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2006年3月 6日 (月)

ウィーンフィル2004/2005

ウィーンフィルの2004/2005シーズンから第4回定期演奏会で
サイモン・ラトルの指揮によるマーラーの交響曲第4番である。
2005年1月16日 ウィーン楽友協会でのライブ録音。
ラトルならではの折衷主義によるマーラーで
駆け出したり、立ち止まったり、
テンポは変幻自在に躍動しているし、
そこにはいろんな要素が存在して、
そのひとつひとつが微笑みかけてくるのは、
とにかくすごいのである。
初めてラトルのこの第4番を聞いたのは、
ベルリンフィルとのライブが教育テレビで放映されたときだったような?
そしてバーミンガム市交響楽団のCDを買ってきて、
それから今回、極めつけはウィーンフィルなので、
さすがにラトルの解釈にももう慣れたが、
しかし最初のときはかなりビックリだったと思う。
ある意味、やりたい放題的なこの自由で柔軟な発想、
歌うところのうっとりする、ひたすら思いっきり歌いこんでしまうという、
そしてスパイスになっているような鋭く切り込むところでは、
大見得を切って、それが見事に決まって、どうだ!という感じだし、
とにかくラトルという指揮者はすごいと思う。
その天才ぶりが、最もはっきりとする作品なのかもしれない。
そして一方では、第3楽章から後半への
ゆっくりのテンポの中、最高の美しさを引き出して、
じっくりと歌いこんでいくところは、
まさにこれこそが「天国の生活」であり、感動する。

CDR208

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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