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2006年12月30日 (土)

バイロイト音楽祭2006

バイロイトの放送は、今日は「トリスタンとイゾルデ」である。
ここでのペーター・シュナイダーの指揮は、
ファンにとっては、今年の目玉のひとつであると思う。
2005年の「ローエングリン」に続いて、
ペーター・シュナイダーの登場は、最高の喜び。
「トリスタンとイゾルデ」についていえば、
2005年の大植英次の録音は、私にとっては宝となっているが、
ここでシュナイダーの演奏を聞くとやはりさすがである。
大植英次のクリアな音楽と猛烈に突進する勢い、
それは最高の輝きで強烈な衝撃を与えられた。
しかしここでペーター・シュナイダーの豊かな表情を聞くと
去年の演奏は一本調子だったという印象もなくはない。
それぐらいにシュナイダーの指揮は、自由自在な手腕を発揮しており、
一方で指揮者の主張が全体を支配しているというような
気負っている部分、押し付けているところは全くなくて、
ある意味、淡々と仕事をこなして、歌手を支え、舞台の進行を支え、
ワーグナーの音楽を何よりもまず最高の状態に導くことに
すべてを捧げているような印象を受けるが、
結果として、ペーター・シュナイダーの存在は偉大なのである。
本当に感動的な演奏である!というのは、最初の印象であり、
年末の雑事に追われながらの鑑賞で、じっくりは来年になって、
時間をかけて聞いていきたいが、詳しくはまたいずれ。
歌手についても、最高のチームが実現されているように思うが、
私にとっては、何よりもロバート・ディーン・スミスのトリスタン。
そして今年からクルヴェナールを歌っているハルトムート・ウェルカー!
イゾルデのニーナ・ステメ、ブランゲーネのペトラ・ラング、
女性陣も豪華な顔ぶれで、挙げだしたら、きりがない。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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