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2005年10月 1日 (土)

第1543回N響定期公演

アレクサンドル・トラーゼが出演した定期公演である。
指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。
2005年6月12日 NHKホール。

トラーゼといえば、ゲルギエフのお友達
というので知られようになったのだが、
最初はそのようにして、ゲルギエフとの共演盤で聞いたのだけれど、
ホントに素晴らしい魅力的な演奏で、
私はこういう聞けるチャンスをいつも待っている。
しかし実際そうは多くないので、N響に登場してくれるのは、喜びだ。
ゲルギエフとの録音でプロコフィエフの協奏曲など、
とにかく新鮮な発見に満ちていて、面白くて、
聴きなれた作品が、全く違って聞こえてきたりする。
個性的ではあるが、それがしっかりと私の心をつかみ、
吸い込まれて、夢中になって聞いてしまう。
ある程度、親しみやすさがあるということも事実であり、
少々荒っぽかったり、音楽を勢いでもって行くところがあるが、
しかしそのスリリングな感覚、豪快な迫力はすごくて、
音楽が与えてくれる元気、この楽しさは、
ちょっとこういうピアニストは他に思い浮かばない。
ユニークである。貴重な存在である。

この日演奏したのも、そのプロコフィエフで、
ピアノ協奏曲第3番であった。
なんと表現すればいいのか、音が立っている。
ビンビン伝わってくるし、いきいきと溌剌、
リズムは過剰に踊りだすし、この勢いは何?
ときには割れんばかりの叩きつけるようなフォルテを鳴らして、
そういうのがまた効果的で、興奮する。
そしてさらに、アンコールにプロコフィエフである!
ピアノ・ソナタ 第7番の終楽章が来て、
トラーゼにもう参った!

CDR166

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