第1400回N響定期公演
レナード・スラトキンの指揮による
2000年2月のN響定期公演から
2月10日のアメリカ・プログラム。
バーバーのヴァイオリン協奏曲と
コープランドの交響曲第3番である。
私が普段ほとんど聞かない選曲であり、
珍しさと新鮮な気持ちで楽しんでいる。
しかし正直なところ、知らない曲を聞くという
新しい音楽への興味という点では、
非常に面白さがあるのだが、
一方でどうも私などは、聞いていて疲れる
などと少し思ってみたりもして、どうも馴染めない。
誤解のないように、基本的に美しく楽しい音楽である。
バーバーの協奏曲は比較的有名だが、
コープランドの交響曲はこの演奏以外に聞いたことがなく、
有名なところではバーンスタインが指揮しているということは、
もちろん知っているけれど。
コープランドなどのアメリカ音楽ファンの方には失礼するが、
私はこれらの作品は本当に珍しい存在なのである。
しかしコープランドの第4楽章では、
有名な「市民のためのファンファーレ」が登場するので、
その辺などは、おっ、知ってるぞ!という感じである。
レナード・スラトキンのN響登場は、
私はすごくいいと思っていて、どういう感じに仕上がるか?とか
すごく興味あって、期待するのだけれど、
残念ながら、その後は一度もN響に客演していない。
この第1400回に続いて、第1401回、第1402回もあるので、
久しぶりに聞きなおしてみたいと思っている。
CDR209
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