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2005年10月21日 (金)

ロンドン交響楽団2004/2005

今年5月のコリン・デイヴィス指揮によるライブ盤。
スメタナの「わが祖国」である。
ロンドン交響楽団の「わが祖国」ってどんなだろう?って、
私はすごく興味あったのだが、
こういう思いの方って意外と多そうで、
しかしこれがやはり大当たりで、すごくよかったのである。

「わが祖国」は、チェコの人々にとって、
特別な作品であることはよく知っているけれど、
聞くほうも演奏する側も、どこかそういうのを意識しすぎで、
なぜか、これまで聞いてきたのも、チェコのオーケストラだったり、
オーケストラはよその国でも指揮者がチェコの出身だったり、
そういうのが多かったように思うのだが、
コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団の演奏は、
そういう変に意識してしまう「お国もの」意識を排除して、
客観的なバランス感覚を保ちながら、
最高に巧いロンドン交響楽団が全力で臨んで、
これは素晴らしい演奏である。シンフォニックだ!
美しい響きを聞かせてくれるけど、情景描写的ではなくて、
あくまでも音楽的で、引き締まっている。
しかしもともとロンドン交響楽団は、
色彩豊かな明るい音色をさせるオーケストラでもあり、
そういうのも合っているし、聞いていて気持ちいい。

私はロンドン交響楽団が大好きで、
演奏会のライブ録音をCD化する
この自主制作シリーズがお気に入りなのだが、
おなじみのコリン・デイヴィスとのコンビでは、
今回はちょっと異色の作品が出てきて、
すごく楽しませてもらった。
こういう企画は今後もどんどん来てほしい!

LSO 0061

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