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2006年5月26日 (金)

横浜の風景から 4

長くその風景を見続けてきた者にとって、
現在の風景が、そしてこれから変化していくであろう風景が、
決していいものばかりではないということは、
多くの場面において、経験することである。

20060526a

横浜市旭区今宿というところである。
去年までは住宅地に隣接して、広大な森林が残っていた。
新緑の季節、この森の周辺を通る際には、
かなりの数の鶯が競うように鳴いていて、
それは良好な環境の地域であった。
しかし現在の姿がこれである。
駅に近い方から造成がはじまり、
すでに区画も終わって、あとは売るだけ。

20060526b

木の伐採、造成はさらに進み、広がり、
ついに最後の一本まで切り倒された。
赤土がむき出しになった状態である。
これから開発される住宅地のイメージが貼り出され、
早速、建売販売への宣伝広告がはじまっている。

広大な所有地を維持・管理するのは、
それは困難なことであろう。
手放して、どう利用しようが、それは所有者の自由であり、
私などがどうこう言うつもりもないし、仕方ないことだ。
都市基盤が整備され、新しい人々が移り住んできて、
地域も繁栄すれば、結果的にはいいことなのかもしれない。
しかし長く存続してきた森が失われたことは残念である。
横浜の貴重な自然が失われたことは、さらに残念なことである。

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