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2007年2月16日 (金)

ベルトラン・ド・ビリー

話題の指揮者ベルトラン・ド・ビリーの最新盤。
ベートーヴェンの「英雄」、「エグモント」序曲、「コリオラン」序曲。
ウィーン放送交響楽団の主席指揮者として活躍しているが、
現地ウィーンでは、ときにウィーンフィルよりも人気があるという。
日本においてもFM放送ではすでにお馴染みの存在で
CDもいくつかこれまで出回っていたのだが、
実際にド・ビリーのCDを手に入れたのは今回がはじめてである。
どんなベートーヴェンを聞かせてくれるのか?聞いてみたかった。

まっすぐな演奏でたいへん気に入った。
明るい音色で快活なテンポ、リズム感覚も素晴らしい!
ド・ビリーの音であり、このベートーヴェンはいい。
しかしこのディスク、私はSACDで聞いているが、
なんだか音が変である。
音の広がりに関しては、会場の空間がしっかり感じられる。
舞台上の音をリアルに拾っているというよりは、
客席で実際に鑑賞しているという感覚に近い。
専門的なことはわからないけど、よくいう「マイクが遠い」のか?
でもなぜか?音に奥行きが存在しないのである。
平面的な印象で立体感がない。残念。
しかし明るい輝きのある音色と深みのある低音、
そしてそれに絶妙のバランス感覚を与えていくのはド・ビリーであり、
音作りの明瞭さや無駄のない構成感、
何とも心地よいベートーヴェン。
これは全集を目指した録音なのか?
わからないが、ぜひとも続編を期待する。
ド・ビリーはこれからもっと聞く機会が増えると思うし、
聞けば聞くほど、その魅力にひかれることになろう。

OEHMS OC 621

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