« トリスタンとイゾルデ | トップページ | ラーメン製作所 3種類のスープ »

2005年9月29日 (木)

トリスタンとイゾルデ

昨日のつづきで「トリスタンとイゾルデ」の第3幕。
感動的だ!素晴らしい!
パッパーノの指揮には、悲痛な響きの前奏曲から
とにかく苦悩の中の強い切迫感が漂っており、
作品の悲劇性を伝え、雰囲気たっぷりである。
昨日の印象もまだ残っているのだろうか?
この素晴らしい音楽が、今日は実によく心に響いてくる。
おそらく次に聞くときには、だいぶ印象も異なって、
感動はさらに深まることであろう。
実は今回のこのCDには、3枚組みの通常CDのほかに
DVD audioがボーナス盤としてついている。
今は一回目なので通常のCDで聞いているが、
次はDVDで聞き比べようと思っており、
実際にDVDの方が、臨場感によって格段に音質は素晴らしく、
それでさらに理解も深まることと思う。楽しみである。

今回の「トリスタンとイゾルデ」の幕ごとのタイムは、
第1幕:78.57、第2幕:73.54、第3幕:73.38
となっており、時間だけで見るとかなり速いが、
今年のバイロイトにおける大植英次指揮の演奏に
近いのではないかと思う(正式な時間はまだ知らない)。
しかし様々な記事の通り、大植英次の方は厳しい批評にさらされ、
「騒音と化した」とまでいわれてしまったが、
これも正式な聞き比べはまだだが、
パッパーノの指揮は本当に自由自在で、
歌や場面ごとの表現の変化に敏感に反応し、
起伏は大きく、デリケートな弱音から劇的な展開まで
本当に素晴らしい仕上がりだ。
大植英次の方は、その点、音はよく鳴ったのだと思うが、
オペラ的には一本調子な部分があったり、
歌手や舞台に対する配慮もまだまだ足りなかったのであろう。
しかしまだ結果も見ぬままに、一年で降板というのは悔しすぎる。
今年は「トリスタンとイゾルデ」を聞く機会が多い。
年末のバイロイトの放送が待ち遠しい。早く聞きたい。
批評はどうであれ、やはり自分の耳で確かめないと
納得できないのである。

EMI 5 58006 2

|

« トリスタンとイゾルデ | トップページ | ラーメン製作所 3種類のスープ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/6177050

この記事へのトラックバック一覧です: トリスタンとイゾルデ:

« トリスタンとイゾルデ | トップページ | ラーメン製作所 3種類のスープ »