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2006年11月25日 (土)

フィラデルフィア2005/2006

フィラデルフィア管弦楽団のダウンロード・サービスを利用して、
配信されているライブ音源を編集してCD化。
http://www.philorch.org
2005/2006シーズンのエッシェンバッハの指揮による
ベートーヴェンの交響曲全曲演奏から今日は第6番「田園」。
そして「田園」の前に最近追加された音源でレオノーレ序曲第3番。
配信されているのは、レオノーレ序曲が2005年9月21日、
「田園」が2006年2月26日の演奏である。

これは素晴らしいディスクができた。
作品との相性もあろうが、今回のシリーズでこれまで聞いてきた中でも
最も魅力的で、感動の喜びに包まれた名演である。
レオノーレ序曲第3番は、以前ルツェルン音楽祭のライブで
まだヒューストン交響楽団を指揮していた時代の録音を聞いているが、
そのときもいいなあ!って、大いに気に入ったのだけど、
今回も最高である。得意の作品で繰り返し演奏しているのか?
作品自体が名曲中の名曲なのだけど、しかしそれをまたさらに
エッシェンバッハは聞かせ上手で、とにかくカッコいい。
じっくりと聞かせるところと速いテンポでスタイリッシュにまとめていくところ
そのコントラストが鮮やかで、実に引き締まった展開、
しかし音は柔軟な広がりと明るい色彩を放って、
最初の一音から最後の盛り上がりまで、
どこをとっても魅力でいっぱい。
そして「田園」だが、いきいきと明るい表情で
心地よい運動性と適度な安らぎ、そしてこちらも、
すべての音にエッシェンバッハの想いが、
心がしっかりと詰まっていて、この「田園」ならば、
ずっと聞いていたいかも!と思わせる親しみの演奏である。
フィラデルフィア管弦楽団の良いところばかりが引き出されて、
今回のシリーズでも頂点に達していると思うが、
これから聞くベートーヴェンの後半の交響曲にも
期待が高まってきた。次回は第7番と第8番。

CDR249

「クリストフ・エッシェンバッハ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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