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2006年1月23日 (月)

バイロイト音楽祭2005

昨年のバイロイト音楽祭を聞きはじめた。
もちろん7月25日の開幕公演
「トリスタンとイゾルデ」からである。
大植英次の指揮に批判があったのは事実だが、
改めて聞くと、素晴らしく感動的ではないか!
繰り返し聞くことで慣れてくるということはあるので、
最初に聞いたときの素直な感想の方が
本当は当てになるのかもしれない。
年末の放送で聞いたときに思ったことは、
後半に行くにつれ、どんどん素晴らしくなっていったのだが、
第1幕では、オーケストラの勢いが、
歌手を押しつぶしているような印象もあったのだけれど、
しかし今はあまりそういうことは気にならなくて、
とにかく充実した表現につい知らぬうちに熱くなってしまう。
そういう音楽であり、そういう演奏である。
聞けば聞くほどに感動的であり、
私は大植英次の「トリスタンとイゾルデ」は好きだ。
重すぎず、しかし隅々にいたるまで充足感に満たされて、
音楽の流れがしなやかであり、動きがあって、
最初に聞いたとき、第3幕では何となく気づいていたのだが、
非常に輝きがあって、強い光を放っているワーグナーである。
あえていえば、ここが個性的な主張であり、
大きな存在感であるとも思うのだが、
このワーグナーは、バレンボイムとも違うし、
レヴァインとも違うし、ティーレマンとも違っている。
簡単にいうと怒られてしまいそうだが、
この勢い、力強く音楽を進めていくところ、
そのしなやかな流れ、持続する緊張感、
その先に爽快感や達成感があるならば、
どちらかというとクライバーのタイプの演奏である。
クライバーの「トリスタンとイゾルデ」が好きな人には、
向くのかもしれないと少し思ってしまった。
第2幕第2場の前半、トリスタンがイゾルデの元に現れ、
激しく盛り上がっていくところなど、
ここでの演奏は壮絶を極めて、オーケストラのバランスも大きいが、
批評家にいわせるとここがうるさいのかもしれないけど、
この興奮と絶頂感、聞いていて、これがなかったら、
なんと色あせてしまうことだろう。
そしてその後にくる、トリスタンとイゾルデの愛の二重唱、
ワーグナーのあらゆる作品の中でも最も美しい音楽だと思うが、
このコントラストである。これがすべてである。
これからじっくり聞き込みたいと思うので、また詳しくは改めて。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

ライブドアの堀江社長が逮捕されたようだ。
ニュースになっている。今夜はこれで持ちきりだ。
それ以上に明日、また大混乱になるだろう。東証…。
どうなるのか?それもまたよく見極めてから。

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