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2006年10月30日 (月)

フィラデルフィア2005/2006

フィラデルフィア管弦楽団のダウンロード・サービスを利用して、
配信されているライブ音源を編集してCD化。
http://www.philorch.org
2005/2006シーズンのエッシェンバッハの指揮による
ベートーヴェンの交響曲全曲演奏から今日は第3番。
配信されている音源は2005年12月6日のものである。

私は「英雄」が大好きで、でもどちらかというと、
ラトルやアバド、ノリントンなど、急速なテンポ設定がよくて、
その点からするとエッシェンバッハは雄大な感じ、
最初聞くと私の好みでは、ちょっと大味な印象もあったのだが、
実はこの感想、エッシェンバッハがハンブルクNDRで
「英雄」を取り上げたときのライブでも同じことを感じて、
でも今回はじっくり聞いて、フィラデルフィアのさすがの実力、
細やかな表情をいきいきと描き出して、音の輝きは圧倒的だが
そうした魅力に気付くとやはり何ともいえない心地よさに満たされる。
でもこれはオーケストラの傾向だと思うが、どちらかといえば、
表面的な部分で勝負したベートーヴェンであるとはいえよう。
少し前に聞いたハイティンクとロンドン交響楽団のライブだと
やはりかなり派手な音をさせるオーケストラだが、
雄大さと緻密さが見事に共存して、さらに深い精神性、
聴衆を没頭させる力強さ、そういうものがあった。
フィラデルフィアは、エンターテイメント的な喜びあふれる音楽体験、
その華麗さで聴衆を魅了する、その点においては断然優れているが、
どちらをとるかは、人それぞれの好みで変わってくるだろう。
どうもやはりアメリカのオーケストラは馴染みないのか?
エッシェンバッハとフィラデルフィアによるこのシリーズ、
さすがにずいぶん慣れてきているのだけれど。

CDR244

「クリストフ・エッシェンバッハ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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