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2006年2月16日 (木)

ベルリン・ドイツ交響楽団1998/1999

先日聞いたラドゥ・ルプーのブラームスの素晴らしさに
さらにもっと聞きたくなってしまって、
今日はモーツァルトのピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491。
1998年12月17日ベルリンのフィルハーモニーにおける
アシュケナージ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団の演奏会である。
このモーツァルトがまた、なんとも形容しがたい絶品の美しさで、
こんなにも上品で透明感に満ちて、
とにかくあらゆる褒め言葉をいくら書き連ねても
この輝きは言葉では決して書き表せないのである。
なんと表現すればいいのか難しいのだが、
ルプー独特の縦の線を微妙にずらして、
草書体のような自由な流れを取り入れて、
柔軟な動きを自在に操る、崩した表現といってしまえば簡単だけど、
しかし音楽は決して壊れない、骨格はしっかりとしているという、
これはルプーでしか聞けない絶妙の感覚なのである。
この心地よさはなんなのか?ちょうど「ゆらぎ」の感覚のような、
光や風が時折、柔らかい影を見せる、
モーツァルトの短調の音楽における憂いの響きに
独特の表情が生み出されるのである。
ルプーは最高だ!なんと美しいモーツァルトだろう。

CDR202

「ラドゥ・ルプー」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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