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2006年3月25日 (土)

ロンドン交響楽団2005/2006

ロンドン交響楽団の自主制作シリーズで
ベルナルト・ハイティンク指揮のベートーヴェン・チクルス。
2005年11月の演奏会から三重協奏曲と交響曲第7番である。

ハイティンクの「第7」であるが、予想以上の新鮮な感覚に
驚きとは少し違うけど、しかし非常に興味を感じて、
これは今回のベートーヴェン・チクルスは楽しみである。
ハイティンクではあるが、重厚な響きではなくて、
むしろ軽い印象すらあるのだから、
それについては、何か新しい展開である。
ドレスデンでもベートーヴェンの「第7」を取り上げているが、
今回の方がもっとよく動きまわって、響きをすっきりさせて、
リズムや細部の表情、音楽の形とか構造とか
いきいきと描き出して、とにかくそれを
よりクローズアップさせていこうというような
そんな音作りなのである。
ハイティンクももう巨匠の域に達しているが、
しかし現在のハイティンクが、
年齢よりもはるかに若々しく音楽と関わり続けている
それはもちろんよく知っているわけなのだが、
しかしそれにしても、もっと重厚な響きを築いてくるに違いないと
たいていの人はそう予想していたはずである。
ハイティンクがいま、新たにベートーヴェンに取り組んで、
おそらく交響曲全曲がライブ収録されて、
これから順番に聞けることを大いに期待しているが、
すべてがそろったときにどんなベートーヴェン像が創造されるのだろう?
これは面白い!今後の展開に注目である。
「ハイティンクならこうだろう」って知っている人ほど、
この新しさに遭遇して、これからが気になって仕方ないはずである。

三重協奏曲のソリストはロンドン交響楽団の主席奏者ふたりに加え、
ラルス・フォークトが登場していて、豪華である。
もともとの作品の傾向もあるけど、アットホームな印象で、
これはくつろぎつつ楽しめばいいよね?って、どうだろうか?

LSO 0078

「ベルナルト・ハイティンク」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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