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2007年4月 7日 (土)

エリアフ・インバル 4

インバルのショスタコーヴィチで交響曲第5番と第2番。
このシリーズは、ウィーン交響楽団で、
同じウィーンでもウィーンフィルと比べて
シンフォニカーの方は、ずいぶん違う音をさせるのだが、
でもここでの演奏は美しい音がしていて、かなり明るい印象。
ついウィーン風?なんてことを思ってしまうのだが、
明るいといっても、音楽はショスタコーヴィチであり、
しかしインバルは、深刻に受け止めるのではなくて、
その辺で極めて冷静にスコアと向き合って、
精妙さを求めながらも一定の距離を保ち、
独特の客観性を創り上げているのかもしれない。
まだ4/15(1,15,5,2)なので、この先何ともいえないが、
インバルのショスタコーヴィチは、何かひたすら没頭させる
そういう特別な演奏というわけではないけれど、
全体の調和というか、バランス感覚の見事さ、
強い集中力で均質感を維持しつつ聞かせてくれるこの全集、
そういうとこはインバルならではである。
マーラーの全集に代表されるように。
第2番の交響曲って、かなり前衛的なイメージがあったのだけど、
最近ずいぶん慣れてきた。ヤンソンス盤を聞いたあたりから。
今回のインバルも素晴らしい。録音もいい感じ。

DENON COCO-70824

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