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2007年1月 2日 (火)

フィラデルフィア管弦楽団2005/2006

今年最初のCDは、エッシェンバッハのマーラーである。
フィラデルフィア管弦楽団との交響曲第6番。
2005年11月の演奏会ライブ録音。
ONDINEのフィラデルフィアとのこのシリーズでは、
どうもスタイリッシュな仕上がりに収まる傾向があるようで
エッシェンバッハって、もっと濃いんじゃないの?って思いながら、
しかし感動的なマーラーはやはり最高である!
透明感のある響きで爽やかな風が吹いているところに
少し不思議な印象をもちつつ、一方でエッシェンバッハは、
フィラデルフィアでこの音色を手に入れたのか?
きっとそういうことなのだろう。
盛り上がって、それが鮮やかに決まって、
この作品独特の突如現れる静寂、
そういうところで背景に見え隠れするグロテスクなうごめき、
エッシェンバッハは入魂の表現で浮かび上がってくるが、
この辺が面白さであり、引き込まれてしまう。
エッシェンバッハはスコアの読みが深く、
創りこみや独特の鳴らせ方が何とも魅力的で好きだが、
やはりマーラーだと、熱中して聞いてしまう。
第3楽章(アンダンテ)は、また特別に美しく感じられて、
ちょっとこの楽章だけが浮いているようなところもあるけれど、
第1楽章から第2楽章への流れ、そして甘美な第3楽章、
最後に長大な第4楽章と3つの大きなブロックを形成しているような。
後半へ行くほどに美しさに研きがかかっていくようで、華麗なマーラーだ。
やはりこの辺がフィラデルフィアということなのか!
いまふと思ったのだけれど、パリ管弦楽団で
エッシェンバッハのマーラーが聞いてみたい!

ONDINE ODE 1084-5D

「クリストフ・エッシェンバッハ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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