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2005年8月 1日 (月)

WDR交響楽団2003/2004

先日セミヨン・ビシュコフの話題を取り上げたが、
今日は彼が主席指揮者を務めている
WDR交響楽団を指揮した公演のライブ盤を出してみたので、
再びビシュコフを話題にしたい。
2004年3月24日ジュネーブでの録音である。

前半がラドゥ・ルプーをソリストに迎えた
シューマンのピアノ協奏曲で、
実はこの盤を手に入れたのは、
ルプーが目当てであったのだが、
大胆でかつ独創的な表現は貫禄の芸風である。
しかし録音のせいも大いにあると思うが、
ルプー本来のデリケートな表情が伝わってこないのは、
残念でもあった。かなり大袈裟な立ち回りである。
近年のルプーは、比較的こういった傾向にある
というのも事実であろう。決してすべてではないと思うが。

本題のセミヨン・ビシュコフ、
後半はブラームスの交響曲第2番である。
これがまた最高に素晴らしい。
先日のチャイコフスキーについても書いたが、
ビシュコフの劇的に盛り上げていく展開は、
聞いていて熱くなり、とにかく興奮する。
第二楽章など、クライバー級に激しいし、
終楽章などすごい迫力でそれが見事に決まっている。
しかし作品がブラームスということもあるし、
じっくりと聞かせて、音楽の構造などに深みも出し、
感情的に盛り上げていく部分と端整に構築していく部分
それらが共存して、極めて自然な形に
音楽の中で両立させてしまうところがすごいと私は感じる。

WDR交響楽団の正規録音によるライブ録音の
ブラームス交響曲全集(2002-2004)も存在し、
以前から欲しいと思っているのだが、
今回聞いてみて、全集の方もぜひ
真剣に聞いてみたいと思ったのだ。
今度ぜひ。

ELS 04-541

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