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2005年10月29日 (土)

ドホナーニのベートーヴェン

1983年から1988年にかけて録音された
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーブランド管弦楽団
によるベートーヴェンの交響曲全集である。
ずっと欲しいと思っていたのだが、
スペシャルプライスでかなり安く売っていたので、
ついに聞くぞ!と買ってきた。

ドホナーニとクリーブランド管弦楽団は、
この当時、このベートーヴェンの他にも、
ブラームス、シューマン、ドヴォルザークなど、
主要な交響曲を次々に録音して、
中学生だった私は、夢中になっていた。
とはいっても、CDは高かったので、
これらを実際に聞いたのって、後のことなのだが。
その後90年代になって、ブルックナー、マーラーへと発展し、
ドホナーニとクリーブランド管弦楽団は、
すごい勢いで注目を集めていたと思う。

このベートーヴェン全集は名演だ!
私が聞いてきた中でも、最高の部類である。
なぜ今まで放っておいたのだろう。
もっと早く聞くべきだった!
当時のドホナーニの指揮は、
速めのテンポでかなりエネルギッシュであり、
クリーブランド管弦楽団の妙技をフルにいかして、
徹底的にクリアな響きでメカニックを追及していく。
これでどうだ!というような、圧倒的な鮮やかさがあり、
もう参りましたとしかいいようがない。
シャキシャキ動き回り、弦楽器など弾きまくっていて、
それがもう完璧な仕上がり具合で本当にすごい!
1、2、レオノーレ序曲第3番、そして英雄と第8番、
第4、第5と前半のここまで聞き終えた。
特に英雄が素晴らしく、そして第4番のスピード感も最高だ!
第5も今日では当たり前のようになっているけれど、
リズム感を強調したり、楽器のリアルな響きを際立たせたり、
20年前の当時にしては、かなり斬新だったのではないか。
残りの田園、第7、第9と傑作を聞くのが楽しみである。

TELARC CD-80200

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コメント

はじめまして。TB貼らせて頂きました。現在、ドホナーニは北ドイツではかなりの人気だということです。私も拙いブログをやっております。お気に入りに登録させていただいてよろしいでしょうか?

投稿: shogo | 2005年12月10日 (土) 17:49

史上で最も完璧なオーケストラでしたね。しかしドホナーニがドイツで戻ってからはまたマンネリ化が戻ってきました。5年で辞めたのは正解だと思います。クリーヴランドが合いすぎるのですね。今のウェルザー・メストでもあの完璧さには追いつきません。楽員も自発的に恐ろしく練習してくるとか?このコンビに近いのは彼とフィルハーモニア管弦楽団の組み合わせが良いです。逆にドイツのオケとはちっとも合わないです。present

投稿: 菅野茂 | 2012年6月11日 (月) 18:14

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» ベートーヴェン 交響曲全集 [music diary〜クラシック音楽〜]
<B><font color="#639048">ベートーヴェン作曲:交響曲全集、序曲「レオノーレ」第3番  CD1:交響曲第1番ハ長調作品21、同第2番ニ長調作品36、序曲「レオノーレ」第3番  CD2:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」、同第8番ヘ長調作品93  CD3:交響曲第4番変ロ長調作品60、同第5番ハ短調作品67  CD4:交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」、同第7番イ長調作品92  CD5:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱..... [続きを読む]

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