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2005年10月19日 (水)

サカリ・オラモ マーラー

サカリ・オラモの新譜はなんとマーラーである。
バーミンガム市交響楽団を指揮した交響曲第5番
2004年10月26日、28日のライブ録音。
オラモをずっと追ってきたが、
今まではシベリウスやニールセンなど、
北欧を中心とする作品が主流だったので、
もちろんそれだけをやっているわけではないので、
やっとここでマーラーの作品が聞けて、
うれしいことである。どんどんやってほしい。
マーラーは聞きたいではないか!

しかし実際にここで5番を聞いてみると
オラモのマーラーを知るというのでは
もう少し他の作品も聞いてみたいというのが正直なところか。
録音のせいもありそうだけど、もう少し情熱的な感じでも
作品が5番だし、華やかだったり、過剰な思い入れがあったりでも
というような印象もあるのだが、しかしそうかと思うと
終楽章などは一気にヒートアップするし、
でも全体に色彩などはかなり抑えられた仕上がりで、
やはりこれまでのシベリウス、ニールセンの路線の延長線上にある
というような感想をついもってしまう。
レコードメーカーがある程度、意図的に
音を作り上げている部分もあるのかもしれない。
オラモの音楽作りは、私は「流れ」を意識していつも聞いているのだが、
今回も第2楽章での思い切りテンポを速めて盛り上げていく
そのスピード感覚や先ほどの終楽章でのフィナーレを駆け抜ける爽快感、
そういうところにここでの演奏の魅力を感じ取った。
とりあえず今回は一回通して聞いたので、
また改めて聞き込むと、違う発見も見つかるような気もする。
「抑えられた色彩」ということを書いたが、
この辺も今日の私のコンディションしだいということもあるかもしれないし。

Warner Classics 2564 62055-2

今度の土曜日(10/22)19時より
「NHK音楽祭2005」の開幕公演、NHKホールからの生放送で
オラモ指揮のマーラーの交響曲第4番が聞ける予定で、
そちらも楽しみである。
「他の作品も聞いてみたい」というのが早速実現するが、
音色の問題など、CDとFM生放送でどこまで違いが出るのか?
つまりWarner ClassicsとNHKとでは、音作りに違いがあるのか?
ということも注目すべき点で気になるところである。
しかしながらこちらはフィンランド放送交響楽団でもあり、
北欧のオーケストラによるマーラーということもあって、
その辺もどうなってしまうのだろう

しかしフィンランド放送交響楽団は、これまでにも
サラステが熱心にマーラーを取り上げてきていると思うので、
大いに期待できると思う。

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