシャープな仕上がりだが、
しかし一方の音楽の重みにおいて、私は深く感動した。
演出の問題で、歌手が舞台上、
不本意な出来に終わったとの指摘もあるが、
バイロイトの場合、そうしたトラブルは、
翌年以降、確実に改善されていくことであろう。
今年2005年もブーレーズの指揮が決まっている。

CDR116/117/118/119

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