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2007年9月 6日 (木)

エリアフ・インバル 12

インバル指揮フランクフルト放送交響楽団による
シューマンのシリーズで交響曲第2番。
後半は新ウィーン楽派の作品が組み合わされており、
ウェーベルンの大オーケストラのための牧歌「夏風の中で」、
シェーンベルクの室内交響曲第1番という選曲。
これは最高の一枚だ。すごく気に入った。
こういうシューマンは大好きである。
基本的には爽やかな響きで快適な演奏。
インバルはシャープに端整な音楽を目指しているようだが、
鮮やかなコントロールと個性を押し付けない
丁寧な音楽作りに私は惹かれる。
第2番の交響曲は、過度に感情移入する演奏もあるのだが、
そちらを否定するのではなく、しかしその対極にあるような
心地のよい客観性とバランス感覚、インバルは見事である。
そして後半のウェーベルンとシェーンベルクがさらに魅力的で、
「夏風の中で」など、作品のもつ美しさ、明るさが輝いて、
そして同時にインバルがきちっと音楽をまとめ上げていく、
なんと見通しのいい空間。心地よいのである。
シューマンの後に新ウィーン楽派というのがいいのだ。

DENON COCO-70821

「エリアフ・インバル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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