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2006年8月14日 (月)

リッカルド・ムーティ

今晩はリッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィルの
昨年秋の来日公演が放送されるが、
夕方から家族で出掛けることになってしまい、
録音を頼むこともできず、タイマーセットをしてもいいのだが、
それよりもまずこの演奏の生中継の際の録音を
急遽聞きなおしてみることにした。
ノイズ等の大きな事故もなかったので、
すでに持っている録音でこのままいくことにして、
生中継なので、拍手も盛大に入っていて、
臨場感の点でもたいへんに好ましい。
シューベルトの「ロザムンデ」序曲にはじまって、
モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」、
後半はラヴェルのスペイン狂詩曲、
ファリャのバレエ組曲「三角帽子」から第2部という
全く新鮮味のないプログラムなのだが、
ムーティの指揮、ウィーンフィルの演奏の素晴らしいこと!
あまりに魅力的な響きについ引き込まれてしまう。
ウィーンフィルのラヴェル、ファリャといえば珍しいが、
この選曲はムーティの得意のプログラムであり、
はっきりいって、ウィーンでもツアーでも再演を繰り返している。
しかしその安心感というのもここでは良いほうに作用していて、
この音はまさにムーティとウィーンフィルという印象。
実は昔は、ムーティはあまり好きではなかった。
カッコつけてるし、脂ぎってるし、頭はベタベタしてそう、
髭が濃いし、外見のことばかりだが、
鷲のような鋭い顔つきに表れるように
音楽も個性をハッキリ出して、トゲトゲしている感じ。
でも今は違う。ムーティは本当に素晴らしい巨匠であると
特にウィーンフィルを指揮したときなど、格別である。
ウィーンフィルから最高の響きを引き出せる指揮者だ。
人によっては、ラトル、ゲルギエフ、ティーレマン、…
昔からの顔ぶれでもメータ、マゼールといるわけだが、
私はその中でもムーティ指揮ウィーンフィルがよくって、
やはりムーティで聞きたいという強い思いがある。
アンコールはヴェルディの「運命の力」序曲。
これのまた、何と素晴らしいこと!最高である。

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