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2007年1月25日 (木)

ベルリンフィル2002/2003

ベルリンフィルの2002/2003シーズンから
ダニエル・バレンボイムの指揮による演奏会。
2003年2月6日ベルリンのフィルハーモニーにおける録音。
今日は午前中、雑用を片付けて、午後は家にこもって、
住宅Mの収納の図面を描いていたので、
バレンボイムとベルリンフィルを聞きまくってしまった。

前半がイザベル・ムントリとモーツァルトのピアノ協奏曲、
後半がラヴェルの作品というプログラムで
モーツァルトとラヴェルという構成では、
モーツァルトの協奏曲を変えて、全く同じものを
2005年10月にもウィーンフィルで取り上げているので、
この聞き比べは面白くて、まずはベルリンフィルから聞くが、
ウィーンフィルの方もいずれそのうちに。
ベルリンでは、協奏曲でイ長調K.488を取り上げ、
ウィーンでは、変ホ長調K.482が演奏された。
ラヴェルは、スペイン狂詩曲、道化師の朝の歌、
亡き王女のためのパヴァーヌ、ボレロという
バレンボイムのお得意の選曲である。

バレンボイムの弾き振りによるモーツァルトが素晴らしい!
ピアノに関しては、あまり精妙に弾きこんでいるという感じではなく、
全体をよくまとめているというような印象の仕上がりで、
それは弾き振りによる演奏だからというのもあると思うし、
一方でやはりバレンボイムがピアノに向かっている時間が少ない
というのも関係しているのか?しかしどちらにしても
そういう細かいことはどうでもよくて、超越したところで
バレンボイムのモーツァルトは本当に魅力的である。
ラヴェルでは、ベルリンフィルのスーパーオーケストラぶりを存分に聞けて、
バレンボイムは相変わらず重い響きのラヴェルだが、じっくり描きこんで、
細部まではっきりと徹底した音楽が聞こえてくるのは、
やはりベルリンフィルならではの凄さに驚嘆してしまう。
しかしそういう巧さの一方で、音色的な部分については色彩がないし、
香りたつような情緒、風景に欠けるというのは気になる。
そういうのは、カラヤン時代からずっとそうだったし、
ある意味、これこそベルリンフィルの音なのかもしれない。
でも道化師の朝の歌などで聞かれる統率された迫力、
重い響きなのだが、同時に鮮やかな切れ味を生み出す
こういう演奏は、聞けば聞くほどにはまってしまう。

CDR259

「ダニエル・バレンボイム」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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