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2007年1月31日 (水)

ゲヴァントハウス2004/2005

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団2004/2005から
ヘルベルト・ブロムシュテットがカペル・マイスターとして
最後に指揮した演奏会でブルックナーの交響曲第8番である。
この演奏会はすでにFMで放送されていて、
しっかり逃さずに録音してあるのだが、
今回SACDで登場したので、早速買ってきた。
しかしSACDでは残念ながら、ブルックナーの前に演奏された
オルガンによるバッハの演奏(前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552)
そして当日のアンコールでメンデルスゾーンの「宗教改革」からアンダンテ
これらは収録されていないので、演奏会ライブを聞きたいという点では
少し不満が残る。放送録音も残しておくべきか?

SACDを聞きはじめる。どうも印象が…。思っていたのと違う。
演奏はもちろん素晴らしいのである。ブロムシュテットである。
しかしかなり抑えられている印象。
これはCD制作における音作りの方向性である。
ブロムシュテットの音楽性を考えれば、こうなるのかもしれない。
しかし私にとっては、何か本当はこうではないような…
疑いをもってはいけない、というよりそう思うなら、
本物を聞きに行けよ!といわれてしまいそうだが、
CD化の過程で、編集作業の段階で
かなり手が加えられているような印象。

私が持っているFMからの録音を少し聞きなおしてみた。
やはり!これはかなり違う。好みの問題なのだけど。
FMの方がより残響が長く、豊かな印象。
それによって迫力もあるし、勢いのある響き、
こちらに迫ってくる音の圧力、音楽の流れも感じられる。
動きもある。実はもっと表情もあって、実演の感触。
たいへんに誠実で、厳粛な音楽作りなのだが、
ブロムシュテットの存在が感じられるような。
今そこで音楽が生み出されている感覚。
もう一度SACDを聞いてみると、こういう音って、
CDにはよくありがちで、完成されている印象ではある。
しかしライブの臨場感はカットされていて、
音がやせているような気がして、いまいちのような…
せっかくなのに残念だ。本当にこの辺は好みなのだけど。
FMからの録音でこれはいずれ改めてCD化して、
またじっくり聞きたいという思いだ。そうしよう!
しかしこのブルックナーはさすがにブロムシュテットであり、
私はたいへんに好きな演奏である。
評判になっているようだけど、やはり第3楽章は特に感動的だ。

QUERSTAND VKJK 0604

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