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2006年9月29日 (金)

第1487回N響定期公演

2003年5月のN響定期公演から
5月16日NHKホールにおける
作曲家クシシュトフ・ペンデレツキの指揮による演奏会。
メンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」にはじまり、
続いて自作自演ということになるが、
ペンデレツキのヴァイオリン協奏曲第2番「メタモルフォーゼン」
(ヴァイオリン独奏はシャンタル・ジュイエ)
後半メインはベートーヴェンの交響曲第7番である。
ペンデレツキのヴァイオリン協奏曲第2番は、
同じく作曲者の指揮でムターもレコーディングしており、
20世紀のヴァイオリン協奏曲においては
たいへん重要な作品なのかもしれない。
しかし現代音楽好きの私もペンデレツキはそれほど興味なくて、
とはいえ作曲者自身の指揮で聞けるという機会も少ないと思うし、
N響に登場ということで録音しておいたのだが、
この作品、今回じっくり聞いてみると素晴らしい作品である。
現代ではあるが、難しいという印象はなく、
しかし聞いているとこの響き、次第に癖になってきて、
ということは、やはり魅力あふれる作品であるに違いない。
実際にはそんなにはチャンスがないけれど、
今後もぜひ聞いていきたいと思う。

そして後半のベートーヴェンの第7交響曲。
ペンデレツキのベートーヴェンなんて、
正直なところ、期待していなかったのだが、
これが非常に名演で、実に感動的なベートーヴェンである。
ペンデレツキは作曲と同時に指揮もかなり行っており、
北ドイツ放送交響楽団(ハンブルクNDR交響楽団)や
ウィーン交響楽団を指揮している録音を聞いたこともあるが、
かなり厚みのある音を引き出す人で
メンデルスゾーンだとちょっと重いのだが、
しかしベートーヴェンでは、この重量感が非常にいい!
そして同時にいきいきとしたテンポ感、リズム感覚も魅力的で、
この第7は、録音を残しておいて、本当によかった。
やっぱり第7はいつ聞いても素晴らしい。

CDR237/238

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