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2007年4月 5日 (木)

落語のCD化

大切にとってあった録音をまとめて、
八代目の三笑亭可楽さんで「甲府い」「うなぎの幇間」
それに志ん生さんの「大工調べ」である。

「うなぎの幇間(たいこ)」は太鼓持ちの一八の噺で
八代目の桂文楽さんが得意にしていたということだけど、
私は少し前に志ん生さんの録音を聞いて、
その何ともいい加減で適当な調子のよさに
それがおかしくて、大好きになってしまったのだが、
今回は可楽さんでまた違った味わいがある。
前半は調子よく、何でも褒めて、持ち上げて、
それが後半一転して、ありとあらゆるけちをつけるのだが、
その辺の独特の痛烈な嫌味な感じ、見事である。

志ん生さんの「大工調べ」は最近録音したのだが、
43分近い長編で聞き応え十分の一席。
与太郎のとぼけた一言「あたぼうだ」にはじまり、
そういうならば、こっちもいうけれど…
そうでるのかい、ならばこっちは…という
引っ込みつかなくなって、最後は奉行所のお裁きに。
長屋の中での喧嘩噺なのだが、
これがじっくり聞くとその情景に吸い込まれてしまう。
与太郎、家主の源六、大工の棟梁政五郎、
人物の描き分けはさすがに志ん生さんの魅力。

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