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2006年9月27日 (水)

王立コンセルトヘボウ2004/2005

ロイヤル・コンセルトヘボウの2005年6月のライブで
マリス・ヤンソンス指揮によるシベリウスの交響曲第2番。
このディスクが発売になったのは少し前で、
私はシベリウスが大好きなのになぜ買うのが遅くなったのかというと
この前後にヤンソンスのシベリウスの録音というのはいろいろあって、
2004年4月に第1番の交響曲をバイエルン放送交響楽団で
そして2005年3月にはウィーンフィルの定期演奏会でも指揮して、
さらに5月には、ベルリンフィルで第2番の交響曲。
その一ヶ月後のコンセルトヘボウでのライブがこの演奏なのである。
あまりにいろいろあるので、何となく後回しになっていたのだが、
しかしその後発売のマーラーそしてショスタコーヴィチの名演で
急に興味がシベリウスに行ってしまった。
でもショスタコーヴィチ「レニングラード」の快演と比べると
演奏のことよりも主に録音だが、少し気になってしまう。
このシリーズ(RCO自主制作)はずっとこういう感じだったのだが、
マイクの位置が遠いのか、会場の間接音が多くて、
今ひとつ迫力に欠けるというか、リアリティが薄い。
ショスタコーヴィチはかなりよかったので、
もしかしたら今後改善されていくのかもしれないが、
今回のシベリウスもちょっと残念な印象。
オーケストラは魅力全開な演奏を行っていると思うが、
木質系の響きというか、暖色の味わいで
この音を好きな人ってすごく多いのだけど、
シベリウスに向くのか?というと、すべて好みの問題だが、
私などは、バイエルン放送交響楽団の方がいいだろう、とか
ベルリンフィルだともっと面白い、というような、
ちょっと思ってしまった。
会場で聞いている聴衆はすごくよかったのかもしれない。
しかしCD(SACD仕様)で聞いたときに
その同じ興奮を共有できるかというと、今回は不満が残る。
会場で聞くのと同じ感動っていうのは、無論不可能ではあるけれど、
しかし最近は録音技術、音響技術はかなり高度に発展しているし、
こういったライブ盤は、作り手のこだわりもあって、
実際に聞きにいっているような喜びを共有できる
そんな素晴らしいディスクもかなり出てきている。
そういう中にあっては、ヤンソンスのシベリウスは、
ぜひともさらなる感動をもって、受け止めたかった。

RCO 05005

「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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