« エリアフ・インバル 8 | トップページ | ロンドン交響楽団2006/2007 »

2007年6月26日 (火)

パリ管弦楽団2004/2005

クリストフ・エッシェンバッハ指揮パリ管弦楽団による
ツェムリンスキーの抒情交響曲(2005年6月録音)。
このディスクついに買ってきた。
私はエッシェンバッハの大ファンなので、
ずっと聞きたい(持っていなくてはならない!)
って思っていたのだけど、このSACDは通常よりもかなり高くて、
機会をうかがっていたのだが、そのときが来たのである!
今日は仕事で横浜に出たので、レコード店に寄ってみたのだが、
「掘出し物」コーナーに「SACD」の場所ができて、発見!
迷わず手に取った。やったね。他にも欲しかったものが。
セミヨン・ビシュコフ指揮ケルンWDR交響楽団による
ショスタコーヴィチの交響曲第4番。同じく第11番。
マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウの
プーランクの「グロリア」、オネゲルの交響曲第3番。
ビシュコフのもSACDなので、普段はかなり高い。
いい買い物をした。大喜び。

早速エッシェンバッハの抒情交響曲を聞いている。
音の広がり、濃厚に雄大でこれは素晴らしい。
ベルリンフィルにはマゼール盤があり、
ウィーンフィルにはシノーポリ盤があるわけだが、
たしかマゼールは引き締まった仕上がりで、
傾向としてはシノーポリの方なのだろうけど、
シノーポリは世紀末ウィーンの空気を色濃く出して、
もっとどろどろとした印象だったり、
熟れた果物の香りが強烈に漂ってきそうな
なぜか、そんなイメージがあるわけで、
こちらはそれほど世紀末的なムードに浸るのではなく、
何となく、ハリウッドに渡ったコルンゴルドの音楽を聞いているような
エッシェンバッハ流の音世界が創造されているのを感じる。
細部をモザイク状に描き出していくというよりは、
もっとスケール雄大に巨大な全体像が目の前に広がる。
この作品はマーラーの大地の歌を継承しており、
しかしここでは、全7楽章が連続して演奏されるのであり、
特にエッシェンバッハの場合には音の連なりが美しく、
こんなにも豊かな表情で音楽が語りだすなんて、ちょっと驚き。
ツェムリンスキーの音楽は、色濃く美しい作品ではあるけれど、
このように身近な存在に感じられてしまうのは、本当に驚きだ。
エッシェンバッハに聞かされてしまう。引き込まれる。

CAPRICCIO 71 081

「クリストフ・エッシェンバッハ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

|

« エリアフ・インバル 8 | トップページ | ロンドン交響楽団2006/2007 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/15569814

この記事へのトラックバック一覧です: パリ管弦楽団2004/2005:

« エリアフ・インバル 8 | トップページ | ロンドン交響楽団2006/2007 »