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2007年7月 7日 (土)

ラン・ランとエッシェンバッハ

ラン・ランの最新盤でベートーヴェンのピアノ協奏曲。
その演奏を聞く前にボーナスDVDを観る。
レコーディング風景やラン・ランのインタビュー。
私の大好きなエッシェンバッハもいろいろしゃべっている。
このDVDは面白い。付録にしては、完成度が高い!

フィラデルフィア管弦楽団の来日公演で
ラン・ランとエッシェンバッハの共同作業は、
自分の目で見て、よく知っているが、
このDVDを観ていても、互いに理解しあい、
音楽的にしっかり結びついて、
良い関係にあることが伝わってきた。
レコーディング風景の映像はすごくいい。
楽しめるし、このふたりがまた絵になっている。

ラン・ランがベートーヴェンの作品について、
演奏を交えつつ、語っているが、この映像も興味深い。
ラン・ランは演奏のときにピアノから完全に目を離して、
体も客席の方に向けてしまって、
どこを見ているのかわからないような
不思議な表情をして弾いていることがあるが、
(そのとき何とも幸せそうな顔をしている)
そこにはラン・ランの世界が広がっていて、
ベートーヴェンと交信しつつ、それを感じながら演奏している、
どうもそうらしいのである。というのを私は感じたのだけど。
ある程度、スコアの領域は超越してしまって、
完全に音楽的な部分、感覚的な面においてである。
やはりそういうところは、ラン・ランはちょっと特殊ではないだろうか。
天才的でもあり、ときにやりすぎ?って感じるのはそういうところ。
でもラン・ランは自分の方法で好きにやってくれた方がいい。
それがなくなってしまったら、つまらなくなってしまう。
そういうのが嫌な人は、きっと聞いていないのだろうし。

あまり関係ないが、収録風景の映像で
後ろの方に調律のファブリーニさんらしき人が映っていて、
もしかしたらこのラン・ランが弾いているピアノ、
楽器を提供しているのか、調律もしているのか、
何らかの形で関われているのかもしれない。

もうひとつ、このCDをきっかけにして、
エッシェンバッハはDGに復帰してほしい!
ラン・ランとの共演という点では、
確実に今後も続編はあると思うのだが、
エッシェンバッハのCDとして、交響曲など、
それがベルリンフィルやウィーンフィルとだったらさらにすごい!
DGならば、それを実現させてしまうだけの力があると思うのだが。
DVDの最後にラン・ランとピアノ連弾をしているが、
そちらの可能性もありそうだ。企画としてもいいと思うけど。

DG 00289 477 6719

「クリストフ・エッシェンバッハ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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