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2005年11月17日 (木)

シューベルトの歌曲

私はものすごくシューベルト好きだが、
秋も深まって、夜長になってくると
シューベルトの歌曲は季節にぴったり、心にしみるのである。
そこでちょっと異色なのだが、
アンネ・ゾフィー・フォン・オッターとトマス・クヴァストホフ
そしてクラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団による
オーケストラ伴奏によるシューベルト歌曲を久しぶりに聞いてみた。
このディスクは面白いのである。
ブリテン、ブラームス、レーガー、ベルリオーズ、
リスト、ウェーベルン、オッフェンバックによる
オーケストラ編曲による歌曲である。
まあ、正直なところ、やはり原曲のピアノ伴奏による演奏が最高なので、
なにもオーケストラで聞かなくてもいいよ!
ていってしまったら何もはじまらないが、
でも興味深いのは、シューベルト以降の作曲家たちが、
こんなにもたくさんの作曲家たちが、シューベルトの歌曲に注目して、
熱心に編曲に取り組んでいるということ、
後の作曲家たちがシューベルトに対して、
どんな想いをもっていたのか、どのようにシューベルトを捉えていたのか、
というのが伝わってくるのである。
この中では、私の好みでは、ウェーベルンによる編曲が最も美しく、
時代を超えて、同じウィーン楽派に所属するわけだし、
やはり通ずるものがあるのか、感動的である。
一方でベルリオーズやオッフェンバックなどは、
そこに独特の情緒を盛り込んでおり、何か少し違うが、
しかしそこを聞くべきなのだろう。面白いが…。
ベルリオーズなどはさすがにベルリオーズである。

DG 471 586-2

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