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2005年9月17日 (土)

ブダペスト祝祭管弦楽団 2005.1.13

今日もバルトーク・ラジオからダウンロードした音源だが、
イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団の演奏会ライブ。
前半がベートーヴェンの交響曲第2番、
後半がマーラーの交響曲第6番というプログラムである。
つい先日もここで話題に取り上げたが、
イヴァン・フィッシャー指揮のマーラー交響曲第6番は、
この夏にすでにCDが発売されていて、私も早速聞いたが、
このライブはCDよりも一ヶ月ほど前の録音である。
演奏会を済ませた後、レコーディングに臨んだということだ。
しかし第1楽章の冒頭から、ビックリ!テンポが遅い。
より重く、壮大さを強調しているかのような演奏である。
CDでは第1楽章の繰り返しを行っているが(反復ありで22.23)、
こちらのライブでは繰り返しを省略して19分30秒ほどである。
時間的にも2分ぐらい長くなっていそうだが、
聞いてみて、明らかに印象が違う。
CDの合計タイムは78.49となっているが、
楽章間のロスタイムがあるにせよ、
第1楽章の反復なしでこちらのライブの方が長いのである。

演奏会では重厚な内容をたっぷりと濃厚に表現し、
CD制作では、よりスタイリッシュな仕上がりを目指したのだと思う。
演奏会の後、何らかの反省があったのか、方向転換をしたのか、
それが指揮者の意向なのか、レコード会社の意向なのか、
その辺はわからない。
しかし聴衆を会場に入れての演奏会とレコード制作とでは、
やはり基本的に目指すところが違うのであろう。
この違いを比較することはあまりよろしくないと思う。
CDもたいへん素晴らしく、大満足だった。
しかしこちらもやはり演奏会の空気は魅力であり、
マーラーの交響曲を情熱的に表現されると
感動しないわけにはいられない。
終楽章の後半では、勢いをあげて、
その高揚感は素晴らしく、熱くなる!

バルトーク・ラジオの高音質配信はたいへんにうれしいが、
やはりハンガリー国内のライブ音源を聞けるということが、
たいへん貴重な機会であると思う。
つまり私の興味の範囲においては、
アダム・フィッシャー指揮ハンガリー放送交響楽団
イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団
という、フィッシャー兄弟のライブは注目である。
なぜか二人ともそろってマーラーに熱心なようで、
それもまたうれしいことだ。
そしてレコーディングについても
イヴァン・フィッシャーのこのマーラーのシリーズは、
ぜひ続編を期待したいし、できることなら全集を目指してほしい。
アダム・フィッシャーもCDでいろいろ聞いてみたいが、
マーラーの企画があったなら、ぜひ情報をよろしくお願いします。
(角笛はデンマークで録音しています)

Bartok Radio MP3

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