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2007年8月30日 (木)

オトマール・スウィトナー 7

スウィトナーのベートーヴェン交響曲全集から
昨日に続いて、今日は交響曲第4番と第5番。
第4番のこの演奏は久しぶりに聞いているけれど、
今の感覚からするとやはりテンポが遅い。
しかし内からあふれ出る躍動感、運動性、
スピード感覚に関係なく、気持ちのいいベートーヴェンである。
明るい音色も作品にぴったりですごくいい。
そして第5番だが、こちらははじめて聞いているが、
第1楽章の柔らかい弦の表情にはちょっと驚いた。
激しい演奏は他にいくらでもあるが、
こんなにも細かい動きがしなやかなのは聞いたことなくて、
斬新さは求めないけれど、すごく新鮮な気持ちである。
第3楽章などでも、スウィトナーは
立体的な音響を構築しようというのではないのだけれど、
極めて音楽的な方法で、結果として、
空間の奥行きが豊かに表現されているのは素晴らしい。
第3楽章のスケルツォを繰り返しているのはこの演奏の特徴。
ノリントンもスケルツォで反復を採用しているが、
スウィトナーのこの時期には珍しかったのかも?

DENON COCQ-83984/9

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