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2006年8月31日 (木)

私が聞いた今年の名盤2006

月末なので「私の名盤」の途中経過だけど、
今年も残り4ヶ月、2/3がすぎて、という段階で「
」多すぎ。
ラトルの惑星は、私的には最高に楽しみました。
派手な印象ではないので、好みはわかれそうな気もします。
コリン・マシューズの「冥王星」、その行方はどうなるのか?
ケント・ナガノも焦っていることでしょう。
そしてヤンソンスのショスタコーヴィチ、
結局コンセルトヘボウとの「レニングラード」も「
」!
ショスタコーヴィチ記念の年にヤンソンスで夢中になります。


《交響曲》

◎マーラー 交響曲 第6番~ズデニェク・マーツァル指揮チェコフィル
◎マーラー 交響曲 第7番~バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ
◎ショスタコーヴィチ 交響曲 第2番、第12番、第3番、第14番
   ~マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団

○ベートーヴェン 交響曲 第1番、第4番
   ~スクロヴァチェフスキ指揮ザールブリュッケン放送交響楽団

《管弦楽》

◎ホルスト 惑星~サイモン・ラトル指揮ベルリンフィル
○R.シュトラウス 英雄の生涯~ラトル指揮ベルリンフィル

《協奏曲》

◎ブラームス ピアノ協奏曲 第1番
   ~クリスティアン・ツィメルマン、ラトル指揮ベルリンフィル
◎ブラームス ピアノ協奏曲 第2番
   ~ネルソン・フレイレ、シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団


《室内楽》
今のところなし

《器楽曲》

◎ベートーヴェン ピアノソナタ op.109-111~内田光子
◎チャイコフスキー 「四季(1月~6月)」~クリストフ・エッシェンバッハ


《歌劇》
○ワーグナー 「パルジファル」~ティーレマン指揮ウィーン国立歌劇場

《声楽曲》
今のところなし

《ライブ盤》

◎ベートーヴェン 交響曲 第7番~クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団
◎ブラームス 交響曲 第2番~ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団
◎ショスタコーヴィチ 交響曲 第7番~ヤンソンス指揮王立コンセルトヘボウ

○ブラームス 交響曲 第1、3、4番~ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団
○ベートーヴェン 交響曲 第3番 「英雄」~ハイティンク指揮ロンドン交響楽団

は特に大切に感じられる名盤です)

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2006年8月30日 (水)

設計レポート~地盤調査

20060830

今日は現在設計中の住宅の敷地地盤調査。
朝から出かけて、立ち会ってきた。
結果は翌日には速報をFAXしてくれるのだが、
実際に調査の様子を見て、その場でいろいろなことを聞くのが、
私にとっては、何より敷地のことを理解することにつながるので、
現場が好きというのもあるけれど、行くことにしている。
そうしたら施主も今日は夏休みをとって来てくれた。
ふたりで興味深そうに作業を見て、
調査員の方もひとつひとついろいろ説明してくれて、
土の色、臭いがあるか?水分を含んでいるかどうか?
随時細かく様子を報告してくれた。
途中、サウンディングの機械がぶるぶると振動して、
固めの地層にぶつかっていることを意味するのである。
地下数メートルでの話であり、見ることも触ることもできないのだが、
その状態が振動で伝わってくるのである。不思議な感覚。
調査を見て、話を聞いて、すべては想像の粋に過ぎないが、
地下の地層を少し理解できたような気になる。
施主にとっても、家を建てようとしている土地がどんな土地なのか?
これからどういう土地の上で生活していくことになるのか、
それを知っておくことは重要だ。
実は地盤調査で報告されることって、その土地について、
むしろマイナスの可能性について、どういうことが想定されるのか?
いいことよりも悪いことを知って、それを今後に役立てる
ということの方が多いと思うのである。
よっぽど固い地盤の上に建っているとか、
そういう場合には、いいデータが得られるのだろうが、
はっきりいって、そういう土地って少ない。
起伏が激しい横浜などは、良好な土地なんて稀なのである。
しかしそこで人々は生活しているわけであり、
そういう地形、地盤と上手に共存していくことが大切なのであり、
ここで得られた情報がこれからの未来に役立ってくれればと思うのである。

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2006年8月29日 (火)

ワレリー・ゲルギエフ

ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウによる
ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」が
たいへんに素晴らしくて、かなりはまってしまったが、
そのときも書いたとおり、一方であまりはまらなかった
ゲルギエフ盤はどういうわけだろう?ということで
今日は久しぶりに聞いてみている。
こちらの演奏はゲルギエフの企画で
ロッテルダムフィルとマリインスキー劇場が協力して
ダブルオーケストラによる演奏で、
2001年9月、ロッテルダムにおけるライブ録音である。
今回聞いてみると、先日のヤンソンス盤の印象が残っている
ということも大きいが、ゲルギエフもわざわざ書くほど、
気に入らないということでは決してない。
ここで大きな要因は、録音についてであろう。
録音状態も悪くはないのだが、
通常よりも編成が大きいのかどうか?
ダイナミックレンジがあまりにも大きくて、
全員の合奏になるとうるさい、音が汚いというような、
しかし静寂の響きをしっかり聞き取るためには、
ボリュームを大きめにしないと聞こえないので、自然にうるさくなる。
迫力の点では、かなりすごいが、その勢いといったら相当のもの。
でもだからといって、ヤンソンス盤のようなバランス感覚、
ロイヤル・コンセルトヘボウのような緻密にして美しい音色、
それらに比べたら、ちょっと大げさで、音がデカイだけ、
というような印象もなくはない…。
しかし、それでもやはり聞いていると、唸らせるものがある。
そこはさすがにゲルギエフ。現在最高のカリスマ。
ゲルギエフは、音楽の生命力、内に備わる力強さ、
表現することの喜びによって、人々を熱中させる指揮者だが、
「レニングラード」に関して、このダブルオーケストラのアイデアも面白いが、
一方で通常の単独のオーケストラで、より精度を上げて、
隅々にまで徹底して表現したならば、どうなるのだろう?
って、私などは、つい考えてしまう。
できることならば、これからロンドン交響楽団との活動で、
ぜひ実現してほしいと思う。おそらく取り上げるだろう。
まあ、その辺は好みの問題であり、
より緻密な響きのコントロールによってショスタコーヴィチを聞きたい
というようなことを望んでいるので、だからこそ、
私はヤンソンスがひいきなのだ!
しかしそれにしても、ゲルギエフの演奏は熱い!
そういうゲルギエフも好きである。

PHILIPS 470 845-2

「ワレリー・ゲルギエフ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月28日 (月)

デイヴィッド・ジンマン

先月に放送された昨シーズンのベルリンフィルとの演奏で
シューマンの交響曲「ライン」が非常に素晴らしかったので、
今日は少し前の録音からチューリヒ・トーンハレでの
シューマンの交響曲全集を聞いている。
ジンマンが指揮していることでベルリンフィルのシューマン演奏に
画期的な一面が発見できたことは間違いないのだが、
やはりチューリヒ・トーンハレでの演奏はさすがに鮮やかであり、
やりたい放題がすべて成功しているような印象、それは最高である。
全体に快速、流麗なテンポ設定でもあり、
厚ぼったく響くシューマンのオーケストレーションに
爽やかな風が吹き抜けて、かつてないほどの透明感があふれているが、
決して薄味な印象はなく、豊かな表情とエネルギッシュな展開に
心から喜びを感じ、楽しさに躍動するシューマンなのである。
ジンマンのボルティモア時代はあまり知らないのだが、
チューリヒでのベートーヴェンは有名だし、
しかし私は期待が大きすぎたR.シュトラウスは特に面白さはなくて、
だけど、その後のシューマンでは、このように魅力いっぱいですごい!
古典的な形式感の強い作品の方が、
ジンマンの面白さがより浮かび上がってくるのか?
これから展開するというマーラーの交響曲ではどうなるのだろう?
同様の演奏としては、ノリントンとシュトゥットガルト放送交響楽団もあるが、
ノリントンの方がさらに古楽奏法を追求しており、素朴な印象もあって、
ジンマンはどうだろう?現代オーケストラの高性能を
より優先しているような気もするし、この活気ある音楽には強くひかれる。
ノリントンとシュトゥットガルト放送交響楽団は、
私にとっては最高の存在なのだが、シューマンに限っては、
ジンマンのこの名演は、それ以上ともいえる圧倒的存在である。
偶然にもノリントンもマーラーの交響曲に着手しているが、
マーラーでは、ジンマンとの比較はしないほうがいいような…?

ARTE NOVA 82876 57743 2

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2006年8月26日 (土)

落語のCD化

桂三木助の録音をためていたのだが、
今回一枚にまとめてみた。
「さんま火事」「加賀の千代」「長短」「へっつい幽霊」
上品な語り口でたいへんに魅力的である。
噺もすごくいい!ちょっと渋いのかな?
いや、面白く、親しみもあって、情景が浮かんでくる。

「さんま火事」は秋刀魚に脂がのっているそうで、
ということは、秋の噺?
「加賀の千代」は、年越しのお金のやりくりの噺。
江戸時代には、一年分の請求書が年末にまとめてきた。
それをどうやって都合するのかが一苦労。
「長短」は短気な性格と気長な性格の二人が登場で、
特に季節感はないのだが、
「へっつい幽霊」は幽霊ということで夏。
それぞれの季節の噺が集まって、それも面白い。

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2006年8月25日 (金)

東京建築散歩

20060825a

今日は、設計事務所に勤めていた時代の先輩と
さらに大先輩の照井信三さんの設計による
レイカズン本社ビルを見に行ってきた。
ガラスに面して配置された蛇腹のような折り曲げ鉄板が
構造体を形成しており、こういう発想って、
私の中には存在しないものなので、
たいへん興味深く、不思議な気持ちになる。

20060825b

少し歩いて外苑西通りに出ると
東孝光の設計による有名な「塔の家」がある。
何度見ても素晴らしい。感動する。
時代の流れを越えて、偉大な作品である。
通るたびについ写真を撮りたくなる。

20060825c

それから何となく裏通りに入ったら、
ビックリ!たまたまの偶然なのだが、
妹島和世の設計による「小さな家」を見つけてしまった。
意外な出会いがあって、驚きであった。

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2006年8月24日 (木)

丸太柱の材木選びに

20060824

今日は横浜市金沢区にある木材市場に
使用する丸太柱の最終選びに行ってきた。
施主を車に乗せて、工務店の社長と材木屋さんと全員が集合。
最初に材木を扱っている市場の社長さんのレクチャーを聞いて、
それからいざ丸太柱の選定に!
今回の柱は、鉄筋コンクリート造の鉛直荷重を受ける
構造柱でもあるので、材木屋さんのお薦めも聞いて、
その柱を施主もたいへんに気に入ってくれたので、
それで最終決定に。素晴らしい!
他のも捨てがたい魅力があり、
ぜひ使用したいとよくお願いしておいた。
それから丸太と一緒に記念撮影。
自分の家にこれから使用される材木選び、
普通はこういう体験はなかなか機会がないと思うのだけど、
施主はたいへん喜んでくれて、企画してよかったと思う。

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2006年8月23日 (水)

セルジュ・チェリビダッケ 17

今日はチェリビダッケのチャイコフスキー「悲愴」。
ミュンヘンフィルとのライブ録音(1992.11)である。
1時間にも及ぶ長大な演奏だが、
バーンスタインの前例もあるので、驚かないけど、
しかしこっちはどこまでもチェリビダッケ流であり、
この美しさ、精密な表情付けに深く感動する。
(ちなみにバーンスタイン盤も大好きである。)
弦楽器群を中心に何という美の追求だ!
止まる寸前のような、旋律を長い息で歌い上げていくけれど、
この集中力は凄まじいものがあって、
晩年のチェリの録音の中でも、このチャイコフスキーは素晴らしい!
消え入るような静寂の後、第1楽章展開部の巨大な迫力と緊迫感、
最高だ!ファンにはたまらない熱くなるものがある。
第3楽章の雄大な足取りはまさにという感じであり、
後半の盛り上がりも下品な爆発には決してしない
格調高い風格は、チェリ独特の宇宙観。
終楽章の丁寧な展開、精妙な響きのコントロールは、
巨匠ならではの深みに吸い込まれてしまうのだが、
でもここは、バーンスタインの方が、極端に感情的な表現で
チャイコフスキーに没頭して、音楽に涙しているので、
その点ではバーンスタインの方が直感的に心に響いてくるのかも。
チェリはその点、自分のスタイルを絶対に曲げない強い意志で
その場の感傷や興奮、会場の空気に流されない
音楽の構造や造形に対するこだわりを貫き通している。
それにしても凄まじい集中力で、繰り返しになってしまうが、
晩年の録音でも、これだけの緊張感が
音にしっかり浸透している演奏もそうはないと思う。
チェリの「悲愴」!名演である。私は好きだ。

EMI 5 56523 2

「セルジュ・チェリビダッケ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月22日 (火)

設計レポート さらに

今日は夕方から工務店に行って
構造図をめくりながら、いろいろと今後の工事のこと、
段取りや施工上の問題点を打ち合わせしてきた。
かなり長時間に様々に相談したのだが、
夜になって、工務店の社長といつものラーメンに行こうかと
瀬谷区の日向山にある家系ラーメン「4号家」で食べてきた。
スペシャルの中盛りを注文して、中盛りで麺が多いのと
ちょっと夏バテで食欲ないかも…という、
いつもならしっかりスープを飲むのだが、
今日は入らなかった。ごめんなさい。
スープの味でこの店に行っているので、
普段ならもったいなくて、残すようなことはしないのだが…。
でも煮玉子は最高においしくて、これはたまらない!

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2006年8月21日 (月)

設計レポート

今日は朝から横浜市役所へ。
A邸の確認申請で図面の差し替えと申請書の訂正を行い、
市の担当者の方にチェックしてもらって、
意匠の審査については、一応これで完了!
土日を抜けば、法定の7日間でここまで来たので最速。
しかし!これから構造の審査、こっちはたいへんだ。
構造事務所には何卒よろしくお願いしたいとそればかりです。
私の方は工務店との見積りや着工の段取りに専念したい気持ちもあり、
今後も引き続きたいへんである。

意匠の審査については、概ね見通しがついて、
歓喜の合唱!というわけではないのだけれど、
たまたまハイティンク指揮ロンドン交響楽団による
ベートーヴェンの第九の最新ライブ盤が入荷していたので、
早速購入してきた。まだ聞いてないけど、楽しみである。
今度じっくり聞きたいと思っている。

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2006年8月19日 (土)

設計レポート

今日は朝から新しく設計中のM邸の打ち合わせ。
お盆の間に準備しておいた平面図、立面図、断面図を見てもらい、
断面図がなかなか面白く仕上がっていて、気に入ってもらえた。
天井が高い部分と低い部分とで変化があって、
低いところは建築基準法に定められている天井高さより
ちょっとだけ高いぐらいで、しかし空間は一体につながり、
そこから広い空間へと到達する劇的な展開?
部屋の性格や建築の形態によって
空間のヴォリュームに特長を与えていくのだが、
大きいヴォリュームと小さいヴォリュームがぶつかって
そこに生み出される空白の領域が存在して、
その部分を施主ご希望のロフトにして、
すると不思議なのだが、一番条件が悪くて、
小さな部屋だったそこが、今度は一番面白くなってしまって、
荷物置場(屋根裏収納)のつもりが
将来の子供部屋、遊び場所に変身してしまったのである。

現在確認申請に出しているA邸とこちらのM邸、
形もデザインも構造も全く違うのだが、
実は私の中では非常に似ているところがあり、
それは空間に対する想いである。
発想の段階での話しなので、実際の建築としては、
もちろん全く別のものが出来上がってくるわけだが。

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2006年8月18日 (金)

セルジュ・チェリビダッケ 16

さらにチェリビダッケのベートーヴェン
交響曲第2番(1996.6)と第4番(1987.4)。
ミュンヘンフィルとのライブ録音である。
チェリビダッケは1996年8月に亡くなっているので、
第2番は最晩年の録音であろう。
いつが最後の演奏で、どれが最後の録音なのか、
その辺は詳しくはわからないのだが、この録音は興味深い。
でも聞くと特別に亡くなる直前ということは意識させずに
いきいきと表情豊かでその充実の表現はいつもと変わらない。
最近の新解釈からすると時間が止まったようではあるけれど、
チェリ好きの人にとっては、これぞ!というベートーヴェンである。
遅さという点では、前回(第7番)も書いたとおり、
晩年のベームの演奏などを思い出してしまうのだが、
第4楽章など速いはずの楽章でテンポが遅いのに
リズムなど活力に満ちていて、造形も見事に力強さがみなぎって、
この辺はベームもチェリビダッケも不思議と鮮やかに決まっている。
でもベームとチェリでは、ずいぶん方向性が違っていて、
そこもまた、たいへん面白いのだが。

交響曲第4番はこのEMIのシリーズで2種類の録音があり、
こちらは少し前の1987年のライブである。
この時期、すでに遅いテンポでチェリ特有のベートーヴェンとなっているが、
集中力やより引き締まった響き、流麗な表現に関しては、
やはりまだ時期が早いということに意識が少し行く。
より通常のベートーヴェンに近いのかもしれないけれど、
チェリ流の美感が見事なバランスの中に存在していて、
その完成度はさらに高いような気もして、これはいいのでは!

EMI 5 56838 2

「セルジュ・チェリビダッケ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月17日 (木)

王立コンセルトヘボウ2005/2006

マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウによる
ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」。
コンセルトヘボウの自主制作ライブ盤である。
今回は録音が素晴らしい。はじめから圧倒された。
このシリーズは最初の頃から聞いているが、
「新世界」や「英雄の生涯」、ブラームスの2番など、
SACDではあるけれど、音に迫力なくて、がっかりだったのだが、
最近はずいぶんよくなっていて、特に今回は最高の満足度。
レコードの価値は音質だけではないが、
その環境によって、音楽はずいぶん印象が異なってくるので、
演奏者の想いをどこまで伝えられるのか、
制作者(プロデューサー等)のこだわりはやはり重要である。

ショスタコーヴィチの交響曲は、この次の第8番が一番好きで、
それに比べて「レニングラード」は実はあまり好きではなく、
嫌いではないのだけれど、親しみなくて、
頻繁には聞いてこなかったのだが、
それはゲルギエフの演奏を聞いてはまらなかった
というのが大きいような気もしていて、でもここでついに!
すべてはヤンソンスの存在であり、今回はすっかり引き込まれた。
やはり私はヤンソンスのショスタコーヴィチが好みらしい。
例えば有名な第5番などでも、ゲルギエフ盤もよかったが、
ヤンソンスのクリアで徹底したコントロール、
この辺こそがムラヴィンスキーにつながるのかな?
と思ってしまうが、圧倒的にヤンソンスである。
ヤンソンスの解釈は熱いショスタコではないのだが、
でも夢中になってしまう強い力があって、
音楽は迫力とか、音がどれだけはじけているかではなくて、
集中力と緊張感の持続、音楽の全体にまで
どれだけ細かい配慮が行き届いているか、
それが重要なのだと思うのである。
これは私の好みの問題でもあると思うのだが。
ちなみにヤンソンスとの比較としてゲルギエフをあげたが、
別にゲルギエフ批判ということではなくて、
なぜならば私はゲルギエフの大ファンなので、
毎回そのときそのときで全然違う想いが生まれてきて、
感動も別の感動だったりするので、
それが音楽の素晴らしさなのである。

今回も感じるのだが、最近のヤンソンスは本当に隙がないと。
ショスタコーヴィチを聞くとやっぱりヤンソンスは、
マーラーよりもショスタコーヴィチなのかなって少し思ってしまう。
一方で、昨年ウィーンで取り上げたブラームスもすごかったし、
来日してNHK音楽祭でのベートーヴェンの第7番など、
ドイツものでも圧倒的存在感のある響きをさせる。
そしてお得意のシベリウスなど。ヤンソンスはいいな。

RCO 06002

「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月16日 (水)

夏バテでしょうか?

朝から体温が上がらないというか、
冬眠から覚めない動物のようで元気ないのですが、
夏バテでしょうか?少し寝不足が続いてるかな?
目は覚めてるのに体はずっと寝たままみたいな。
今日は涼しいねというと、母などは暑い暑いといっている。
ちょっと体調が悪いのかな?気をつけないと!
仕事していても集中力はいまいち。
一日効率の悪い状態で、ダラダラと
図面は描き続けていたのですが…
本当は今日、ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウの
ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」(ライブ盤)を
聞こうと思っていたのだが、そういう感じなので、
とてもショスタコーヴィチを聞こうという元気はなし。
そういうときは!ということで落語を聞いて、
今月はじめに録音した桂三木助さんの
「へっつい幽霊」などを聞いたのだが、少し元気が出た。
落語は癒される。体調の上昇につながるのである。
落語を流して仕事もちょっとはかどって、そのときぐらいは進んだ。
夏バテで元気ないなと思ったら、落語で笑ってください。
今日は思い切って早寝しようと思います。

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2006年8月15日 (火)

ベルリンフィル2005/2006

この夏というよりも今年一年で、最も期待の一枚の登場である。
ベルリンフィルの今年3月の演奏会のライブ録音で
ホルストの惑星を中心としたプログラム。
前半には宇宙をテーマにした新作が取り上げられ、
サーリアホ、マティアス・ピンチャー、タネジ、ブレット・ディーンの作品、
そしてコリン・マシューズの冥王星の後、ホルストの惑星である。
素晴らしい企画!何と魅力的な選曲だ。
前半の委嘱作品がどれも素晴らしくて、私はこういうのが大好きだが、
でも改めて考えると、それぞれの作品の宇宙とのつながり、
それについては、あんまりピンとこない。
描写ではなく、あくまでも内面的な作品ということなのだろう。
コリン・マシューズの冥王星も素晴らしくて、
でもホルストの惑星とは、全く関連性が見つからなくて、
やはり別のものとして楽しんだ方が自然である。

ラトル指揮のホルストの惑星。ベルリンフィルとの最新録音である。
ちょっとあまりに期待が大きすぎたというのもあるのだが、
はじめ聞くと、えっ?って思ってしまう、これまた非常に面白い展開。
ラトルならではの新鮮な発想に付いて行くのはたいへんだ。
でも聞けば聞くほど、これがあまりにも素晴らしくて、はまってしまった。
ベルリンフィルがまじめに、真剣に惑星を演奏していて、
ラトルの解釈には、派手な音など一切なくて、
ホルストの書いた音って、こうなのだ!と、これはいい。
過度な迫力や過剰な美を表面的に扱う演奏が多い中で、
ラトルは全く違う角度から攻めて、いいではないか!
この惑星は何度でも聞きたい!聞けば聞くほど好きになる。
今日だけでもう3回も聞いてしまった。

EMI 3 59382 2

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月14日 (月)

リッカルド・ムーティ

今晩はリッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィルの
昨年秋の来日公演が放送されるが、
夕方から家族で出掛けることになってしまい、
録音を頼むこともできず、タイマーセットをしてもいいのだが、
それよりもまずこの演奏の生中継の際の録音を
急遽聞きなおしてみることにした。
ノイズ等の大きな事故もなかったので、
すでに持っている録音でこのままいくことにして、
生中継なので、拍手も盛大に入っていて、
臨場感の点でもたいへんに好ましい。
シューベルトの「ロザムンデ」序曲にはじまって、
モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」、
後半はラヴェルのスペイン狂詩曲、
ファリャのバレエ組曲「三角帽子」から第2部という
全く新鮮味のないプログラムなのだが、
ムーティの指揮、ウィーンフィルの演奏の素晴らしいこと!
あまりに魅力的な響きについ引き込まれてしまう。
ウィーンフィルのラヴェル、ファリャといえば珍しいが、
この選曲はムーティの得意のプログラムであり、
はっきりいって、ウィーンでもツアーでも再演を繰り返している。
しかしその安心感というのもここでは良いほうに作用していて、
この音はまさにムーティとウィーンフィルという印象。
実は昔は、ムーティはあまり好きではなかった。
カッコつけてるし、脂ぎってるし、頭はベタベタしてそう、
髭が濃いし、外見のことばかりだが、
鷲のような鋭い顔つきに表れるように
音楽も個性をハッキリ出して、トゲトゲしている感じ。
でも今は違う。ムーティは本当に素晴らしい巨匠であると
特にウィーンフィルを指揮したときなど、格別である。
ウィーンフィルから最高の響きを引き出せる指揮者だ。
人によっては、ラトル、ゲルギエフ、ティーレマン、…
昔からの顔ぶれでもメータ、マゼールといるわけだが、
私はその中でもムーティ指揮ウィーンフィルがよくって、
やはりムーティで聞きたいという強い思いがある。
アンコールはヴェルディの「運命の力」序曲。
これのまた、何と素晴らしいこと!最高である。

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2006年8月12日 (土)

バイロイト音楽祭2005

20060813

バイロイト音楽祭のホームページより
歌劇「タンホイザー」第2幕第4場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

バイロイト音楽祭2005で上演されたのは、
トリスタンとイゾルデ、ローエングリン、さまよえるオランダ人、
タンホイザー、そしてパルジファルという5作品である。
それらの録音を今年は順番に偶数月に聞いてきているが、
すでに8月の中旬になろうとしているので、
「タンホイザー」を聞きはじめた。
2002年からスタートしたフィリップ・アルロー演出、
クリスティアン・ティーレマン指揮の上演もこれで最後である。
この演出は、少し時間をおいて、いずれ再演されることもあるのか?
しかしご存知の通り、ティーレマンは今年からリングを担当しているので、
ティーレマンの指揮という点では、正真正銘、最後の上演となるに違いない。
本当に感動的な「タンホイザー」である。
心の底から深く熱いものがこみ上げてくる。
ここまでの極みにまで導いていくティーレマン、
なんという存在感であろう。
これまで聞いてきたタンホイザーの中でもやはり最高だ。
2002年からの4年間、毎年聞いてくると
ティーレマンの「タンホイザー」こそ、絶対である!
というような、不思議な説得力に洗脳されてしまう。
この辺の盛り上がりと一年一年のさらなる充実はバイロイト流だが、
この2005年の完成度、達成感は特別である。
2004年の段階で、ティーレマンの「タンホイザー」はかなりいいなあ!
という思いがあったのだが、今年はまたさらに、
何か格別なことがプラスされていて、ティーレマンという指揮者、
本当に計り知れないほどに人をひきつける魅力を備えた人だ。
第2幕では、最後の音が鳴り止むまで待っていられない
会場の拍手は異常な熱狂ぶりであり、
そして第3幕の後半の音に夢中にさせられて、
どこかへ連れていかれてしまうような感覚、
音楽への感動が何よりも勝るという、
もう正常な精神ではとてもいられない
奇跡のような舞台、特殊な音楽体験。
こんなのそうはない。
8月後半でじっくり聞き込んでいきたいと思っている。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月11日 (金)

横浜の風景から 7

20060811

横浜市役所である。
関内の駅を出ると目の前にある。
隣が横浜スタジアム。
写真はスタジアムの方角から。
20世紀を代表する日本の建築家のひとり
村野藤吾による設計。1959年の作品だそうだ。

今日、確認申請書を提出してきた。
確認申請など建築の審査の窓口は、
市役所といっても、別の建物なのだが。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月10日 (木)

今日の昼食は

20060810_1

今日は家でひとりだったので、
お昼は自分で料理して食べたのだが、
その写真です。

以前ホームページの方に
私がよく作る「イタリア丼」をご紹介したのだが、
今日のも似ていて、でも少し違うのでレシピを公開。
自分で言うのもなんですが、おいしいです。
あるものしか使っていないので、ごく簡単。

冷蔵庫にあった豚肉を少し細かく切って、
塩、コショウ、オリーブオイルをかけて、数分置いておく。
シイタケも発見したので、小さいのを5つほどいただいてスライス。
ジャガイモをひとつ持ってきて、7ミリ角ぐらいに切る。
冷蔵庫にタマネギの半分を発見!
さらに半分に切って、1/4個をみじん切り。
庭にバジルを摘みに行くが、新鮮な方がいいので、直前に。
でも虫食いがひどくて、虫の食べ残しをいただくよう。
いいとこだけ摘んできて、量は好みだが、
私はバジルの香りが大好きなので、結構たくさん。
にんにくを薄くスライス。みじん切りでもいい。

最初に豚肉を炒めて、火を通して、一度取り出してしまう。
油には肉の味が移っており、にんにくで香りを出して、
ジャガイモとタマネギを炒める。
弱火でバターを加えて、じっくり焦げないように。
ジャガイモがホクホクになったらOK!
再び肉を戻して、シイタケ、バジル、
それにトマトを切って、形が崩れないように炒める。
夏トマトはおいしいので、やさしく混ぜる程度。
もう一度味を調整して具は完成。皿に取り出す。

冷蔵庫にあった冷ご飯をにんにくと一緒に炒めて、
ガーリック・ライスを作る。
具にしっかり味があるので、少しだけ塩、コショウ。
炒められたら、ご飯の上に具を盛り付けます。

にんにくの香りで食欲も出るし、
夏バテ防止にもいいかもしれない。
ぜひ一度お試しください。

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2006年8月 9日 (水)

マーラーの名盤たち 2

アバドの指揮による「巨人」である。
といっても、ベルリンフィルとの有名な名盤ではなく、
1981年2月録音のシカゴ交響楽団を指揮した演奏。
ベルリンフィルとの記念碑的なライブも持っているのだが、
なぜこちらかというと、これこそがはじめて買った「巨人」なのである。
アバドのマーラーは、私にとっていつも最高のマーラーであると
そういうしっかりとした想いがあるのだが、
独特の歌謡性に特長があって、よく歌うマーラーであり、
それが自然に内面からあふれ出てくるようなところがあって
天性のバランス感覚というか、そこに生まれる調和が説得力である。
でも70年代から80年代前半のアバドに比べると、
今日はかなり変わっているというイメージもあり、
昔の方がゆったりと大きなテンポで豊かに歌いこんでいたという
今聞いても実際そう感じる部分もあるし、
しかし音楽を構成していく中での緻密さや透明な感覚、
それは今も昔も変わっていないのだ。
デジタル録音の最初期という音質の性格もあると思うのだが、
響きそのものはクールで乾いているような印象もあって、
でもこれはシカゴ交響楽団の音だという、そんな気もするし、
しかし同じシカゴでもショルティのときとは明らかに違うので、
そこはアバドの存在感であり、興味深い。
ここでのしなやかさも魅力だが、8年後のベルリンフィル盤では、
さらに自由な動きとふくよかな音色を手に入れるのである。

DG F35G21034

「クラウディオ・アバド」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月 8日 (火)

今日の夕焼け

台風が来ているそうだけど、午後から雨はやんで、
夕方、空が真っ赤で驚いて、外を見た。

20060808a_1

うちの2階から西の方角を見る。
爆発して、燃えているような激しい空。
ちょっと驚き。あわてて写真を撮った。

20060808b

同じ時間の北の方角を見ると
太陽はいないので、ずっと落ち着いているが、
こんなに赤い空は一年に何度もない。
気象条件や様々な要因が重なっているのだろう。
季節、湿度、温度、雲、光、角度、…

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2006年8月 7日 (月)

設計レポート

一日全く話題がなくというほど、
ずっと図面を書いていた。
だいたい出来上がって、しかしプリントして眺めると
間違いを発見、それで修正という展開。
構造図がまだ来ていなくて、
届いたら確認申請を出そうと思っている

工務店には、見積り用図面として、
意匠図に関しては、すでに提出した。
でも工務店に行くとたまたま建具屋さんが来ていて、
建具屋さんを前にして申し訳ないんですけど、
建具表がまだなんですよ…
まだまだ追加図面を書かないといけない。
でも見積りがスタートしたので、とりあえずホッとする。

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2006年8月 5日 (土)

ウラディーミル・アシュケナージ 2

ラフマニノフの練習曲集「音の絵」が聞きたくなって、
作品39(全9曲)が収録されているアシュケナージのCDを出してきた。
練習曲集「音の絵」をはじめて聞いたのは、
作品33と作品39からの抜粋によるリヒテルのCDであった。
(リヒテル盤の前半は、チャイコフスキー「四季」より)
一方の前奏曲集にしてもやはりリヒテルが最高だと思っているが、
ラフマニノフを得意としているアシュケナージも本当に魅力的である。
練習曲も前奏曲も抜粋というCDが多い中で(ホロヴィッツもそうだ)、
アシュケナージは全曲を通して演奏してくれている貴重な存在。

リヒテルやホロヴィッツと比べると
アシュケナージの演奏はある程度の抑制がきいていて、
無難な仕上がりともいえるし、偏りのない広く受け入れられる
大いなる普遍性の存在する演奏であるともいえる。
ベートーヴェンでもシューマンでも(ショパンでも)
アシュケナージってそういうピアニストだ。
しかしここでのラフマニノフは、何かもっとさらに強くひかれる
内面的な深みの感じられる演奏である。
アシュケナージのラフマニノフの評価が高い理由!
音が美しい!音楽も美しい。
しかし決して感情に流されない、甘くもないし、
引き締まって、堂々とした構えを見せるラフマニノフ。
音の大きさではない、内面から湧き出てくる迫力である。

DECCA 417 671-2

「ウラディーミル・アシュケナージ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2006年8月 4日 (金)

ジャンルカ・カシオーリ

ジャンルカ・カシオーリによるショパン・アルバムである。
もうだいぶ前に買って来たのだが、その日の晩に早速聞いて、
今日やっと2回目(続けてそのまま3回目)を聞いてみた。
金曜の夜、ショパンの音楽で幸せな気持ちに。
しかし仕事はずっと続けており、
図面描きの単純作業になっているので、
やっと音楽を聞こうかなという気持ちになった。

カシオーリのショパンという意外性に興味ひかれるが、
最初に聞くとかなり個性的な表情づくりであり、
まずその印象が大きくて、驚かされる。
しかしその後、聞き続けていると
相変わらず何という巧さ!これは驚異的である。
音の均質感、そしてそれを思い切って破壊する強烈なアクセント、
鮮やかなリズム処理、いくらでも速度を上げられる指の運動性、
音楽はどこまでも澄み切っており、その透明な輝きに
聞けば聞くほど、感嘆のため息がもれる。
スケルツォ全曲を中心に軍隊ポロネーズ、ノクターン、
ワルツ、子守歌、即興曲、幻想即興曲というふうに
後半はポピュラー曲ばかりが集められているけれど、
これがまた、カシオーリは非常に凝った趣向であり、
ノクターンなどは、Karol Mikuliという人による
独特の装飾による演奏で興味深い。
こだわりに満ちていて、さすがである。
私としては原曲のノクターンの方が好きだが、
こういうのが存在しているということは知らなかったので、
カシオーリのここでの試みは、たいへん面白く聞かせてもらった。
またポロネーズであるが、イタリアつながりということだけど
ミケランジェリの弾く作品22の華麗なる大ポロネーズが思い出されて、
不思議な感覚になる。アクセントによるものか?
個性的な表情づくりということだが

中音域や通常の伴奏の中にも不思議なメロディーが生み出されて、
これは深い研究の成果であり、努力の上に成り立っているけれど
それを可能にする圧倒的なテクニック、天才的発想に
カシオーリというピアニストの底知れぬ大きさを感じたのであった。

DECCA 476 702-9

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2006年8月 3日 (木)

バイロイト音楽祭2006

7月25日に開幕した今年のバイロイト音楽祭も
昨日の「パルジファル」(アダム・フィッシャー指揮)で
すべての演目の第1サイクルが終了したと思う。
ドイツの放送局やハンガリーのバルトーク・ラジオでは、
ネットで生中継(時間差中継)されたりもするのだけれど
今年は年末の放送まで楽しみにすることにした。
新演出リングや他の演目でも指揮者の交代など、
注目しないではないが、ちょっと今は時間がないだけ。
ティーレマンの指揮による新演出リングが
すべての話題をさらっていくと思うのだけど、
実際のところ、どうだったのだろう?
気になるのだが、いまのところ特に情報は集めていない。
(時間があるとき、ゆっくり調べたいと思います。)
しかしバイロイト音楽祭のホームページで
すでに今年の各演目の舞台写真が公開されているので、
それを見るとリングは美しい色彩と落ち着きのある舞台構成で
無難な展開(保守的な方向)となっているのか?
詳しくはわからないが、客席での反応にも注目である。
でもティーレマンの絶大なる人気、
そしてティーレマンが指揮したワーグナー作品への期待といったら
異常な盛り上がりを見せているので、
楽劇の場合、音楽のみならず、演出も大きな要因となるので、
演出への批判によって、ティーレマンの舞台を台無しにしてはならない
という、まわりの空気も漂っているのか?
今回のリングは、ここまで来るのに予定の演出家の変更が繰り返されて、
ある程度、安心して高いレベルが期待できる演出・舞台を目指した
というのがあるのかもしれない。
しかし「ジークフリート」のミーメの家については、
何か明確な設定がありそうで、
それが全体の流れにも関係しているのだろうけど、
ちょっと気になった。
工事現場の事務所(所長室)のようである。

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2006年8月 2日 (水)

落語は聞いてる

このところまた音楽を全く聞いていない。
忙しさで余裕がなかったり、他の事に集中していると
音楽が聞こえてこないというのもあるのだけれど
特別に聞きたいという欲求がないので、聞かないだけか。
それだけ建築のことばかり考えているということである。
でも落語は聞いた。
昨日の夜、深夜の放送をタイマーで録音しておいたので、
朝食のときに早速聞いてみた。
三代目の桂三木助による「へっつい幽霊」である。
夏なので怪談噺ということだが、幽霊といっても面白い。
いい噺だ。時間ができたら、ゆっくり聞きたいと思う。
ちなみに「へっつい」とは「竈(かまど)」のことである。

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2006年8月 1日 (火)

まだ今日は火曜日

昨日、今日とひたすら図面を書いている。
まもなく確認申請を出すので、
図面の最終的な調整・修正をしては、
法規のチェックをもう一度して、
さらにそれを図面上に表現する。
なんだか、すごく長くいろんなことをやっているようだけど、
今日はまだ火曜日。
木曜とか、明日あたりは金曜日みたいな印象だ。
これくらい真剣にバリバリ働かないといけないのだけど…
いつもこうでなくてはいけないのだけど。
明日は打ち合わせなので、ちょっと外に出てくるので、
気も晴れるかな?この何日かこもりっぱなしなので。
音楽も聞かずに図面に集中しています。

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