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2006年4月18日 (火)

セルジュ・チェリビダッケ 9

昨日に続いて、今日もチェリビダッケ。
ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」
DGからCD化されたチェリビダッケのブルックナーで
この第4番の録音が最も古く(1969年9月24日)、
そしてもうひとつ例外的なのが、
第4番のみスウェーデン放送交響楽団なのである。
でもこの演奏は、私は好きだ。
60年代、70年代のチェリビダッケは、
ときにテンポがかなり速いときがあり、
ここでもきびきびとした動きがあって、
鋭さとチェリ独特の美意識が両立されているのがたまらない。
しかしやはりチェリビダッケのブルックナーは、
かなり響きの美しさを追求することにこだわって、
特にここでは流麗さが魅力だし、そういう意味では、
感覚に訴えかけてくるブルックナーなのかもしれない。
ヴァントとか、朝比奈隆とか、ザンデルリンクとか、
そちらのブルックナーとは違うのである。
こういうことを書いたら、チェリ様に
ひどくお叱りを受けるかもしれないけれど、
タイプの分類としては、実はカラヤン型の演奏なのかも
などと少し思ってしまった。
(きっとチェリビダッケが最も嫌がることである。)
ミュンヘンフィルとの後年の録音が感動的だったので、
そちらに比べると、こちらは録音も古いし、
印象のよいものと比べるのは、
いかにもこちらが不利になるのではと思っていたのだが、
このスウェーデンでの演奏も最高であり、
私にはとても比べられない。

DG 00289 477 5136

「セルジュ・チェリビダッケ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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