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2006年9月20日 (水)

第1422回N響定期公演

2000年12月のN響定期公演から
12月6日サントリーホールにおける
シャルル・デュトワ指揮の演奏会。
前半がラヴェルの「高雅にして感傷的なワルツ」
そしてストラヴィンスキーの「3楽章の交響曲」。
後半がトルルス・モルクのソロで
ドヴォルザークのチェロ協奏曲という
今でも強く印象に残っている素晴らしい演奏会である。
デュトワ得意のラヴェルとストラヴィンスキーということで
前半にこういった精妙な響きによる独特な色彩、
そしてリズムが鮮やかな「3楽章の交響曲」をもってくるあたり、
デュトワのセンスが大好きで、魅力的なプログラミングである。
そして後半メインに協奏曲が来てしまって、
トルルス・モルクが登場するあたり、最高だ!
といっても、当時の私は、実は、
トルルス・モルクはまだあまり聞いたことがなくて、
この演奏を聞いて、一気にファンになったのである。
そういう意味でも、この演奏会は記憶に残っている。
北欧の演奏家ということで先入観をもってしまうのもどうかと思うが、
しかしその音色には独特の繊細さが感じられるし、
透明な響きでドヴォルザークを歌い上げて、
なんとも感動的な演奏だ。こういうの好き!
そしてデュトワのドヴォルザークがまたいい!
民族色とか、チェコ風とか、そういうのからはかけ離れているか?
しかしそのスッキリして、響きを徹底してコントロールするあたり、
デュトワは本当に素晴らしい指揮者である。
今でも年に一ヶ月はN響を訪れているが、
音楽監督の時代には、たくさんの演奏を残してくれた。
ファンにとっては、そのすべてが貴重な録音である。
今後も少しずつ、大切に聞いていきたい。
ちなみにトルルス・モルクのアンコ-ルは、
カタロニア民謡「鳥の歌」であった。

CDR235/236

「シャルル・デュトワ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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