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2007年5月31日 (木)

私が聞いた今年の名盤2007

月末なので、今年の名盤の途中経過。
アンスネスのシューベルト、私は大好きである。
これまでのもお気に入りだし、今回も最高だ!


《交響曲》
◎ブラームス 交響曲第1番~ティーレマン指揮ミュンヘンフィル
◎ブラームス 交響曲第4番~ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団

○マーラー 交響曲第4番~マーツァル指揮チェコフィル
○マーラー 交響曲第6番~エッシェンバッハ指揮フィラデルフィア管弦楽団

《管弦楽》
◎ニューイヤーコンサート2007~メータ指揮ウィーンフィル

《協奏曲》
今のところなし

《室内楽》
◎マーラー ピアノ四重奏曲~クリストフ・エッシェンバッハ

《器楽曲》
◎ベートーヴェン ディアベッリの主題による変奏曲
  ~アルフレッド・ブレンデル(2001年5月30日ライブ)
◎シューベルト ピアノ・ソナタ D.958~レイフ・オヴェ・アンスネス


《歌劇》
今のところなし

《声楽曲》
○ブラームス ドイツ・レクイエム~ラトル指揮ベルリンフィル

《ライブ盤》
今のところなし

は特に大切に感じられる名盤です)

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2007年5月30日 (水)

バイロイト音楽祭2006

20070530_1

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ワルキューレ」第2幕第5場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

ジークムントがジークリンデに別れをして、
フンディングとの決闘に向かうシーンだと思う。
第2幕は第3場以降、少し音楽の感じが変わる。
というのは、ジークムントとジークリンデが再び登場。
しかし夢と希望に満ちていた第1幕とは違って、
悲劇的な展開である。悲しみに包まれているような。
第4場では「運命の動機」が不気味に鳴り響く。
ジークムントの死を暗示しているかのように。
第2場までは、最も忠実なワルキューレであったブリュンヒルデが、
第4場でジークムントとジークリンデの愛の深さに触れ、
人間的な感情をもち、少しずつ変化していく心情、
ワーグナーの壮大な音楽と結びついて、注目である。
「ジークフリート」「神々の黄昏」と進むと
ある意味、全くの別人のようになるのが極端なのだが。
というより、神(ワルキューレ)であったのが人間に、
ひとりの女性になってしまうのだから、それも当然である。
そこに「人間というものは…」という、
ワーグナーの思想的な部分が表れていると思う。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月29日 (火)

バイロイト音楽祭2006

20070529b

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ワルキューレ」第2幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

第2幕のCDができあがって、聞いている。
とりあえず一回目。これからゆっくりと。
写真はウォータンとブリュンヒルデで
ファルク・シュトルックマンとリンダ・ワトソン。
黒と紅の衣装が鮮やかだ。
第2場のウォータンのモノローグも感動的である。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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設計レポート~住宅A

20070529

今日は朝一番で現場に行ったのだが、
連絡事項を伝えて、すぐに戻ってきたのだけど、
午後から水道工事が入るからと電話が来て、
そういうことで再び現場に呼ばれて。
浴室や洗面所の水洗の位置や高さを最終決定で
それからは最後まで、暗くなるまで現場に張り付いていた。
写真は屋根が絡むところで未施工だった部分の外壁が
今日の午前ですべて工事が終わって、夕方撮影。

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2007年5月28日 (月)

バイロイト音楽祭2006

20070528

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ワルキューレ」第2幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

いま第2幕のCDを制作中で
じっくり聞くのはこれからだが、
美しい第2幕の前奏曲に続き、
ウォータンとブリュンヒルデの登場、
つまりファルク・シュトルックマンとリンダ・ワトソンだが、
すごい存在感で、いきなり感動的である。
一気に引き込まれてしまった。
舞台写真を見てもカッコいい!
前奏曲の音楽はしっかり聞かせて、
歌手が入ると舞台に集中を向けていく
この辺の絶妙なコントロールもやっぱりティーレマン。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月27日 (日)

設計レポート~住宅A

20070527

連休以降、日曜も関係なく工事は進んでいるので、
毎日一回は現場に顔を出しているし、今日も行ってきた。
特別な課題はなく、内装や収納の進み具合を見て、
昨日、屋根の板金工事が終わったので、その写真。
天気もよかったので、よく光っているが、
この角度で見下ろせるのは足場がついてる今のうちである。

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2007年5月26日 (土)

バイロイト音楽祭2006

20070526

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ワルキューレ」第1幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

「ニーベルングの指環」全体で見たときに
「主役の不在」というのがよくいわれるけれど、
「ワルキューレ」においては、
ジークムントとジークリンデを中心に話が展開される。
しかしはっきりそういえるのは、第1幕ぐらいで、
ジークムントは第2幕でフンディングとの決闘に倒れ、
ジークリンデも第3幕前半の第1場で哀れに去っていく。
第1幕での扱いを考えるとそれ以降の
ジークムントとジークリンデはあまりにも悲劇である。
そのかわり、第2幕以降の中心は、
ウォータンと9人のワルキューレたちに移っていく。

なぜ「主役の不在」なのか?
最も長く登場するのがウォータン。
しかし「神々の黄昏」には出てこない。
「ラインの黄金」で神々の長であったのが、
「ワルキューレ」では、フリッカの夫、ワルキューレたちの父になり、
「ジークフリート」では、さすらい人(旅人)となって、名も伏せて。
扱いとしては、征服欲に取り付かれ、落ちぶれていくという印象である。
「ジークフリート」第3幕第2場でジークフリートの成長を見届けて、
さすらい人ウォータンは、役を終える。

ジークフリートも「ニーベルングの指環」後半の中心人物であるが、
言うまでもなく、はじめて登場するのが「ジークフリート」であり、
「ラインの黄金」「ワルキューレ」ではいない。
ブリュンヒルデも大活躍するが、「ラインの黄金」にはいない。
「ワルキューレ」においては、主役的な要素もあるのだが。
そして「神々の黄昏」第3幕第3場で
壮大なフィナーレへと導くのはブリュンヒルデである。

一方のニーベルング族でアルベリヒも重要である。
決して主役のイメージではないのだが。
「ラインの黄金」では大活躍だが、
「ワルキューレ」には登場しないで、
「ジークフリート」と「神々の黄昏」ではちょっとだけ。
「神々の黄昏」第2幕でハーゲンの夢に出てくるぐらい。
しかし「アルベリヒの呪いがハーゲンに受け継がれていく」というのは、
ウォータンのラインの黄金への執着(征服欲)が、
息子であるジークムント、さらにはジークフリートに受け継がれていく、
その対立構造として、理解できるのであろう。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月25日 (金)

バイロイト音楽祭2006

20070525

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ワルキューレ」第1幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

タンクレッド・ドルストの演出による第1幕の舞台である。
ちょっと見たところ、電信柱が倒れていて、
廃墟みたいなデザインだが、青を基調とした色彩は美しい。
嵐(前奏曲)にはじまった第1幕が、
第3場でジークムントがジークリンデのために復讐を誓い、
ふたりが抱き合うと月の光は部屋に差し込み、という場面で
写真を見ると窓の外に巨大な月が見えるので、
この辺は設定の通りなのか、わかりやすい。
というふうに考えると、トネリコの木とノートゥングはどれ?
この倒れている電信柱が、トネリコの木を表しているのだろうか?

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
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2007年5月24日 (木)

バイロイト音楽祭2006

20070524

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ワルキューレ」第1幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

第1幕の第1場そして第3場は、
ジークムントとジークリンデのやり取りなので、
美しい音楽が流れるのだが、
第2場ではフンディングが登場し、
重苦しいフンディングのテーマがじわりじわりと
ジークムントを追い詰めていくような展開。
昨年、大植英次指揮(ハノーファーNDRフィル)の
「ワルキューレ」第1幕(演奏会形式)を聞いて、
この第2場のフンディングにしびれてしまった。
そのときはクリストフ・シュテフィンガー。
フンディングはバスで今回はヨン・クワンチュル。
歌の内容は、ジークムントがこれまでのことを語り、
追っ手から必死に逃げてきたこと、
そしてフンディングは、目の前の相手が、
自分の敵であることを知るという、
一触即発のやり取りが交わされ、
その後の戦いにつながる美しい内容ではないのだが、
バスの低い声は、ビリビリと響いてきて、
その美声につい感動してしまう。
ヨン・クワンチュルはバイロイトではよく聞く名前だが、
2004年と2005年は「パルジファル」のティトゥレル、
そして2005年からは「トリスタンとイゾルデ」のマルケ王も
昨年はそのマルケ王と「ラインの黄金」のファゾルト
そしてここでのフンディングに出演している。
今年は「トリスタンとイゾルデ」は休みになるので、
ファゾルトとフンディングのみの予定らしい。

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2007年5月23日 (水)

バイロイト音楽祭2006

20070523

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ワルキューレ」第1幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

昨年のバイロイト音楽祭から「ワルキューレ」を聞きはじめた。
クリスティアン・ティーレマンの指揮である。
写真はジークムントのエントリク・ウォトリヒと
ジークリンデのアドリアンヌ・ピエチョンカ。
「ワルキューレ」では、ピエチョンカが絶賛されたようで、
なるほど本当に素晴らしくて、追い詰められたジークムントを
優しくいたわるような歌にうっとりしてしまう。
ジークムントについては、この数年、
すっかりロバート・ディーン・スミスの歌に慣れてしまっていて、
まだエントリク・ウォトリヒには、どうも耳が慣れていない。

前奏曲では、迫り来る追っ手による
ジークムントの追いつめられた状況が描き出され、
緊迫感の中で舞台(第1場)に登場し、
その疲労と緊張状態をジークリンデが癒し、
しだいにふたりの歌はひとつの調和を描き出していく。
この辺の劇的な展開は、さすがにティーレマンはうまい。
骨太な音楽ながら、細やかな情景描写であり、すごい。
しかしその生まれつつある調和をかき乱すのが、
フンディングの登場(第2場)である。
これからじっくり聞いていきたい。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月22日 (火)

設計レポート~住宅A

20070522

あまりに青空がきれいだったので一枚。
風が吹き抜ける爽やかな午後。

昼から工務店にカタログを借りに行って、
そのまま現場をまわって、
すぐに戻ってこようと思っていたのだが、
今日はいろいろな工事が入っていて、
左官屋さんが仕上がりサンプルを作ってくれたり、
他にもこれからの打ち合わせをして、
結局夕方までいてしまった。
天気もいいし、外の方が気持ちいい。

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2007年5月21日 (月)

王立コンセルトヘボウ2006/2007

マリス・ヤンソンスの指揮によるマーラー「巨人」
ヤンソンスの「巨人」はオスロフィルとのライブもあって、
そのときすでにヤンソンスの巨人はすごくいい!って、
私のお気に入りの録音になっているのだが、
今回のコンセルトヘボウでのライブは、
SACD仕様でもあるし、録音の素晴らしさ、臨場感、
音はキラキラと輝いているし、迫力も凄まじく、
その点では圧倒的な仕上がりでさらに上を行く感じ。
ヤンソンスはいろいろなところで
かなり思い切った表情付けをしているのだけど、
全体にすごく爽やかに響いてくるのは、今回も独特。
でもこの美しい「巨人」でその心地よさといったら…
後半はしっかりと盛り上げていって、聞き終えて、
よかった!という満足感に到達するのは、さすが。
ヤンソンスのいつもの唸り声もたまに聞こえる。
音楽を邪魔しない気にならない程度なので、
ファンにとっては、この辺もすごくポイントだ!

RCO 07001

「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月20日 (日)

マリインスキー劇場2007

今年の春は、コンサートに行く予定はないのだが、
秋はぜひ行きたいと思っていて、
しかし聞きたいのがいろいろあって、
それがみんな11月に集中しているという…
あんまり続くのは嫌だし、お金もないし…
どれにしようかと、せっかく行くならば!
ティーレマン指揮ミュンヘンフィルにしようかと
R.シュトラウスとブラームスの交響曲第1番。
少し前にブラームスのCDが出たが、
それを聞いて、行くならこれだ!って。
一般発売が昨日の10時からで
朝電話してみたのだが、つながらない。
昨日は仕事で出掛けないといけなかったので、
15分ぐらいがんばったが、時間オーバー。
残念ながら、縁がなかった。
帰ってきて、夕方、電話はつながったが、
すでに予定枚数終了。仕方ない。
もうひとつの公演でブルックナーの方は残っていたのだが、
気持ちは切りかえて。

今日はマリインスキー劇場管弦楽団の一般発売。
指揮はもちろんワレリー・ゲルギエフ。
実は最初は、マリインスキー劇場管弦楽団の
横浜公演に行きたいと思っていたのだが、
こちらは無事にチケットを確保できて、
結果的には、最初の希望通りの展開になって、
この秋、ついに生ゲルギエフを体験できそうである。
R.コルサコフとストラヴィンスキー「火の鳥」全曲。
すごくいい席を選ぶことができた。
ゲルギエフ!楽しみだ。

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2007年5月19日 (土)

落語のCD化

五代目の柳家小さんで「長屋の花見」。
春といえば、この噺。やっぱり小さん。
花見の時期に放送されたものを録音してあった。
そして六代目の春風亭柳橋で「小言幸兵衛」。
柳橋さんの語りって、味わいがあっていい。
最後に八代目林家正蔵の「鰍沢」という三作。
「鰍沢」は迫力があって、すごい。
志ん生さんの「鰍沢」も持っていて、
私のお気に入りの録音なんだけど、
こういう芝居っぽくて、情景描写のある噺は、
八代目の正蔵さんは本当にお見事。

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2007年5月18日 (金)

設計レポート~住宅A

昨日は打ち合わせで出掛けていたし、
明日もマンション・エントランスホール改修の提案で
朝から横浜へ出ないといけないので、
今日は住宅Aの現場に午後から行ってきた。

20070518a

この間から半地下室のガラスブロック工事が入っていたのだが、
出来上がっていたので、写真を撮ってきた。
きれいに仕上がっている。うん、いい!

20070518b

半地下の光庭だが、ガラスブロックが入って、
こういう仕上がりになる。柔らかい光。白く優しいイメージで。
あとは通気のためのガラリ(アルミサッシュ)が入れば完成。

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2007年5月17日 (木)

ジョナサン・ノット

ジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団による
ブルックナーの交響曲第3番「ワーグナー」。
1873年の第1稿による演奏である。
最初に思うこと、そして全体を通して、
細部の美しい演奏であり、透明感あふれる響きである。
でもオーケストラはよく鳴っていて、
しかしあまりそう感じさせないのは、
鋭さとシャープな感覚で造形をまとめているからであろう。
一般的な第3稿だともう少し整っている印象もあると思うのだが、
ここはわざわざ第1稿を用いているので、
ある意味バラバラにも感じられたり、
しかしそこがここでの最大の面白さであって、
第3楽章、第4楽章と後半へ行くほど、
この作品の前衛性が噴出して、さすがにノットである。
精妙にコントロールされた響きがかえって、
作品の荒々しさや叫び声を上げるような不協和音を強調する。
極めて現代的な音色によるブルックナーだし、
第1稿による複雑さ(ワーグナーからの引用なども)に
注意深く着目している演奏であって、
聞く側にもそういう聞き方を要求している面も
少なからずあるのではないかと、そんな気がした。
ジョナサン・ノットとはそういう指揮者であろう。
でもバンベルク交響楽団を指揮するようになって、
その後、最近はどういう作品を取り上げているのか?
最新情報はキャッチしていないのだが、
このブルックナーを聞いてみて、
ノットがこれからどういう方向へと向かっていくのか?
急に気になりだしたのである。

TUDOR 7133

「ジョナサン・ノット」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月16日 (水)

シューベルトの歌曲 2

昨日に続いて、シューベルティアーデ音楽祭2004から
アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの歌曲リサイタル。
シューベルトとハイドンの作品から、その選曲について。
前半のシューベルト歌曲は、地味ながらよく演奏される曲ばかり。
有名な「春の信仰 D.686」にはじまり、「湖のほとりで D.746」。
「こびと D.771」は大好きな作品だ。
漂う孤独感。曲調は「白鳥の歌」につながると思う。
「トゥーレの王 D.367」はシェーファーもよく歌っている。
「わが心に D.860」は、たぶん聞いているのだろうが、
これまであまり知らなかった。
でもここで強く印象に残り、もっといろいろ聞いてみたい。
前半の最後はハイドンの「ナクソスのアリアンナ」。
17分という大作である。メルヴィン・タンとも録音している。
後半もハイドンからはじまり、シューベルトへ。
今度は有名な曲が並んでいる。
「エレンの歌1 D.837」「エレンの歌2 D.838」と続く。
でも「エレンの歌3」というのは「アヴェ・マリア」だが、
そちらは演奏されずに「収穫の歌 D.434」。楽しい。
いろんな歌手がよく歌っている「ひめごと D.719」。
そして最後が「墓堀人の郷愁 D.842」。名曲である。
スケール雄大で迫力に満ちている。大好きな作品。
激しく迫りくる前半と静寂へ向かっていく後半、劇的な展開である。
中間のピアノパートに現れる舞曲のような部分は、
ピアノ・ソナタ イ短調 D.845と共通であり、同じ1825年の作品だ。
アンコールで取り上げられたのは、「蝶 D.633」。
この作品もこれまであんまり印象になかったのだが、
かわいらしい曲で、今回じっくり聞いてみた。
シューベルト独特の運動性ながら、優雅な情景が描かれる。
そして最後に「夜と夢 D.827」、私の一番好きな曲である。

CDR281

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2007年5月15日 (火)

シューベルティアーデ2004

2004年のシューベルティアーデ音楽祭から
アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの歌曲リサイタル。
2004年9月3日 アンゲリカ・カウフマン・ザール
プログラムはシューベルトとハイドンの歌曲で構成されている。
ここではフォルテピアノの伴奏で歌われており、
演奏しているのがアンドレアス・シュタイアー。
フォルテピアノの音色が素朴でシンプルであり、
最初聞いたときは、どうしても通常より
表現力が乏しいような気もしてしまうのだが、
これが聞けば聞くほど味わい深く、はまってくる。
というのは、さすがにアンドレアス・シュタイアー。
速い曲での軽やかさ、歯切れよさ、音色の使い分け、
リズムを強調するところなど、実にいきいきとした表情であり、
現在のグランドピアノの方が迫力はあっても、
かえって音色や表現に変化が現れにくいのでは?
なんて思いはじめてしまう、素晴らしい演奏である。
アンネ・ゾフィー・フォン・オッターはいうまでもなく最高。
どうしても私は、歌とピアノの関係性に関心がいってしまうので、
オッターの歌にシュタイアーがどのように絡んでくるのか?
そこに注目してしまう。その点、貴重な録音だ。

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2007年5月14日 (月)

フランクフルト放送交響楽団

昨日に続いてヒュー・ウルフを聞いている。
フランクフルト放送交響楽団の演奏で
ハイドンの交響曲第90番とショスタコーヴィチの第9番。
前半のハイドンももちろん魅力的だけど、
ショスタコーヴィチが最高だ!
今回も美しい音で細やかな表情付けにセンスを感じる。
指揮者によって、非常に精妙にコントロールされているけれど、
音楽がいきいきと進行して、聞いていて楽しい。気持ちいい。
ショスタコーヴィチの第9番はわりといろいろ聞いていると思うのだけど、
私の中では、これまたベストだと思えるお気に入りとなった。
という感じで聞き終えると、改めてハイドンも
すごくいい前半プログラムだったと思えてくる。
いい組み合わせなのだろう。意外に。
交響曲第90番は、実演だと、第4楽章で終わって、
拍手が起きるとまた演奏がはじまる、というのを繰り返して、
会場から思わず笑いが起こるという楽しい仕掛けがあるのだが、
ここでは拍手はないので、この作品はCD向きではない…なって。
ヒュー・ウルフの指揮では、チェンバロの加わった演奏で
ピリオド的な方向性の解釈によるハイドンである。

hr.musik.de hrml 011-02

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2007年5月13日 (日)

フランクフルト放送交響楽団

ヘッセン放送による自主制作盤で
ヒュー・ウルフ指揮フランクフルト放送交響楽団の
ベルリオーズの幻想交響曲。
2000年9月フランクフルトのアルテ・オーパー
これが予想以上の素晴らしさに興奮した。

前半のセバスチャン・カリアーという作曲家の
「マイクロシンフ(1997)」、美しい曲である。
もっと現代音楽なのかと思っていたので、
色彩豊かな音色にいきなりビックリ!
マーラー風である。というかアダージェットを引用。
録音も最高!耳に心地よく、とにかく楽しい。

そしてメインの幻想交響曲だが、
これがまた何とも美しい演奏。
弦楽器の細やかな表情が印象的だが、
繊細な表現が魅力である。
スッキリとした響きで透明感のある音楽、
ヒュー・ウルフは幻想交響曲にも
ピリオド的な方向性を持ち込んでいるのであろう。
金管楽器の扱いにもいろいろな発見がある。
しかし素晴らしい!気に入った。
私の中では、これは最高クラスの名演!

hr.musik.de hrml 002-01

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2007年5月12日 (土)

設計レポート~住宅A

今日は朝から現場、一度戻って午後も現場だった。
1階から2階へ上がる階段の鉄骨製フレームと
2階から屋上へ出る鉄骨階段が取り付けられた。
午後は施主を現場にご案内して、
出来上がったばかりの階段を実際に上ってみて、
今までよりずいぶん楽になったと喜んでくれた。
というのは、2cmから3cmほど低くなって、踊り場付き!
2階の一番高い和室に上がって、内装は未完成だけど、
落ち着くといって、ゆっくりすごされた。
いろいろ高さを工夫しているので、
窓からの風景が今までと違うのだけど、
「見たことのない景色!」って、気に入ってくれた。

20070512a

玄関から廊下と階段部分の吹抜けを見た写真。
1階はコンクリート打放しの空間。
階段は鉄骨フレームに木製の段板をのせる。

20070512b

リビングから階段を見た写真。
丸太の隣を通って、2階に上がっていく。
次は手すりの納まりをつめないといけない。

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2007年5月11日 (金)

落語のCD化

三代目の三遊亭金馬さんの録音がまた集まってきて、
一枚分で4つの噺をCD化。
「居酒屋」「雑俳」「一目上り」「雛鍔」
面白い。すごくいい。うまい。声が変わる!
実は「居酒屋」が好き。小僧さんの「へぇ~ぃ」という。
「雑俳」と「一目上り」では、八つぁんとご隠居さんのやり取り。
そして「雛鍔」は、金馬さん得意の子供が登場する噺。
最高だ!生意気な子供なんだけど、そこがかわいい。

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ベルリンフィル2006/2007

サイモン・ラトルの指揮によるブラームスのドイツ・レクイエム。
2006年10月26日から29日にかけてのライブ録音。
ある程度、心の準備はできていたのだが、
今回も今までの演奏とは全く違う新しい方向性が創造されていて、
本当に驚かされるし、ラトルって天才だ!
重苦しくひたすらに厳粛なイメージとは違って、
しなやかに軽やかな動きが美しく、かつてない繊細な表情。
緩急自在な音楽づくりであり、入念に精妙な響きを追求したかと思うと
次には、躍動感ある動きをもって飛翔する。
この自由な感覚、ラトルならではの大胆な発想が素晴らしい。
しかしそれらの多様な要素は見事なバランスで調和を築いており、
まとめ上げていく力、ラトルには不思議な力が備わっている。
ひとつ思うことは、昨年の惑星やショスタコーヴィチでもそうだったのだけど、
最近のラトルは何か力が抜けて、音楽も角が取れてきた気がする。
今回はレクイエムなので、特にそうした傾向は顕著であり、
挑戦的な姿勢や攻撃的なエネルギー発散はなくなって、
透明感ある明るい音楽が、喜びや優しさの感情を導いていく。

続いてこの演奏の数日前のライブである
ブルックナーの交響曲第4番の発売も決まっているようなので、
私は今から楽しみでならない。
ラトルには、やりたいようにやってほしいと思う。
それが聞きたいのであって、それでこそラトルだ!

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「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月10日 (木)

設計レポート~住宅A

昨日は工務店の事務所で打ち合わせだったので、
二日ぶりで現場に行ってきた。お昼から。
明日エアコンの配管工事が入るので、
今日のうちに壁に貫通口を開けておこうと
位置の確認に来てくれということで。
いろいろあったので、時間はどんどん過ぎてしまったのだが、
途中私の車の後ろに軽トラックを止められてしまって、
もちろん頼めば動かしてくれるのだけど、
わざわざそのために仕事を止めて…というのもあるので
穴あけを見ていたかったこともあるし、
そのまま夕方までいてしまった。

20070510a

先日の写真の続きだが、2階の木造部分で
天井の下にあるスリットガラスである。
上からの光が吹き抜けを通り抜けて、
地下にまで舞い降りていくという演出。

20070510b

何でこのようなスリットが存在するのか?というと
高い屋根と低い屋根が交差している部分の下がり壁であり、
廊下部分は屋上にも上がっていける高い天井、
それに対して、2階の洋室は通常の天井の高さで
その段差の壁にスリットガラスを設け、
採光としているのである。朝日が差し込んでくる。

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2007年5月 9日 (水)

レイフ・オヴェ・アンスネス

アンスネスの最新盤でシューベルトのピアノ・ソナタD.958。
最高だ!すぐに引き込まれた。気に入った。
アンスネスのシューベルトのシリーズは本当にいいと思う。
造形の安定感、そして細部の細やかさ、聞き入ってしまう。
シューベルトの後期のピアノ・ソナタは名盤も多く、
リヒテル、ブレンデル、ポリーニ、ルプー、ペライア、シフ、…
私もたくさん聞いているけれど、アンスネスはいい。
D.958のソナタだって、どれがいいか?って、
みんな凄まじく名演なので、決して選べるものでもないのだけれど、
このアンスネスは、ベストだといってもいい
それぐらいに私は気に入ってしまった。

このシリーズのもうひとつの魅力的な企画。
イアン・ボストリッジの歌曲の続編も収録されている。
竪琴弾きの歌D.478-480、墓掘り人の郷愁D.842
素晴らしい。感動的である。渋いけど大好きな曲だ!
そして後半は、途中で終わってしまう
未完の作品ばかりが集められていて、
これがまた何とも美しいシューベルトの世界なのである。
未完というのが惜しいのだが、しかし!
こうして続けて演奏されると独特な世界が創造される。
「未完成」交響曲の第3楽章が途中まででも演奏されたり、
ベリオがシューベルトの交響曲第10番を補筆して、
有名な「レンダリング」という作品が生まれたり、
シューベルトの未完の作品も決して忘れてはならない!という
ここでまたファンにはたまらない貴重なディスクが加わった。
リヒテルもピアノ・ソナタD.840「レリーク」を第4楽章まで
突然途中で終わるのだが、そういうディスクもある。

EMI 3 84321 2

「レイフ・オヴェ・アンスネス」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月 8日 (火)

設計レポート~住宅A

20070508

このところ毎日一回は現場に行っているが、
今日発見した新しいお気に入りのアングル。
1階の鉄筋コンクリート造の空間から
階段の吹き抜け部分を通して
2階の木造空間を見ている。
廊下の天井下にスリットガラスの開口部があって、
上から光が注がれるようになっている。
1階のリビングへも吹き抜けを通り抜けて
光が舞い降りてくる演出。開放的な空間。

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2007年5月 7日 (月)

第1450回N響定期公演

2001年12月の定期公演から
シャルル・デュトワの指揮による演奏会。
2001年12月14日 NHKホール
プログラムの後半でチャイコフスキーの交響曲第5番。
デュトワのチャイコフスキーって、私は非常に好み。
デュトワにしては、比較的濃厚に歌いこんでいるような印象も。
でもチャイコフスキーとして聞くなら、シャープで明快!
響きのバランス感覚は最高で決して流されない端整な演奏である。
リズムの歯切れよさ、ロシア色よりも透明感と輝きの色彩。
デュトワはロシア音楽が得意だとよくいわれるけれど、
モントリオール交響楽団とのチャイコフスキーの交響曲は、
評判はそれほどでもなく(私は聞いていない)、
しかしN響との演奏だと、もともと重厚な音があって、
それをデュトワが見事にコントロールしているので、
私はここでのチャイコフスキーはすごくいいと思っている。
デュトワにはぜひ、フィラデルフィアで取り上げてほしい。
まあ、私がここで書くまでもなく、チャイコフスキーは
デュトワの重要なレパートリーなので、登場することは間違いなく、
フィラデルフィア・サウンドでますます魅力的な演奏となるであろう。
とはいっても、フィラデルフィアの演奏を聞けるチャンスがあるのか?
それが一番の問題なのだが…難しい。

CDR280

「シャルル・デュトワ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月 6日 (日)

チャイコフスキーの交響曲

第1450回N響定期公演の後半プログラムで
デュトワの指揮によるチャイコフスキーの交響曲第5番を
現在CD化しているのだが、なぜか?
第1楽章で一箇所音が飛んでしまって、
今までそういうことはなかったし、原因不明?
どうも音を取り込むのに失敗したようで
もう一度、最初から作り直している。

私は特別チャイコフスキーが好きというわけでもないし、
どちらかというとワーグナー、マーラーそしてベートーヴェンであり、
でも最近、今さらなんだけど、チャイコフスキーもいいよね!
などと思いつつ、よく聞いている。CD化も進めないと。
いつの間にか、チャイコフスキーはずいぶん録音がある。
やはりそれだけ人気があって、よく演奏されるのだろう。

第4番の交響曲についてだと、
すでにCD化が済んでいるのは、
デュトワ指揮N響の定期公演。
他にもN響の録音はやはり多くて、
アシュケナージ、ネルロ・サンティ、サラステ。
サラステはフィンランド放送交響楽団の演奏も持っている。
ルツェルン音楽祭のヤンソンス指揮ピッツバーグ交響楽団。
ゲルギエフはウィーンフィルとの来日公演。
他にもロッテルダムフィルとのライブもある。
そして極めつけ!クルト・ザンデルリンク指揮ウィーン交響楽団。

第5番だともっとたくさんあって、
すでにCD化してあるのは、ビシュコフ指揮ウィーンフィル。
これはザルツブルク音楽祭のライブ。
ビシュコフの力強い響きとウィーンフィルの流麗さが融合した
私のお気に入りの録音である。
スラトキン指揮のN響定期公演もCD化済。
そしていまデュトワ指揮N響の演奏をCD化中。
他にもやっぱりN響は多くて、アシュケナージ、サンティ。
ゲルギエフはベルリンフィルとウィーンフィルの二種類。
ウィーンフィルはロストロポーヴィチが指揮した演奏も。
先日亡くなってしまったスラヴァであるが、
この録音は近く改めて聞いてみたいと思っている。
テミルカノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルもある。
庄司紗矢香が弾いたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲を録音して、
そのときの後半のプログラムがチャイコフスキーであった。
さらには大植英次指揮大阪フィルの定期演奏会。

「悲愴」はそんなにはないと思っていたのだが、
思い出してみるとやっぱりいろいろある。
CD化が済んでいるのが、ファビオ・ルイージ指揮のN響。
NHK音楽祭のライブでヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ。
またN響の定期公演から見ていくと
昨年のアシュケナージそして今年1月のデュトワ。
サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団の来日公演。
スラトキン指揮デンマーク国立交響楽団、
クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウスは昨年秋のライブ。
そして大植英次指揮トロント交響楽団。やはりいろいろあった。

順番に聞いていきたいと思う。

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2007年5月 5日 (土)

ダニエル・バレンボイム

バレンボイムの最新盤でマーラーの交響曲第9番。
ベルリン・シュターツカペレの演奏で
2006年11月15日の演奏会ライブである。
(残念ながら拍手はカットされている。)
このリアルな感触は最高だ。音が近い。
迫力もすごくて、さすがに重厚な感じ。
そして何より熱い演奏である。
オーディオ的にこの録音がどうなのかはわからないが、
会場での音を臨場感豊かに拾っている点で
私は非常に好きである。その力強さに興奮する。
バレンボイムも大好きなので、楽しんで聞いたのだが、
しかしマーラーの第9ということを考えるとどうなのだろう。
ちょっと勢いに乗って、突っ走ってしまったか?
バレンボイムぐらいになるとこの難解な作品も
すべて解決済みなのかもしれないが、
音楽と格闘したり、苦悩したり、それで立ち止まったり、
つまりは立ち直って、もう一度、生命が吹き込まれる瞬間、
そういう落差、そこに大きな衝撃をおぼえては
作品の偉大さに感動するわけだが、
もっと巨大な力が噴出して、圧倒されるという点では、
一方通行的なマーラーである。
でもバレンボイムの音に込められている想いは強くて、
極めて起伏の大きい演奏でもあるし、とにかく熱い。
バレンボイムがオーケストラに望んでいるのだと思うが、
ベルリン・シュターツカペレの音って、独特の荒々しさが伝わってきて、
それが魅力なのだと私は思って聞いているのだけれど、
一方の精妙さや慎重な響きが追求されているマーラーとは
ずいぶんかけ離れていて、そこは面白さである。
東ベルリンにあった時代のベルリン・シュターツカペレとは変貌が著しく、
バレンボイムと築き上げてきたスタイルも完成されてきたと
ここでの演奏でもそれが強く感じられるのだが、
ブーレーズの「千人の交響曲」でどう響くのか注目だ。
マーラーの交響曲全集で最後となった第8番で
ブーレーズはベルリン・シュターツカペレを指名したというのも面白いし、
会場にイエス・キリスト教会を選んだというのも何とも通好み!
楽しみだ。今から待ち遠しい。

Warner Classics 2564 64316-2

「ダニエル・バレンボイム」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月 4日 (金)

設計レポート~住宅A

20070504

連休中だが、大工さんは関係ないので、
今週もほとんど毎日のように現場に行っている。
まあ、毎日か、用事がないときには一日おきという感じで。
内装の下地はだいぶ進んできて、これから仕上げである。
階段の鉄骨フレームがまだ来ない。
玄関上の庇の下地で鉄骨の補強金物は届いて、
庇はすでに形になっているのだが…
玄関ドアも先日入って、取り付けられたし、
あとはRC部分のサッシュにガラスが入れば、
内部が完全に仕切られたことになる。

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2007年5月 3日 (木)

第1450回N響定期公演

2001年12月の定期公演から
シャルル・デュトワの指揮による演奏会。
2001年12月14日 NHKホール
今日は前半のプログラムからラロのスペイン交響曲。
ラロのスペイン交響曲は普段の私はあまり聞かない曲だ。
CDもこれまで一枚も持っていないし、
なのに今回ライブ音源を自分でCD化しているのは、
デュトワ指揮N響の存在と独奏がワディム・レーピンだからである。
もともとカラフルな曲だが、レーピンの音が美しくて、
華麗な技ですっかり聞かせられてしまった。
デュトワだとリズム感が心地よいし、
引き締まった響きにまとめてくれるのでいい。
後半のチャイコフスキーは次回聞く予定。

そして同じシーズンのヴァイオリン協奏曲をもう一曲。
第1455回N響定期公演からプロコフィエフの第2番。
独奏は諏訪内晶子、同じくデュトワの指揮である。
2002年2月14日 NHKホール
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲は名曲だ。
最近の演奏回数では第1番の方が多いような?
第1番の方が人気あるのかな?って思ってしまうのだが、
この第2番も私は大好きで、どちらも素晴らしく、選べない。
諏訪内晶子のプロコフィエフは、今さらいうまでもなく最高!
デュトワ指揮モントリオール交響楽団で
1999年には第1番を演奏していたように記憶しているのだが、
残念ながらその録音は、私は持っていない。でも第1番は、
ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団との録音を持っている。
諏訪内晶子は本当に素晴らしいヴァイオリニストだ。

CDR279

「シャルル・デュトワ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月 2日 (水)

エリアフ・インバル 6

昨日に続いて、インバルのショスタコーヴィチ。
今日は交響曲第4番である。
この第4番がまた最高!名演だ。
鋭い緊張感に包まれ、隅々にまで徹底したこだわりの響き。
迫力がすごい。重苦しい音が壮絶な情景を描き出す。
力強い気迫の演奏だが、決して感情に流されない
客観性によるコントロールされたバランス感覚は、
インバルならではの説得力ある解釈であり、私は好きだ。

ショスタコーヴィチの第4番は、私の大好きな作品で、
最初に買ったCDは、ラトルの演奏だったか?
それともルドルフ・バルシャイ指揮ケルン放送交響楽団の全集、
そっちの方が先だったか?忘れてしまったが、
でもラトルのCDではまった気がする。
その後に第4番はいろいろ名演が登場して、
チョン・ミュンフン指揮フィラデルフィア管弦楽団、
ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団、
ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団も素晴らしい!
少し古い録音では、アンドレ・プレヴィンのCDも持っている。
どれも感動的な演奏で、私がこの曲が好きということなのだろう。
ショスタコーヴィチの様々な仕掛けが盛り込まれているので
それらを丁寧に扱い、精妙に聞かせていくことで
音楽の魅力は自然に浮かび上がってくるのである。
私はショスタコーヴィチの交響曲はよく聞くけれど、
歴史的なことはあまり詳しくないのだが、
この第4番は、作曲時には初演されず、というのは
ショスタコーヴィチ自身によって中止されたそうで、
改定を加えて、かなり後年に初演されて、
第4番というと初期のイメージもあるのだが、
作品としては、もっと後の作風が現れているのかもしれない。
例えばタムタム等の打楽器が使用されるところなど、まさにそうであろう。
あともうひとつよくいわれるのが、マーラー風レントラーの多用。
どこからどう聞いてもショスタコーヴィチの音楽だが、
でもたしかにマーラーの作風との類似性は理解できるので、
その辺もこの交響曲の魅力なのかもしれない。

DENON COCO-70710

「エリアフ・インバル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2007年5月 1日 (火)

エリアフ・インバル 5

インバルのショスタコーヴィチで交響曲第9番と第3番。
まずは第9番から。この曲はショスタコーヴィチの交響曲でも
第5番と並んで、最もポピュラーな存在であり、
演奏回数も多いのではないかと思うのだが、
その点、比較の対象も多いし、
中でもインバルには期待が大きく、
もっと攻撃的に追い込んでもいいし、
逆にシャープに徹して、透明な音楽に仕上げてもいいし、
するとインバルは、ちょっと中途半端な印象もある。
ウィーン交響楽団の音が明るくて、
作品そのものも軽やかに愉快な一面を備えているので、
同系の要素が重なり引き締まらない。
しかし後半の交響曲第3番は圧倒的な仕上がりである。
強い集中力が持続する。オーケストラも鋭い理解を示す。
本当に隙がない。華麗な響きが冴え渡って、
インバルの第3番は最高だ。
これまで(1,15,5,2,9,3)ではもちろんベストであり、
初期の交響曲から中期以降の巨大な作品群に進んでいくけれど、
この完成度で「レニングラード」や第8番、そして第10番など
ぜひ聞きたいのだけれど、期待が高まる。
その前に次は第4番。やはり大好きな作品だ。

DENON COCO-70825

「エリアフ・インバル」に関する記述はホームページにもございます
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