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2007年4月14日 (土)

ベームのモーツァルト 7

カール・ベーム指揮ベルリンフィルによる交響曲全集から
ついに最後の一枚。後期の三大交響曲。
第39番K.543、第40番K.550、第41番K.551「ジュピター」。
モーツァルトといえばこれ!という有名な演奏である。
改めて書くまでもなく、しかし聞くとやはり、なんと感動的なのだろう!
速くもなく、遅くもなく、まあ今の感覚からすると
比較的ゆったりしている印象はあるのだが、
しかし全盛期のベームによる引き締まった全く隙のない完璧な音楽。
ト短調の第40番など、あまりにも有名すぎて、
かえって普段聞くこともないのだが、
心から深い感動で満たされて、なんという見事さ。
そして「ジュピター」がまたさらに圧倒的な荘厳の響き。
現在、あらゆる「ジュピター」の名演が存在しているが、
このベームの演奏は、長い年月、歴史を超えて、
まさに王者の存在感。恐るべき緊迫感、厳しい造形により、
モーツァルトの最も偉大な芸術を最高の輝きで築き上げる。
この「ジュピター」は、ちょっと他では聞くことはできないだろう。

DG 00289 477 6134

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