« バイロイト音楽祭2005 | トップページ | ザルツブルク音楽祭2001 »

2006年4月 9日 (日)

プロムス2001~開幕公演

プロムス2001のファーストナイト・コンサートで
レナード・スラトキン指揮BBC交響楽団による演奏。
2001年7月20日 ロイヤル・アルバート・ホール。
ジョン・アダムスの「ハルモニウム(1980-1981)」の録音を聞く。

ジョン・アダムスというとミニマル・ミュージックというイメージを
以前はもっていたのだが、それは私が夢中になって
ミニマル・ミュージックを聞いていたからでもあり、
いまは何も無理して特に「ミニマル」という
捉え方をしなくてもいいのではないかと
それぐらいジョン・アダムスの音楽には広がりを感じるが、
現代音楽ではあるが、いわゆる現代音楽的なイメージとも違って、
私としてはまさにこれこそ癒しの世界であり、
この「ハルモニウム」もそういう作品である。
しかし聞いているとちょうどフィリップ・グラスの音楽のような
ときにはライヒのような印象もあるし、
ミニマルの傾向は大いに見られるのでは。
今回聞く前に少し調べてみたのだが、
3部の構成からなるそれぞれのテキストは、
Negative Love or The Nothing (John Donne)
Because I Could Not Stop for Death (Emily Dickinson)
Wild Nights! (Emily Dickinson)によっており、
テキストを見ながら聞くと合唱は、
歌詞を歌っている部分と声(楽器的扱い)として、
ミニマル・ミュージック的に進行していく部分とで
壮大なオーケストラ演奏と合唱が絡み合う迫力には圧倒される。
ジョン・アダムスの作品には、難しさはなくて、
素直に素晴らしい魅力的な音楽であると感じる。

CDR217

「ミニマル・ミュージック」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

|

« バイロイト音楽祭2005 | トップページ | ザルツブルク音楽祭2001 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/9514037

この記事へのトラックバック一覧です: プロムス2001~開幕公演:

« バイロイト音楽祭2005 | トップページ | ザルツブルク音楽祭2001 »