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2005年10月11日 (火)

アスコーナ音楽週間2002

今晩はFMでウィーンフィル来日公演の生中継だった。
サントリーホールから指揮はリッカルド・ムーティ。
ムーティ指揮のウィーンフィルがいいのである。
私はそう思う。やはり素晴らしいコンサートだった。
ムーティやメータって、ウィーンフィルとは古くからなので、
もうよく知ってるし、いまさら新鮮さとかないはずなのに、
しかしウィーンフィルの魅力をしっかり伝えてくれるのは、
やはり彼らなのである。
今日もシューベルト、モーツァルトにはじまり、
後半はラヴェルのスペイン狂詩曲、ファリャの三角帽子、
そしてアンコールはヴェルディの「運命の力」序曲だった。
なんと多彩なプログラムだろう。
詳しくはまたいずれ改めて。

今日聞いたのは「アスコーナ音楽週間2002」から
ヴィクトリア・ムローヴァによるバッハの作品。
古楽仕様の楽器と演奏法によって、
ヴァイオリン・ソナタ(第6番、第3番)と
無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータの第2番。
2002年9月13日 アスコーナのパピオ大学教会
バッハは普段あまり聞かないし、
バロック音楽というと私はほとんど聞かないのだが、
そうした中で、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータは、
最も偉大な芸術作品のひとつであると例外的である。
ムローヴァは古楽の解釈により非常に柔軟な表現をしているが、
新鮮な発想に満たされていることは認めるが、
かつての格調高く厳粛な演奏も感動的であり、
好みによるというか、私にとっては微妙だ。
しかしこういう芸当ができてしまって、
すっかり聞かされてしまうところがさすがはムローヴァであり、
他にはなかなかこういう天才がいないことにも気づいてしまう。
若手で素晴らしいヴァイオリニストが次々と登場してきているが、
ムローヴァはその上の年代にいて、
不動の貫禄というか、存在の大きさを改めて認識してしまった。

CDR167

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