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2007年3月 9日 (金)

エリアフ・インバル 3

インバルのチャイコフスキー、今日は交響曲第5番である。
第4番のときと同じく、暗いスタート。重厚な足どり。
インバルは慎重にチャイコフスキーを扱って、
勢いで鳴らしてしまったというよくありがちなのとは全く違う演奏。
しかし力強い迫力と彫りの深い音楽でしだいに熱気を帯びてくる。
金管の音が炸裂しているが、この響きは
ロシアのオーケストラとは、ちょっと違う感じ。
そこにインバルの主張が込められているのか。
この録音は1989年ということなので、
早いもので20年近くがたっていて、
インバル時代のフランクフルト放送交響楽団は、
ついこの前のような気がしているのだけれど、
現在のパーヴォ・ヤルヴィだったら、
どんなチャイコフスキーを聞かせるのだろうか。
聞いてみたい気がする。
ヒュー・ウルフの時代にもこのオーケストラは、
ずいぶん進化を成し遂げていると思うし。
素晴らしいオーケストラだ。注目すべき存在。

余白に収録されている
ブラッハーのパガニーニの主題による変奏曲
もちろんはじめて聞いたのだが、
なかなか面白い!隠れた名曲である。

DENON COCO-70652

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