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2007年8月12日 (日)

カラヤンの1980年代 6

カラヤンの晩年のチャイコフスキーで
ウィーンフィルを指揮した「悲愴」を聞いたので、
今日は続いて第4番を出してきた。
この1984年のチャイコフスキーの交響曲録音では、
「悲愴」が抜きん出て名演であり、比べると
第4番、第5番はそれほどでもないような印象なのだが、
久しぶりに聞くと頭にあるイメージよりは
ずっといい演奏のようにも感じられて、
しかし何となく思ってしまうのだけど、
カラヤンの老いをウィーンフィルが気迫で
必死にカバーしようとしているような…
第1楽章など壮絶な迫力なのだが、
力で押すのが、どうも一本調子な仕上がりであり、
ウィーンフィルは気合を見せているけれど、
肝心のカラヤンがそれについていけていないような。
という点では、第3楽章のピチカートと管楽器の掛け合いなど
かわいらしくて、そういう方がいいのである。
第4楽章も壮大な盛り上がりで、そこは素晴らしいのだが、
どうもウィーンフィルの音色がいつもの美しさではない。

DG F35G 21036

この数年後にウィーンフィルは、
ドホナーニと第4番を再録音しており、
当時、私のお気に入りのCDだったのだが、
久しぶりに聞いてみたくなってきた。

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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