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2006年2月11日 (土)

落語のCD化

三遊亭圓生で「やかん」「茶の湯」「百年目」をCD化した。
「やかん」は落語の定番のひとつで、ここでの録音は短いが、
そのかわり「茶の湯」と「百年目」が本格的。

「百年目」は35分ほどで、これまでの中では最も長い噺。
大店の堅物の番頭さんが、実は外では遊び上手で、
ある日、花見に出かけて、酔っ払って大騒ぎしていると
偶然に店の旦那と出会ってしまうという。
番頭さんは自分の秘密がすっかりばれてしまって、
これが原因で店をくびになってしまうだろうと寝込んでしまうが、
旦那は逆に「あなたはちょっと堅物すぎます。もっと遊びなさい。」って
後半はちょっと人情噺のようなしんみりとした展開なのだが、
花見という季節感もあるし、明るく、楽しく、素晴らしい落語である。

圓生の名人芸、それはそれは見事であり、
「茶の湯」では、ご隠居さんが小僧の定吉を連れて、
根岸の隠居所に引っ越すが、静かな里ですることもなく、
作法も知らずに茶の湯をはじめるという。
ご隠居と定吉の会話が長く続くが、
圓生の話術、全く別人がふたりいるような印象。
声色を変えるとか、そんな簡単なものではなく、
本当に全く違う声が聞こえてきて、
そのやり取りの様子に引き込まれる。
その後も長屋の豆腐屋さんとそのおかみさん、
鳶の頭、手習いの師匠など、茶の湯に呼ばれて登場してくるが、
ひとりひとり、声が違って、その状況はリアル!楽しめます。
圓生の落語はさすがに格調高い。

落語は素晴らしい。

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