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2006年6月27日 (火)

バイロイト音楽祭2005

Fd2005b

バイロイト音楽祭のホームページより
歌劇「さまよえるオランダ人」第3幕の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

引き続きバイロイト音楽祭2005から「さまよえるオランダ人」。
第3幕でノルウェー船の船員の合唱とオランダ船の船員の合唱が
激しく交錯して最も盛り上がる場面、
突如嵐となり、オランダ船から不気味な合唱が響いてくる
ここの迫力や劇的な展開が大好きである。
クラウス・グートの演出では、すべてはゼンタの幻覚、妄想にすぎないと
オランダ人の姿をした人々が舞台にあふれてくるという展開だそうだが、
心理劇の謎解きの面白さが好評で、
これまで評価は高いという話だったのだが、
この録音では、演奏終了と同時に会場からブーイングが起きている。
それ以前はあまりブーイングの印象はないのだが、どうだったか?
舞台の写真を見て思うことは、「オランダ人」においても
場面で照明の変化はあるけれど、舞台は全体を通して共通で
それは2005年新演出の「トリスタンとイゾルデ」も同じだが、
さらに極端に簡素な舞台とミスマッチなクラシカルなデザイン、
その辺の視覚的な部分における聴衆の不満もきているのか?
ある程度、飽きもあるのだろう。
といって、シュリンゲンジーフの「パルジファル」における
「ゴミの山」的舞台も聴衆は拒否しているわけで、いろいろ難しい。
保守的なワグネリアンたちを唸らせるのは至難の業である。
フィリップ・アルロー演出の「タンホイザー」は
極度に色彩華やかな舞台だが、聴衆の反応はたいへんよいけれど、
しかしそれはティーレマンの音楽に酔いしれているからこそであり、
舞台に関しての反応はあまりよくわからない。
次回は「タンホイザー」を聞こうと思っているので、
そのときは音からいろいろと探ってみたいと思う。

CDR228/229

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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