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2006年6月10日 (土)

ロンドン交響楽団2005/2006

ベルナルト・ハイティンクとロンドン交響楽団による
今シーズンのベートーヴェン・チクルスから
交響曲 第6番「田園」と第2番のライブ盤。
前回の第7番と同様だが、まず感じることが、
ハイティンクは巨匠であるけれど、
響きが大きくなることはないし、重くなることもないし、
実に新鮮な感覚なのである。
やはりここでの演奏を聞いても
それが今回のシリーズの特長といえるのだろう。
音楽の重量感に関しては全く意外であり、
ハイティンクならば、重そうなイメージもあるのだが、
非常にスッキリとした演奏で、細部までいきいきと
現在のハイティンクは音がよく聞こえていて、
それが我々にもしっかりと伝わってくるのを感じる。
ベーレンライター版を使用しているが、
リズムやアクセントの明快さは、
最近の傾向をハイティンクも積極的に取り入れており、
しかしそういうのが、極端になることがないのが、
ハイティンクならではの安心感である。
また同時に「田園」の終楽章など、響きは暖かく、美しいけれど、
繊細になりすぎることはなくて、むしろ元気に前進するあたり、
この辺はハイティンクの昔からの音楽なのかなと少し思ったりもする。
第2番では、より力強く、活気がみなぎっており、
その鋭さ、歯切れよさは今日的でもあるが、
ハイティンクの音楽もロンドン交響楽団の演奏も非常に素晴らしい。
第7番、第6番、第2番と聞いてきたが、
今のところ、私は第2番が特にお気に入りである。
次回はいよいよ「英雄」だそうなので、ますます期待は高まる。

LSO 0082

「ベルナルト・ハイティンク」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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