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2006年9月 5日 (火)

バイロイト音楽祭2005

20060905

バイロイト音楽祭のホームページより
歌劇「タンホイザー」第1幕第4場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

昨日に続くがティーレマンが指揮する序曲、
何度聞いても感動的である。
序曲に続いて、ヴェーヌスベルクの場面だが、
濃厚な音楽が流れて、ティーレマンの指揮は、
どっしりとした重厚な響き、まさにドイツ的な音作り、
そして同時に一方の高音の美しさを際立たせ、
なんとも艶やかな感触、細かな部分も芸が細かく、
こういう演奏ができる人はなかなかいない。
バレンボイムのCDが同じような印象もあって、
私は大好きな名演なのだが、
2002年以降、毎年ティーレマンの録音を聞いてきて、
さすがに慣れというのもあるし、4年間の積み重ねで
やはりティーレマンこそが最高であると思ってしまう。

ヴェーヌスベルクが崩れ去り、
ワルトブルクの山麓の場面(画像)へと進んで、
このフィリップ・アルロー演出の舞台は色彩が美しく、
非常に印象的な舞台である。
ウォルフラムがタンホイザーに語りかける場面。
ティーレマンの人気もあるし、このプロダクションは
失敗が少なかったのではないかと思うのだが、
2005年の公演でいったん終了である。非常に残念だ。
音で聞く限り、あまりの素晴らしさもあって、
いつまでもずっと聞き続けていたいというような気持ちになる。

ここでタンホイザーを歌っていたスティーヴン・グールドは、
今年(2006)からニーベルングの指環に登場して、
楽劇「ジークフリート」と「神々の黄昏」に出演、
ジークフリートを歌っているようなので、注目である。
グールドは2004年、2005年にタンホイザーを歌って、
今年一気にジークフリートに抜擢されて、
これから世界のワーグナー上演において、
中心的な存在となっていくのかもしれない。
第1幕第2場のヴェーヌスとのやり取りで
威勢よく歌い上げているところなどを聞くと
ジークフリート役にも期待が高まり、早く聞いてみたい。

(第2幕へとつづく)

CDR232/233/234

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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