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2005年7月10日 (日)

ネルソン・フレイレ

ちょうど先週の日曜日、N響の定期公演にネルソン・フレイレが出演して、
午後のFM生中継でブラームスのピアノ協奏曲を堪能したのだが、
いつも絶賛しているけれど、本当にフレイレは最高だ。
フレイレのような大ベテランの名ピアニストが、
ここ数年、なぜ今になって?大ブレイクしているけれど、
間違いなく、いま一番面白いピアニストの一人だと思う。
CDもショパン、シューマンと来て、そして今回の新譜は再びショパン、
エチュードとソナタの組み合わせで続編だ。
テクニックとか表現の鋭さとか、そういう点に限ってしまうと
正直あまり冴えていないというか、あまいというか、緩い部分もあるし、
しかしフレイレの持ち味って、そういうとこではないと思うし、
いつもあったかい感じで、これがショパン?というような、
色とかもとにかく派手、しかしそれで聞きほれてしまう。
特にエチュードとか、ソナタの場合はさらに格別、
私とかは、ポリーニのショパンが基準になっているところがあるので、
今回もフレイレの弾く作品10のエチュードがはじまったとき、
う~ん、ちょっと…って一瞬思ってしまったけれど、
しかしさすがにネルソン・フレイレ、何?こんな弾き方するの?って
発見だらけの面白さに、夢中になって聞いてしまった。
そしてすぐに、こういうショパンもいいよ、ありだよ!って。
今回もまた結果的には、最高の評価をしてしまう。
ネルソン・フレイレ万歳!

DECCA 475 6617

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コメント

フレイレのブラームス、NHKホールに聴きに行きました。1音たりとも聞き逃すまいと、楽譜と鉛筆を持って行ったら、フレイレも同じペータース版で、自分で譜めくりをしながら弾いていました。同じタイミングで譜をめくり、嬉しい一体感を味わいました。3楽章は忙しいので、さすがに暗譜していましたが。
フレイレはホントに素敵ですね。コントロールの効いたテクニックとテンペラメントが共存しています。

私は建築が大好きで、高校の時から有名な建築家の建物めぐりをしたり建築関係の本を読んだりしていました。
音楽のお好きな建築家の方と反対ですね。

投稿: ゆかり | 2005年9月 6日 (火) 09:04

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