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2006年9月19日 (火)

ポリーニのモーツァルト1990

さらにモーツァルトのピアノ協奏曲を
ポリーニのライブ録音から今日はニ短調K.466を聞いている。
1990年2月4日 ザルツブルク・モーツァルト週間での演奏。
ミヒャエル・ギーレン指揮ウィーンフィル。
これは本当にすごい演奏で、はじめの頃など、
あまりの厳しさ、その緊張感からか
聞いていて、心の余裕というものが一切存在しない
なんか息苦しくなるような、激しい迫力、
これがモーツァルトなのか?という、
ポリーニなんて、ベートーヴェンの「熱情」を弾いているような
まるでそんな、押しつぶされてしまいそうな圧迫感があり、
凄まじい印象に叩きのめされてしまったのだった。
ギーレンがまた辛口のモーツァルトなのである。
でも今聞くと、ポリーニのこの、とにかく弾きまくっている感じ、
これがいいのである。ポリーニなのである。
ピアノの音の存在感、音楽は巨大な輝きを放って、
何か、普通の常識なんて、はるかに超越した境地、
超人的なピアノに圧倒されて、それに尽きるのである。
この演奏も当時FM放送で聞いていたのだが、
正直なところ、その頃はまだわからないことの方が多かった。
でも今思うのは、ポリーニの1980年代後半から90年代にいたる
これらの演奏、当時のポリーニが私は一番好きみたいである。
とにかく圧倒されたいのかもしれない。
圧倒されてこそ、ポリーニなのである。
というのは、私の個人的な好みではあるが、
みなさん、いかがだろうか?

記録によるとこの演奏の後、ギーレン指揮ウィーンフィルは、
モーツァルトの交響曲第39番K.543を演奏している。
残念ながらその録音はないが、
今では私は、たいへんなギーレンファンなので、
興味深い!聞いてみたい!!
ギーレンがウィーンフィルを指揮している
というのも非常に珍しいのではないか。

FKM-CDR-52

「マウリツィオ・ポリーニ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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