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2007年5月16日 (水)

シューベルトの歌曲 2

昨日に続いて、シューベルティアーデ音楽祭2004から
アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの歌曲リサイタル。
シューベルトとハイドンの作品から、その選曲について。
前半のシューベルト歌曲は、地味ながらよく演奏される曲ばかり。
有名な「春の信仰 D.686」にはじまり、「湖のほとりで D.746」。
「こびと D.771」は大好きな作品だ。
漂う孤独感。曲調は「白鳥の歌」につながると思う。
「トゥーレの王 D.367」はシェーファーもよく歌っている。
「わが心に D.860」は、たぶん聞いているのだろうが、
これまであまり知らなかった。
でもここで強く印象に残り、もっといろいろ聞いてみたい。
前半の最後はハイドンの「ナクソスのアリアンナ」。
17分という大作である。メルヴィン・タンとも録音している。
後半もハイドンからはじまり、シューベルトへ。
今度は有名な曲が並んでいる。
「エレンの歌1 D.837」「エレンの歌2 D.838」と続く。
でも「エレンの歌3」というのは「アヴェ・マリア」だが、
そちらは演奏されずに「収穫の歌 D.434」。楽しい。
いろんな歌手がよく歌っている「ひめごと D.719」。
そして最後が「墓堀人の郷愁 D.842」。名曲である。
スケール雄大で迫力に満ちている。大好きな作品。
激しく迫りくる前半と静寂へ向かっていく後半、劇的な展開である。
中間のピアノパートに現れる舞曲のような部分は、
ピアノ・ソナタ イ短調 D.845と共通であり、同じ1825年の作品だ。
アンコールで取り上げられたのは、「蝶 D.633」。
この作品もこれまであんまり印象になかったのだが、
かわいらしい曲で、今回じっくり聞いてみた。
シューベルト独特の運動性ながら、優雅な情景が描かれる。
そして最後に「夜と夢 D.827」、私の一番好きな曲である。

CDR281

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